心のままに・・・

実体験をもとに小説仕立てでお話を書いています。
時々ひとりごとも…

あの日見た夢・・・22

2018-02-27 11:26:50 | あの日見た夢


気持ちいい

直が気持ち良さそうに伸びをしている

眩しい

美しい人はいつ見ても

どこで見てもやはり綺麗だ

海に太陽が反射して

ますます綺麗に見える

わたしはそんな姿に見とれていて

何が起きたのかわからなかった

大きな犬が何処かから駆けてきて

なおに飛びついた

きゃ

と、驚いたかと思うと

犬と一緒に駆け出した

なお!走ったりして大丈夫?

わたしが声をかけたとほぼ同時に

ごめんなさい!大丈夫ですか?

少し遠いところから大声で叫びながら

男性が走って来た

私のそばまで来ると少し息を弾ませて

噛んだりはしないけどアイツデカイから

驚かしてしまったでしょ

ごめん

リックの奴 女の子が好きだからな

そういいながら

リックという大型犬とはしゃぐなおのもとへ

走って行く

わたしも慌ててそちらの方へと

走り出した

この辺りでは見かけないよね

何処から来たの

そう聞かれて、ナイショ

と、楽しそうに話す 直

よかった、いつもの元気な直だ

今朝まで病院にいた人には到底見えないだろう

その日は、平日だったこともあり人も少なく

飛びついて驚かせたお詫びに

と、その人が案内してくれた宿に

急遽泊まることとなった





あの日見た夢・・・21

2018-02-22 10:37:43 | あの日見た夢
今日は朝からいい気分

直が退院する

暖かい季節から暑いと感じる季節へ変化している

じっとしていても汗が出る

こんな日はガンガンクーラーが効いた部屋で

ビールをぐいっと・・・

あ、直はしばらく飲めない

私が一人で飲もうものなら

何が飛んでくるかわかりやしない



片付いた病室のベッドの上に

あぐらをかいて座っていたなお

わたしをみつけるといつものきれいな笑顔で



今日は海が見たいよ

海まで連れて行って

そんな・・・突然言われても

車なんてないし、第一運転できないし

相変わらずわがままは健在で

いつもの直に戻っている

安心したし何とか海行きを実現してあげたいと思った



車で海まで連れて行ってくれそうな人を

考えた

そんな人は、思いつかず

どうしたものやら頭を抱えて座り込む


電車で行こう

車窓から見る景色もいい季節

車がいい

と言うなおをなだめながら

駅までは、タクシーで向かう為

病院前のタクシー乗り場へと

2人並んで歩きだした