大移植手術

雪、ところどころ残っていて、
つるっつるに凍ってましたね。


次男が滑って転んだらしく、
膝をすりむいていた。


受験生なので、
もしも化膿したりしたらあかーん！と、
お高いキズパワーなんちゃらを買ってきた。


そして、夜になって次男が、
「これなおせる？」




ぎゃー！
















そりゃ、そうでしょう！
それだけすりむいてるんだから、
そりゃーズボンも破れてるでしょうよ！




これから受験で面接もあるし、
そのあとは卒業式もあるし。


しかし、ここであと2ヶ月もないのに
新しいズボンは買えません。


そこで、
キリリ！と老眼鏡をかけ、


破れを観察し、
どのようなオペになるか
じっくり検討。




どうやったらキズが一番目立たないか？！
まったく目立たない同じ色の糸などない。




まず、ズボンの裾の上げをほどいて、
内側に折り曲げられていた部分から、
破れより少し大きい四角を切り取る。


それを裏から当てて縫う計画。


同じくズボンの裾の切りっぱなしの部分から、布の横糸の繊維を一本抜き取る。
長さはズボンの裾巾しかないので、
さらに何本か抜き取る。


そのズボンの繊維で破れを縫いました。




で、こちら、










まあ、なんとか、
鼻水でもついたかなくらいにはなりました。


久しぶりに、すごくコンをつめた作業で、
最後にズボンにアイロンもかけると
ぐったり。


器用なお母さんで良かったろ？




私はお料理が大嫌いで、
いつもいやいや作ってる。
かなり本気で嫌いなのである。


「ママの料理には愛情なんて
ひとかけらも入ってませ～ん」


とよく言ってます。


しかし、ここには愛がありました。
料理より、お裁縫のが好きなんですよ。






さて、おにいちゃんが、
なんと18歳になりました。


18の誕生日のプレゼントは、
コーヒーのお道具。


手でぐるぐるするミル、
ドリッパー、
細口ケトル。


昨日は高い豆を買ってきて、
自分で挽いて飲んでましたよ。


細口ケトルでチョロロ～～とお湯を注ぐ姿が、花に水をやっているかのようで
なんだか可愛い。
こうやってコーヒーを入れるという作業は、スローライフで優雅だなー。
私は落ちていくのを待ってるのがもどかしいセッカチさんだからな。



長男はコーヒーにもこだわりがあって、
この前は、テイクアウトにもかかわらず、
一杯800円もするコーヒーを
お飲みになってましたよ。


まあ、調理の学校だけに、
バリスタの授業もあるみたいだし、
違いがわかる男なのね、きっと。
（ダバダ～ダバダ～～～）

私は、セブンイレブンのコーヒーが
うめえ！充分！
と思ってるクチです。