愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

ボウリング

2018年09月09日 | 美容

うちの近所にあるボウリング場に高校生が出入りしているのを見ると、自分が高校生だった時の事を思い出す。

 

 

当時もボウリングがとても流行っていて私も学校の帰りによくやったものだ。

 

 

同級生の上手な子に、ボールの重さは体重の10分の一が目安だとか色々教えてもらった。

 

 

しかし、腕の力が無い私は、自分の体重の十分の一の重さのボールなど、とても持つ気になれず、彼の教えを無視して、楽に持てる軽いのを選んでいた。

 

 

 

一緒にゲームをやった友達の一人は、真面目な性格で、上手ではないもののスコアは安定していた。もう一人は負けず嫌いでスコアを上げるために熱心に練習していた。

 

 

 

問題なのは新しいものに異常に興味を示すが、すぐ飽きてしまう私だった。

 

 

 

やり始めた頃はスコアが百前後。大体、90か百2,30の間をウロウロしていた。

 

 

「もしかしたら才能があり、プロになれるかもしれない」と一人でほくそ笑んだこともあったっけ。

 

 

ところがボールの持ち方や投げ方が自己流もいいとこなので

そのうち、指の皮がむけたり、マメが出来るようになった。

 

 

 

勉強も同じだが、困難にぶつかると私はそれを、乗り越えようとはしないで、さっさと止めてしまうタイプである。ただ、レーンの上を玉を転がしているだけでは上手くならないに決まっている。

 

 

 

「こりゃ駄目だ」と思ったのと同時に興味も薄れて、スコアもがた落ちするようになり、とうとう、そのボーリング所のワースト記録となった4点を出してしまった。投げれば全て溝を通るボールを見て、友達も周囲の人も驚き、ボウリング場の係りの人も「わざとやってるの?」と聞きにくる始末。

 

 

 

 

普通はやれば、やるほど、上達するものだが、ボウリングに関しては全くセンスがなかったらしい。

 

 

私は栄えある4点という最低記録を保持したまま、それ以来、ボウリングからは遠ざかっている。

 

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