今回の海水注入の言い訳としてのストーリーなのかあるいは事実なのかわからないけど事実なら現場だけで成り立っていると言う事。こういう会社や企業が最近めっちゃ多い。商社部門は金勘定のみ。商品やサービスそのものに関して商社部門は現場に丸投げ。東電もこんな構図じゃないのかな。民間で銀行屋が頭取ってる企業だと金勘定しかコンサルできないからこんな形になるけど政府機関の東電がトップダウンでトップは何も把握していない事を認めた事と同じだ。
自治会も役所の手足として動いているからこの形に凄く近いのではないのかなぁ~。お役所日の丸、自治庶民は四苦八苦なんて構造、似ていると思いませんか?
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110526/dst11052622320038-n1.htm
「本店に盾突く困ったやつ」 福島第1原発の吉田所長
2011.5.26 22:29
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東京電力福島第1原発の吉田昌郎所長(東京電力ホームページから)
東京電力福島第1原発の事故収束で2700人の作業員を束ねる吉田昌郎所長(56)は昭和30年、大阪府出身。菅直人首相(64)と同じ東工大で原子核工学を専攻し54年、東電へ入社した。通商産業省(現経済産業省)も内定していたが、大学の先輩の勧めで東電を選んだという。
身長180センチで学生時代はボート部に所属し、社内の評価は「豪快」「親分肌」。原子力技術畑を歩み昨年6月、所長に就任。第1原発での勤務は4回目となった。原子力委員会の専門委員で4月に第1原発を視察した独立総合研究所の青山繁晴社長(58)は東電社員から「自信過剰」「本店に盾突く困ったやつ」との評価を聞いたが、「あの官僚主義から抜けきれない東電にあって、気骨のある人物。現場を知らない本店に口答えをするのは責任感の表れだ」と話す。
青山氏が「余震で津波が押し寄せた場合どうなるのか」と問うと「致命的だ」と包み隠さず答える誠実さを持ち、堤防設置などの対策をすぐに打ち出すスピード感もあったという。
元同僚は「発電所のことは自分が一番知っているという自負があるのだろう。それがときには頑固に見える」。東電幹部は「大変なご迷惑をかけたことに違いはないが、事故が今の状況で済んでいるのは吉田の存在も大きい」とかばった。