年金暮らしの自由人

サブタイトル:自然とお酒と音楽と
私の趣味や出来事を書き込んで行こうと思っています。

私がお奨めする愛聴盤 第19弾(Jazz)

2010年04月13日 08時51分08秒 | JAZZ

私が所持しているアルバムの中から第19弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。

スリー・ブラインド・マイス  /  I Just Dropped By To Say Hello の順です。Photo_3 Photo_4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。

1.スリー・ブラインド・マイス  / アート・ブレーキー  /  1. Three Blind Mice  2. Blue Moon  3. That Old Feeling  4. Plexis  5. Up Jumped Spring   6. Up Jumped Spring   7. When Lights Are Low  8. Children of the Night  /
Art Blakey(Drums), Cedar Walton(Piano), Curtis Fuller(Trombone), Freddie Hubbard(Trumpet), Jymie Merritt(Bass),  Wayne Shorter(Sax (Tenor)) 1962年録音

ジャズ・メンセンジャーが3管編成をとったのは1961年の頃だが、本アルバムはロスアンゼルスの『ルネッサンス』で実況録音された。スリー・ブラインド・マイスは3管編成として新生面を決定付けた記念アルバムとなっています。ブレーキーは数々の名盤を残しているが、私は3管編成の時代が特に好きです。ブレーキーの鮮烈でしかも、きめ細かいドラミングが聴き物です。

2.I Just Dropped By To Say Hello / ジョニー・ハートマン /  1. Charade   2. In the Wee Small Hours of the Morning 3. Sleepin' Bee   4. Don't You Know I Care (Or Don't You Care to Know)  5. Kiss & Run   6. If I'm Lucky  7. I Just Dropped by to Say Hello 8. Stairway to the Stars  9. Our Time  10. Don't Call It Love  11. How Sweet It Is to Be in Love            / Elvin Jones(Drums), Hank Jones(Piano), Illinois Jacquet(Sax (Tenor)), Jim Hall(Guitar), Johnny Hartman(Vocals), Kenny Burrell(Guitar), Milt Hinton(Bass), Bob Thiele(Producer)

ジョン・コルトレーンとの共演で名をあげたハートマンです。録音も名高いRudy Van Gelderであるので勿論、音も良いです。1曲目の『シャレード』はオートリ・へップバーン主演で映画でも有名ですが、2、11曲目も絶品です。夜更けに、お酒を飲みながらなんてはいかがでしょう。


私がお奨めする愛聴盤 第18弾(Jazz)

2010年04月11日 10時36分22秒 | JAZZ

私が所持しているアルバムの中から第18弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
ハィ・ファイ・エリントン・アップタウン / ウエイ・イット・ワァズの順です。Photo Photo_2

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。

1.ハィ・ファイ・エリントン・アップタウン / デューク・エリントン / 1. スキン・ディープ 
2. ムーチ  3. A列車で行こう  4. バーディド  5. ビフォー・マイ・タイム 
/ デューク・エリントン楽団  1951年、1952年録音

1951年の3月に至宝ジョニー・ホッジス、ローレンス・ブラウン、ソニー・グリアーの3人を一度に失ったエリントン楽団は、空前の危機に陥った。直ちにウィリー・スミス、ファン・ティゾール、ルイ・ベルソンをハリー・ジェームス楽団から引き抜いて、没落をくいとめた。ウィリー・スミスは間もなく退団するが、ルイ・ベルソンは暫く腰を据えた。1曲目のスキン・ディープはルイ・ベルソンのドラムワークがすざましい。

2.ウエイ・イット・ワァズ/ アート・ペッパー /  1. I Can't Believe That You're in Love With Me   2. I Can't Believe That You're in Love With Me  3. All the Things You Are4. All the Things You Are  5. What's New?  6. Tickle Toe  7. Man I Love  8. Autumn Leaves  9. Way You Look Tonight /Art Pepper(Sax (Alto)),  Ben Tucker(Bass),  Dolo Coker(Bass),  Dolo Coker(Piano),  Frank Butler(Drums),  Gary Frommer(Drums), Jimmy Bond(Bass),  Jimmy Cobb(Drums),  Paul Chambers(Bass),  Philly Joe Jones(Drums),  Red Garland(Piano),

ペッパーは数々の名盤を残しているが、私の最も好きなアルバムの一つです。本アルバムは録音日が異なる寄せ集めた盤です。リズムがよければイマジテイブな演奏を聞かせてくれるし、スローなテンポでは美し過ぎるほど絶妙なアドリブを聞かせてくれます。


私の好きなアーチスト(クリフォード・ブラウン)について(第六弾)

2010年04月09日 09時26分14秒 | JAZZ

LP、CDを合わせると、16枚程度所持していて、好きなトラッペッターの一人であるクリフォードブラウンについて簡略的に触れてみます。Photo Photo_2 Photo_3  Photo_7 Photo_8

 

 

 

クリフォード・ブラウン(Clifford Brown、1930年10月30日 - 1956年6月26日、25歳没)は、アメリカ合衆国のデラウェア州生まれ。ジャズミュージシャン(トランペット奏者)。ハード・バップ期初期の卓越したプレイヤーであり、ドラマーのマックス・ローチとのバンド活動は高く評価され、『ブラウニー』の愛称で親しまれている。その艶やかな音色からファッツ・ナバロの再来とも呼ばれた。

父が持っていたトランペットに興味を示し、12歳の頃から吹き始める。学生バンドなどで演奏活動をしていた頃、ディジー・ガレスピーに出会い、本格的にジャズ・ミュージシャンを目指すようになる。

