カタクリの花が咲いていました。野草では早春の花の代表者です。今年は天候不順の為、一週間位遅く咲いたようです。この辺の地域は、サクラの芽が大分大きくなり咲くのを待ち望んでいます。
カタクリ(片栗)
ユリ科
【学名】 Erythronium japonicum
撮影日 2010年4月24日
【花期】 4~5月
【草丈】 10~15 cm
【和名の由来】 花の付けない片葉の葉の模様が鹿の子に似ているので「片葉鹿の子」。これが「カタカゴ」になり、さらに転化して「カタクリ」になった。また、実がクリのいがの中にある1つ1つの実に似ている事から、「片栗」と呼ばれるようになったという説もある。
【生育地・特徴など】 山野のやや明るい林の下に生える多年草。葉は長楕円形で、しばしば紫や白い斑点がある。頂部の大きい花は下向きに咲き、花弁は内側と外側にそれぞれ3枚ずつあり、花が開くと反転する。花の基部には紫褐色の模様がある。