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講書始の儀は、「知の鮮度」偽装? 十年以上前の知見を講義? 学士会会報を購読しましょう。

2023-01-18 19:27:47 | 学士会


今年の進講者とテーマは、深沢克己・東京大名誉教授(73)=西洋近世史学=の「地中海交易と『離散の民』の商人たち」▽今田高俊・東京工業大名誉教授(74)=社会学=の「自己組織化の時代―持続可能な社会のために」▽広川信隆・東京大名誉教授(76)=分子細胞生物学=の「生命の要、分子モーター、細胞内のミクロの運び屋」。 

分子モーターの類は、
当方が法学部一回生の頃、
ライフサイエンス系の科目で習った。

ていうか、
二本足で歩くかのような「運び屋」の姿を、
電子顕微鏡写真で見た。

「こんなん、ありまっせ」
的な感じで。

892 平成 2401 (2012-01-01)
「分子機械」とは何か―分子組織体への研究展開―    新海征治

學士會会報918号 平成28年05月 (2015-05-01)
高分子認識、物質科学と生命科学との間─要素還元から統合システム化へ─
原田 明

自己組織化の類は、
工学系でも、経営系でも、馴染み深い存在。
何を今更…… 

學士會会報885号
平成 22年11月 (2010-11-01)
『「自己組織化」のあれこれ 』(國武豊喜)


學士會会報895号そして、、、

平成 24年7月 (2012-07-01)
にて

「地中海」特集

を打っていました。

ちなみに、学士会会報には、
文仁による講演録が掲載されたこと「は」あります。

學士會会報889号
平成 23年7月 (20110701)
鶏のビオストーリー(二月特別講演)    秋篠宮文仁

一方、
徳仁・雅子は、
学士会会報に対して
講演も寄稿もせず。

講書始の進講者
の面々とテーマを眺めると、
21世紀に入った頃から、
無理が出始めている事に気付けます。

まず、
人文科学・社会科学の区分が、形骸化。
(法学者が人文科学の枠だったり、社会科学の枠だったり……)。
また、旬を過ぎた学者が登場する傾向。

例えば、
2001年にノーベル化学賞を得た野依は、2005年に進講。
佐々木毅は、2005年東大総長を退任。その六年後、2011年に進講。
2008年にノーベル物理学賞を得た小林誠は、2014年に進講。
そして、
2008年に東大を退官した
「皆様ご存知、会社法の大御所」
江頭憲治郎
2019年に進講。
ちなみに、2019年は、
村中璃子と縁の深い本庶佑も、進講

……わざわざ儀式張ったパフォーマンスをするよりも、
淡々と放送大学を受講した方が、ベタ―。
大抵の大御所さんは、放送大学で教授をされていますから。

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