「落ちこぼれっ子英才塾」(山内義一 )
という書籍にて、
幼少の頃からTVばっかり見せていた子たちの
悲惨な状況
が多々、登場する。
この場で紹介するも耐えがたい状況。。。
私たちの小児科では子どもたちに心のワクチン!子どもたちにメディア・ワクチン!啓発活動を展開しています。現代の日本では、新たな子どもの社会的問題が次々と登場しています。その背景には、テレビ・ビデオ・ゲーム・スマホなどの非現実的映像への長時間接触があると考えられています。現実世界を離れての時間が行き過ぎると、現実世界の中で直接お顔を合わせての空間と時間の中でつくられる親子の絆(人間の絆)の形成が障害されるからです。その結果として、「自分の気持ち」を伝える言葉や、「ほかの人の気持ち」を感じる力の発達が障害され、人間として生きるために必要な力が育たないためと考えられています。
少年事件を扱ったことある方々ならば、頷ける内容。
ただし、
「親子の絆(人間の絆)」
ではなく
「信頼関係形成能力」
ですけど。
取り調べにおけるラポール形成とも関わってくる能力。
「現実世界を離れての時間が行き過ぎると」
子たちが描く絵にも、表れている。
「人と家と木を描いてー」
に対して
近年、
家より大きな巨大な人が、木を引っこ抜く絵
が出現。
House-Tree-Person test
の仔細(例えば https://core.ac.uk/download/pdf/59286739.pdf )を知らずとも、
「ヤバい」
と気付ける。
ところが、、、
などと書き立てることで、
スマホやテレビとの長時間接触を肯定。
広告料収入の為ならば、子の未来を破壊しても気に留めない、
というマスメディア側からの宣戦布告……
男性が描かれていない
を主軸に置くならば、
育児から男性を締め出したコンテンツへの指弾であることを、記事タイトルで明示すべき。
ちなみに、周産期検診や乳幼児検診にて、
医療従事者たちが目にする姿は、
子に構うことなく
スマホ操作する婦人たち。。。
「悪い影響」を与えるという断定的な表現
「落ちこぼれっ子英才塾」(山内義一 )
にて紹介された
悲惨な状況
の一つは、
三菱銀行北畠支店人質事件の犯人が十代の頃、
家裁審判(強盗殺人事件)で指摘された特徴と地続き。
いかなる者も、
周囲の環境からの影響を絶無とすることはできない
(80年代の哲学界から、指摘されていたこと)。
孟母三遷の教えを引き合いに出すまでもなく、
子の環境を整える作業は、
子の周囲にいる者(父母を含む親族に限らない)の役割。
この記事がその一助になってほしい。