自治会町内会、その他昭和思考の愚考

タイトル通り昭和時代の時代遅れ思考を考え結果として現代社会生活にどの様に悪影響を及ぼしているかを書き留めたいと思います。

死人が出てから動く行政

2011-05-05 22:41:15 | 日記

いつもこう。
どんな事故でも事件でも何でもかんでも犠牲者が出てから動く。

牛生肉は生食用でないと自分らでガイドライン出したと言いながらも現実社会では業界が流していたと責任逃れ。挙句の果てに生食の場合のトリミング加工方法を示唆するって矛盾してない?。

O-111がどこで付着したかどうかと言うのも重要事項だがそれよりこのリスクハザードの緩さは一体何なんだろう。他業界にも同じ様に「業界の申し合わせ」だけで綱渡りしている事項もあるんじゃないのかな。
役人の給与=対価って一体幾らが妥当なんだろうね。いつも考えさせられるよ。


生肉販売に罰則ある基準創設へ ユッケ食中毒受け厚労省(朝日新聞) - goo ニュース
2011年5月5日(木)20:04

 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」(本社・金沢市)の集団食中毒を受け、厚生労働省は5日、罰則のある食品衛生法に基づいて、牛肉を生食として販売する際の基準を新たにつくると発表した。基準ができるまでは、生肉を出している飲食店への監視指導を強めるとして、緊急的な立ち入り調査の実施を都道府県に要請した。

 牛肉などの生食については厚労省の衛生基準があるが、強制力がないため飲食店の独自の判断で客に提供しているのが実態だった。


業界の申し合わせというが・・・

2011-05-05 10:10:27 | 日記

業界の申し合わせと言えば良い言い方、乱暴な言い方すれば談合である。今回の焼肉屋事件はお役所ルールでは牛生肉は加熱処理するようにとの指針が有るにも関わらず小売店や流通側で「お客のニーズがあるからお店や卸業者の判断で・・・」と言う業者側に都合の良い判断で運営されており無法地帯と同じなのである。よく一般的に業界の申し合わせ自体は大変保守的でお客の方向を向いていないと思われがちだが今回の事件から解る事は焼肉業界では間違った顧客第一主義に走ってしまったようだ。

最近の事件事故全て共通している事だが過去の高度成長期に未来に希望を託しスローガンや権力などで構築されてきた事柄のつじつまが合わなくなったり寿命を迎えたりして破綻してくる例が余りにも多すぎるのではないだろうか。もはや権力や金で捻じ伏せる時代は終わったのだ。これからは真実に基づいて基本設計しそこから構築する計画的社会を作らないと馴れ合いで皆同じと言う思考を持ち続けている日本国民は同じ事の繰り返しをする事になると思う。

焼き肉店の集団食中毒、4人目の死者(読売新聞) - goo ニュース

2011年5月5日(木)09:18

 焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、富山県によると、同県砺波市の砺波店で食事をして重症となっていた県内の患者が5日死亡した。

 一連の食中毒による死者は、4人目。