海が恋しい~
毎年、梅雨の頃になると無償に海に行きたくて、行きたくて、たまらぬ~。海に潜り、あのサザエやアワビに会いたい。
私の小さな家の裏庭には、毎年採れたサザエの殻が山積みになっており、それを見る度ニンマリ。でも一体どうして、これほどまでに海が恋しいんだろう???周りの女性に聞いてみると海なんか行きたくないし、あの潮風に当たっただけで気分悪い~なぞ、おぞましいことを、のたまう奴もおる。
私は海に行って、例え何もしなくても、朝から夜まで一日ボォーッと波や風や太陽を飽きることなく見ていられる。日々の悩みや会社での出来事等、何にも考えず、ただ、ひたすら海を見ていると、どんどん心が浄化されて癒されていく。人間って大自然を前にしたら どれだけ小さいのか・・・ちっぽけな事で悩んでいる自分がバカらしくなってくるから不思議。
最近読んだ本に大好きな一節があった。
悩みのある人には、ぼぅっと海を見ることをお薦めします。ただそれだけで、気持ちの中に希望がわいてきます。海にはかなりのリフレッシュ効果があります。海は偉大なカウンセラーです。海水に入らずにただ見ているだけでいい。同じ水でもプールを見ていてもそんな効果は得られません。自然の海だからこそ、効果があるのです。
海は一日中見ていても飽きません。なぜなら、太陽の位置によって表情が変わるからです。朝早くの海は時計の役目をします。昼の海は生きている喜びを歌っているようです。夕暮れどきの海は無事に過ぎた一日への感謝を語ります。夜の海は希望に満ちた新しい未来を予感させます。海はまるで人の一日に寄り添うようにそこにあります。海はあなたと共に生きている。明日もあさっても変わらずにある、海という存在に気づいたとき、自分の悩みなんてちっぽけなものに思えてくるかもしれません。
きっとあなたは海を見ることで 希望にあふれた新しい一日をスタートさせることが出来るでしょう・・・。 赤羽 建美著
あ~海病になりそう・・・いや、もう重症なり。