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後ろの正面だーれ?

2017年11月13日 | 社会のニュースを考える
13日のテレ朝モーニングショーは、興味深かったです。
かねがね疑問に思っていた、北朝鮮問題の軍備について、すごく腑に落ちた部分があって。

以下は、筑波大学・ロシア政治学専門の中村逸郎教授のお話です。


  

-前略-
かーごめ、かごめー
(北を取り囲む各国の中で)後ろの正面だーれ?って、いうと…
「あ!プーチンさんだっ!!」っていう話なんですよ。

もちろん、中国、パキスタン、イラン、いろいろ言われているけど、考えてもみてください。

だって、北朝鮮でICBM、大陸間弾道ミサイルを飛ばしたり、水爆実験をしたりしているわけですよね。
北朝鮮そのものって、自動車もろくに作れない国ですよね。
なんでそういうことができるのか?
やっぱりプーチン大統領がキーマンとして後ろにいるんじゃないか?
後ろの正面が出てきた、というわけなんですよね。
-後略-


ほんとずっと同じように思っていたので。


    


あと、中村教授によると、今年2月から金正恩は、アメリカからの斬首作戦に対抗するために、ボディガードをロシアに依頼、旧ソ連のKGB(国家保安委員会)の元職員10人に守られているという。
この10人は、もともとプーチンを守っていた特殊部隊の人たちで、実は金正恩を守り何かあれば亡命させることもできるけれど、また、暗殺することもプーチンさんの腹積もり一つでできてしまうのである。

これが事実とすれば、中国とのパイプの深かったおじさんや兄を殺してしまったこともあり、私たちが思っている以上に、金正恩は、中国よりプーチンを信頼しているということだろうか。

その信頼は何に由来するのか、と考えた時、最初の「後ろの正面」に自ずとたどり着いてしまうのかもしれない。

昨年の米大統領選に関してもロシアの関与があると言われているし、これらが事実なら、東アジアにわざわざ危険な状態を作って、トランプゲームのカードを握ってしまう…という非常に、したたかなプーチンの姿が見えてくる。

でも、ワイドショーのネタにされてしまうくらい、バレバレな話になってしまったのが、ますます感慨深い今日このごろです。



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 北朝鮮を支援するロシア


★関連サイト
 北朝鮮にミサイル技術流したのは誰だ(日経ビジネス)より抜粋
ウクライナ政権幹部の間でロシアに責任転嫁するような発言が相次いでいることだ。宇宙庁のラドチェンコ長官代行は「同型のエンジンは今もロシアが保有している」として、ロシアから北朝鮮に流出した可能性を強く示唆。国家安全保障・国防会議のトゥルチノフ書記は「今回の騒動を扇動したのはロシアの特殊機関だ」と批判した。


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