今まで使っていたキッチンタイマーは日本製だったが、デジタルタイプではないのに当たり前だが時間はとても正確だった。
なのに、このイタリア製タイマーは日本製の何倍も値段が高いのに時間すら正確に計れない。
おまけに段々、状態はひどくなり、一週間後には時間を知らせる音が「ジリ」だけになった。
信用できないので時計を手にじっとタイマーを監視していたこともあったが、ばかばかしくなってやめた。
結局、2週間で使い物にならなくなった。
欠陥商品なのではと腹が立ってきたのだが、万事にのんびりとして、きっちりするのが苦手な国民性の人が作ったタイマーを信用した私が悪かったのだ。
「こんなに色やデザインが素敵なのだから、少しくらい時間が違ったっていいじゃないか。小さいことは気にするな」イタリア人にもそう言われそうな気がする。
納得しつつもこれでは値段の99%がデザイン料で残りがタイマーの分ではないか。
買い物でこんなに失敗をした経験がなかった私は今後は正確さを求める品にはイタリア製を選ばないという教訓を得たものの、しばらく落ち込んだのであった。
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