フィラデルフィアを拠点に活動していた頃、チャーリー・パーカーと共演。チャーリーはクリフォードの演奏に感銘を受け、アート・ブレイキーにクリフォードを推薦した。1953年、J・J・ジョンソンと共演。同年、アート・ブレイキーのサポートを得て、初のリーダー・セッションを行う。

1954年2月21日、ニューヨークのジャズ・クラブ「バードランド」で、アート・ブレイキーを中心に行われた歴史的セッションに参加。この模様は『バードランドの夜』というタイトルでレコード化された。同年、マックス・ローチと共にクリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテット結成。多くの名演を生んだ。

1956年6月26日、リッチー・パウエル(バド・パウエルの弟)の妻、ナンシーの運転する車にリッチーと共に便乗してフィラデルフィアからシカゴに向かう途中、ペンシルベニア・ターンパイクで交通事故死。事故当夜は雨が降っており、ナンシーを含めた3人が死亡した。

サックス奏者のベニー・ゴルソンは、クリフォードの死に激しいショックを受け、1957年、クリフォードを追悼してバラード「アイ・リメンバー・クリフォード」(I Remember Clifford) を作曲した。この曲はジョン・ヘンドリックスによって歌詞を与えられ、ジャズ・スタンダードとなった。トランペット奏者のリー・モーガンによる名演で知られるが、個人的にはフレディ・ハーバートが演奏している方が好きである。

リーダー作はクリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス、メモリアル・アルバム、クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテットとしてはスタディ・イン・ブラウン、ブラウン=ローチ・イン・コンサートアット・ベイズン・ストリート、ブラウン・ローチ・インコーポレイテッド

その他に バードランドの夜(Vol.1, Vol.2) - アート・ブレイキー名義、 サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン - 歌手サラ・ヴォーンとの連名、 ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン - 歌手ヘレン・メリルとの連名、 ザ・ビギニング・アンド・ジ・エンド などが挙げられる。

 

 

 

 

 

 


私がお奨めする愛聴盤 第17弾(Jazz)

2010年04月07日 08時47分36秒 | JAZZ

私が所持しているアルバムの中から第17弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
マスター・ピーセス / ツー・ラブズの順です。
Photo Photo_2

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。

1.マスター・ピーセス・バイ・エリントン / デューク・エリントン  /  1. Mood Indigo  2.Sophisticated Lady  3. Tattooed Bride  4. Solitude  5. Vagabonds  6. Smada  7. Rock Skippin' at the Blue Note / デューク・エリントン楽団 1950年録音

1950年時代になるとLP化が進み、エリントンも時間的制約から解消するために踏み切った。SP盤での制約は約3分間だったので、曲の構成が濃縮されていた。本アルバムは4曲になっているが、SP盤の濃縮された構成が失われず、色彩に富んだアレンジメントで飽きのこない洗練された構成で楽しませてくれます。この時代では脅威の録音で収録されている。

2.ツー・ラブズ / デューク・ジョーダン /  1. サブウェイ・イン 2. マイ・オールド・フレイム  3. ブルー・モンク  4. トゥー・ラヴズ   5. 危険な関係のブルース Take 1 6. グラッド・アイ・メット・パット Take 2  7. ヒアズ・ザット・レイニー・デイ Take 2 8. グリーン・ドルフィン・ストリート Take 1  9. エンブレイサブル・ユー  10. ウェイト・アンド・シー  11. アイル・リメンバー・エイプリル 12. レディ・ディンバット / Duke Jordan(Piano),  Ed Thigpen(Drums),  Mads Vinding(Bass)

カムバックの第2弾作になるが、この頃のジョーダンはコペンハーゲンに移籍し活動を再開した。晩年の活動ではフライト・トウ・デンマークのアルバムが代表作となっているが、このアルバムも私の愛聴盤だ。9曲目のエンブレイサブル・ユーはとても快い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


私がお奨めする愛聴盤 第16弾(Jazz)

2010年04月05日 07時56分45秒 | JAZZ

私が所持しているアルバムの中から第16弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
キャンディ / レフト・アローンの順です。Photo Left20alone11

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。

1.キャンディ / リー・モーガン  /  1. キャンディ  2. シンス・アイ・フェル・フォー・ユー  3. C.T.A. 4. オール・ザ・ウェイ 5. フー・ドゥ・ユー・ラヴ・アイ・ホープ  6. パーソナリティ  /   リー・モーガン(tp) ,ソニー・クラーク(p) , ダグ・ワトキンズ(b),アート・ティラー(ds) 1958年録音
ソニー・クラークのサポートを得て、美しいメロディを魅力的に歌い上げている。モーガンは17歳でデビューし、30枚以上のリーダー作を残しているが、ワン・ホーンアルバムは本作が唯一。

2.レフト・アローン / マル・ウォルドロン /  1.Left Alone  2.Cat Walk  3.You Don't Know What Love Is  4.Minor Pulsation  5.Airegin  6.Mal Waldron:The Way He Remenbers Billie Holiday  /  マル・ウォルドロン(p),ジャッキー・マクリーン(as) ,ジュリアン・ユーエル(b),アル・ドリアーズ(ds) 1959年録音
亡きビリー・ホリディに捧げた「レフト・アローン」は超名作。マルは晩年のビリーを伴奏したピアニストであり、彼女の人格と音楽から強い影響を受けた。日本で発売された時、幻の名盤として驚異的な売れ行きを示し、日本で幻の名盤ブームを作ったレコードとして話題になった。