裸足-hadashi-

子供たちが小さかった頃は子供の面白ネタ。デカくなった今では、日々のおかしな出来事なんかを書いてます。

もう、生きてりゃいいのさ!

2010-07-12 08:47:21 | こどもの発言
先日長男の保護者会で、
集まった保護者が端から順番に、
我が子の1学期の様子について語る時間がありました。

みなさん、初めての期末テストにまつわるあれこれをお話されていましたが、
私はもう『期末テスト』の話なぞ、耳をふさいでアー!アー!と叫びたい、
記憶の彼方へ押しやりたい。

私の番になって、
「学校へは楽しく通っています。言いたいことがありすぎて、
この場では話しきれないのでやめておきます。
もう最近では、元気で生きてればいいか、、、というところです。」

と、言いました。

もう長男のいいかげんぶりには疲れ果て、
正直!生きてりゃいいか!という心境です。


次の日、友達が『ああ息子』という本を貸してくれた。
息子を持つ母や父の実際にあった話の投稿を、
毎日かあさんの作者が編集したもの。

この中に、こういうのがあった。

『息子を育てているうちに
 子育てのこころざしが
 異常に低くなってる
 事に気づく。 
 死ななきゃいいとか。』

これにはゲラゲラ笑ってしまった。
「あはは~!昨日言ったよ!まさに、昨日言ったよ!」

他の話もおもしろかったw
家にくらべりゃ、まだまだだな~というものもあれば、
「おおおっ!これはっ!」と
そのご苦労を讃えたくなるものもたくさんw





その夜、さてもう寝るかなーという夜中の12時すぎ。
面白い本読んだよ~と、旦那に、
「もう息子が40代とかになってるお母さんがさ、
 『愚息はいつまでも笑える』って言ってたよw
 ネタとしては使えるよね、あほな子どもって!」と
話していた、まさにその時、
寝室で寝ているはずの長男がいつの間にか背後に立っていて、
寝癖のついた頭で目をこすりながら、
ちょっと怒った口調で、



長男:「24番が無い

私: 「Σ(・Д・*) 24番

長男:「24番がっ無いのっ

私: 「な、なんの?」

長男:「テープの

私: 「テープって、カチッカチッてやるやつの?
    (その日、グランマから、DYMOっていう、
     テープにエンボスでアルファベットを打ち出せる
     装置をもらったので。。。)」

長男:「違う。。。。。 25番が無い

私: 「え?24番は?」

長男:「あったの25番がないと組み立てられない
    今日もらったやつが


と、寝ぼける長男をみて旦那と私が「ケッケッ」と笑っていると、
長男はスタスタと洗面所にいって水を飲んで寝てしまった。



その日はグランマの家で、
DYMOというネームシールを作る装置と、
英会話が自然に身に付くっていうCDと
(りょうちゃんがやってるやつじゃないやつ)、
自分専用のCDデッキと、
壊れたふるーいボイスレコーダー
(留守電のカセットテープのような小さいカセットを入れて使うやつ。)
をもらったのである。

DYMOはかれこれ30年ものくらいだと思われるが、
まったく不備なく使える状態だったので、
次男がさっそく自分と友達の名前と、その背番号を打って遊んでいた。

24と25はその背番号。

壊れたボイスレコーダーは、動かすとテープが中でからまり、
長男はそのボイスレコーダーや絡まったテープを
なんとかしようと格闘していた。

そんなこんなが入り交じった、あの『寝ぼけ』だったと思われるが、
翌朝本人はまったく覚えがなかったらしい。