Twitterアカウント「南雲香織」は、
「公開 2023年1月1日
ワクチンデマを大量拡散… 謎の女性インフルエンサーは実在しない「AIアイコン」だった。ツイートには多数の不自然な点も」
という報道を作り出すためのアカウントだったのでしょう。
この報道の書き手は、
#籏智広太 「はたちこうた」( Kota Hatachi ( @togemaru_k )。
元旦の特ダネとしては、注目されやすいでしょう。
しかし、、、
2021年6月10日
独立行政法人経済産業研究所
「武漢ウイルス研究所流出説、海外で再び広がる…ファウチ所長のメール公開、風向き変わる」(藤 和彦 コンサルティングフェロー)
「武漢ウイルス研究所流出説、海外で再び広がる…ファウチ所長のメール公開、風向き変わる」(藤 和彦 コンサルティングフェロー)
中国・武漢ウイルス研究所流出説の信憑性が、ここに来て急速に高まっている。英ロンドン大学のダルグリッシュ教授とノルウェーのウイルス学者のソレンセン氏が「新型コロナウイルスは実験室の操作でしか得られないユニークな痕跡を発見していた」ことが5月下旬に明らかになった。「ウイルスのスパイクに正電荷のアミノ酸が4つ並ぶ」という自然界には存在しない配列が見つかった
新型コロナウイルスからCGG-CGGという組み合わせの塩基配列が発見されたが、このような塩基配列は自然界では存在せず、ウイルスの感染力を高めるなどの実験を行う際に人為的に注入されることが多いとされている。
コドン表(高校生物の教科書にも載っている)によると
CGG はアルギニン。
塩基性が最も高いアミノ酸。
たとえるならば、、、新幹線の一車両全員が力士。
最初に問題になったのは、昨年1月末に知り合いの研究者から「問題のウイルスは自然に変異したとは考えられない異常な特徴がある」とのメールを受け取ったが、ファウチ氏はその事実を明らかにせず、むしろ「ウイルスは動物から人に感染した」とする自然発生説を強調するようになった。
こういう矛盾は、
科学的知見を横に置いても見つけることができる。
さて、
南雲 香織 - Kaori Nagumo
@nagunagumomo
のツイート数は莫大。が、現在確認できる最初のツイートは、
峰宗太郎先生!@minesoh 以下の本を読みました!
— 南雲 香織 - Kaori Nagumo (@nagunagumomo) April 2, 2022
通常のワクチンとは異なり、これは遺伝子治療。安全性は治験を停止してもおかしくないほど有害事象が出ている。全てを開示すると打つ人は減る。
素晴らしい警告だと思います。私も微力ながらワクチンの有害性について発信していきますね! pic.twitter.com/GeiLMO22H5
幾つかの特徴が表れています。
男性の報道関係者の筆ならば、しっくりくる。
で、フェイクニュースメーカーの文面を眺めると、
アカウント開設日は「2015年3月」と表示されているが、フォロワーとのやりとりが始まっているのは2022年2月19日だ。いまのIDで、それ以前の他者からのリプライは確認できず、7年の空白があることになる。
安保法制反対の声がTwitter上に溢れていた当時、
数年間、放置されていたアカウントが、
安保法制反対の声
を上げていた例は、多々見かけた。
開設当初からフォローしている17のアカウントは、いずれも2021年12月に開設された、フォロワー0、投稿もほぼされていない海外アカウントだった。
を見る限りフェイクの記述。
投稿の大半が「○時○分00秒」となっていることも特徴的だ。詳細に分析したユーザーからは、「予約投稿」ではないかとの指摘も
予約投降≒悪、という誤導。フェイク作りの特徴。
いずれもユーザーがSNSに触れやすい時間帯を狙った投稿
SNSに触れやすい時間帯を狙う≒悪、という誤導。
フェイク作りの特徴。
女性の顔写真を用いているが、前述の通りこれは実在しない人物をAIが描いた写真
この世に実在しない人物の図画をアイコンとする者は、珍しくない。
肖像権周りのごたごたを避けるなら、手を加えた図画を使うも一計。
ツイートへのリプライのかたちでも改めて取材をお願いしたが、その直後にブロックされ、連絡は途絶えた。このアカウント側の主張を記事に反映させるため送った質問に回答を得る手段は、先方の意思で断ち切られている状態だ。
取材の名の下に繰り広げられる暴力
に直面した者ならば、避ける一択。
好戦的な当方であっても、
「連絡を取らないように」
と助言する状況。
籏智の「前科」