■絶滅とされた海鳥、小笠原で再発見 90年代以来の観察(朝日新聞) - goo ニュース
約20年前にミッドウェー諸島で観察されたのを最後に、地球上から姿を消したとみられていた海鳥が、小笠原諸島で見つかった。絶滅を疑われる鳥類が国内で再発見されたのは、約60年前のアホウドリ以来で、小笠原諸島が唯一の繁殖地である可能性があるという。日本の研究チームが8日、ハワイで開かれる国際学会で発表する。
森林総合研究所(茨城県つくば市)などが、小笠原諸島で1997年から昨年までに採集された小型のミズナギドリ類の6羽の標本を詳しく調べた。
DNA鑑定の結果、ミッドウェー諸島で90年代まで観察されていて、昨年、標本研究から新種と判明した海鳥と一致した。この海鳥は20年間姿を確認されておらず、この間に絶滅した可能性があるとみられていた。全長25~30センチで、翼を広げた幅は55~60センチ。ミズナギドリ類としては体が小さく、足が青色、尾羽が長いなどの特徴がある。
小さなくちばしのかわいい海鳥。
絶滅したんじゃないかと思われたものが、どっこい、生きていたこと。
鳥は空を飛べるんだもの。よかったですねえ。
英名は、ブライアンズ・シアウオーターというそうです。
小笠原諸島は、昨年、ユネスコの世界自然遺産に登録されたばかり。
これからは、ずっとこの自然が守られてゆくでしょう。
時代も、自然にやさしい方向へ、少しずつだけど、進化していってるんですね。
生きていてくれて、ありがとね。
★関連記事
世界自然遺産に正式決定・小笠原諸島