往診して下さって先生の紹介状の内容は
全くわからないままですが
最初に診察して下さった先生は総合内科でした。
母としては 我が家からの移動と 待ち時間の辛さで
一段とふんにゃりとなり 寝ているのか起きているのか・・・・
先生の呼びかけにも反応しませんでした
色々な質問の後
まずは 血液検査と CT検査をうけました。
血液検査の結果
一言でいえば 水分不足
人の体は 水分が不足すると
老廃物は排斥されません
不要な菌ばかりがうようよしてきます
肝臓も腎臓も そのたもろもろ が ぼろぼろ
CTの結果
さほど心配な点はありませんが
ひとつ 気がかりなのは 胃です。
なにかが 出来ている気配がしますが
それは 胃カメラを取ってみなければわかりません。
『せんせい・・・ご飯も喉を通らない母にカメラが飲めるでしょうか?』
「あ~だいじょうぶですよ^^ 今は寝ている間に 撮れますからね
お母さんが 口さえあけて下されば大丈夫です。」
「あなたはどうしたいですか?」
『先生!たちまちは 楽になるように点滴などしていただけないでしょうか?』
「うん。点滴ねぇ いますぐやれることはそれですけれど
点滴を始めるという事は 延命治療が始まるという事ですが
それでも よろしいですか?」
「これくらいのお年になると 点滴すれば少し楽になりますが
点滴を止めれば 元に戻ります。
だから 点滴もし続けなければいけなくなります。」
『・・・・・・』
「延命治療に賛成ですか?」
『いいえ 延命治療は やらない方針ですが 楽にはしてやりたいのです…』
「よし!それじゃ~胃カメラ検査を明日するとして
二泊三日の入院と決めましょう」
ここで看護士とのやり取り・・・
『せんせい 母は夜が来ると ひとりごと喋りつづけるかもしれません
認知で 幻視幻聴がひどくなっているのです・・・・』
「おーそうかぁ じゃ~認知検査も必要だねぇ
部屋は 認知症患者の部屋にしておいた方がいいねぇ^^」
その後 お昼時にもかかわらず 認知症の先生が簡単な診察をして下さり
お部屋がやっと決りました。
閉鎖病棟・・・・・・
2018年6月 カマキリの乗った 白い紫陽花