私は「洗う」と言う行為に関しては超テキトー人間である。
友人は私の事を「野蛮人」と呼ぶ。
珍しい木の実を見たりすると何でも口に運び、食料になるのか?どうか?試してみる癖がある。
トイレに行ったら、監視されているので手を洗うけれど、誰も居ない家では洗わない。
食器洗いも私がすると2度洗いしないといけないと言う理由で息子が、担当していて私には、させてくれない。
私が、こんなテキトー人間になってしまったのは、きっと親の影響だろうと思っている。何に対しても几帳面でキチンとしなきゃ、気が済まない母親を見て来ての反面教師、それと同様、我が娘も息子も、自分の母親が超テキトー人間なので、自分は、しっかりしなきゃと、何にでも抗菌、除菌を徹底するタイプ。
・・・で、この二人は花粉症を筆頭にホコリ、ダニ等のアレルギーを持っており、大きな病気こそ、しないものの、風邪もよくひいているし、私から見れば軟弱体質。
この「洗う」という行為に関して、実は石鹸洗いも水洗いも除菌率は同じ??っというデータが出ている。
水道水のみで1分間洗うのと、石鹸を使って1分間洗うのとでは、除菌率が同等といる報告もある(東京都立衛生研究所の実験結果より)
流水洗いの除菌率 51.7%
石鹸洗いの除菌率 50.3%
外出先でも石鹸で手を洗う必要は無い。食事の前やトイレの後も水洗いで十分なのだ。風邪のウィルスや悪性菌がついていても大丈夫。
手に付いた菌、ウィルスは「通過菌」といって、一時的に付着しているだけのもので、粘膜の上でしか増殖することは出来ない。
石鹸で手を洗わなくても、菌が繁殖して感染症にかかる心配はゼロ。
手洗いの後のアルコール消毒も避けた方が良い。何故ならば、手の常在菌が死滅し、手肌がガサガサになってしまうから。肌バリアが壊れて、かえって菌に感染しやすくなってしまう。
過度の清潔志向は人の免疫力を低下させることがあきらかに、なっている。
1989年に発表された「衛生仮設」がその根拠。
人の免疫細胞は沢山の病原体と戦いながら成熟していく。家族の多い家庭や農場などで、他者の菌、自然の中の菌に触れ乍ら育つと、免疫力が高まる。逆に清潔すぎる環境で育つと、アレルギー性疾患の発症率が高まってしまう。
過度の清潔さは体にも肌にも有害。日常生活の手洗いに、抗菌剤、消毒薬などはまず必要は無い。
昔の赤ん坊は何にでも手を出し口に入れていた。今のお母さんは、除菌が命!と言わんばかりに赤ん坊の触れる物にはシュッシュッして、その挙句、子供がアレルギー体質で・・・と嘆いている。
さぁ、今日から皆で不潔あふれる生活をし、自分の免疫力を高めるために、立ち上がろうではないか!!!
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