私が所持しているアルバムの中から第17弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
マスター・ピーセス / ツー・ラブズの順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
1.マスター・ピーセス・バイ・エリントン / デューク・エリントン / 1. Mood Indigo 2.Sophisticated Lady 3. Tattooed Bride 4. Solitude 5. Vagabonds 6. Smada 7. Rock Skippin' at the Blue Note / デューク・エリントン楽団 1950年録音
1950年時代になるとLP化が進み、エリントンも時間的制約から解消するために踏み切った。SP盤での制約は約3分間だったので、曲の構成が濃縮されていた。本アルバムは4曲になっているが、SP盤の濃縮された構成が失われず、色彩に富んだアレンジメントで飽きのこない洗練された構成で楽しませてくれます。この時代では脅威の録音で収録されている。
2.ツー・ラブズ / デューク・ジョーダン / 1. サブウェイ・イン 2. マイ・オールド・フレイム 3. ブルー・モンク 4. トゥー・ラヴズ 5. 危険な関係のブルース Take 1 6. グラッド・アイ・メット・パット Take 2 7. ヒアズ・ザット・レイニー・デイ Take 2 8. グリーン・ドルフィン・ストリート Take 1 9. エンブレイサブル・ユー 10. ウェイト・アンド・シー 11. アイル・リメンバー・エイプリル 12. レディ・ディンバット / Duke Jordan(Piano), Ed Thigpen(Drums), Mads Vinding(Bass)
カムバックの第2弾作になるが、この頃のジョーダンはコペンハーゲンに移籍し活動を再開した。晩年の活動ではフライト・トウ・デンマークのアルバムが代表作となっているが、このアルバムも私の愛聴盤だ。9曲目のエンブレイサブル・ユーはとても快い。