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イギリスの司法・ナチズム批判と弱者を支えた議員を評価

2016年11月30日 | 社会のニュースを考える



「弱者支えた議員こそ真の愛国者」 英国民投票直前殺害 極右男に終身刑判決
(東京新聞2016年11月25日)

 【ロンドン=小嶋麻友美】今年六月、英中部バーストールで、最大野党労働党の女性下院議員ジョー・コックスさん=当時(41)=が銃で撃たれるなどして殺害された事件で、ロンドンの中央刑事裁判所は二十三日、殺人罪などに問われた無職トーマス・メア被告(53)に、仮釈放なしの終身刑を言い渡した。
 ウィルキー裁判官は「動機がナチズムへの賛美と、非民主的な白人優越主義にあることは明らかだ」と指摘。議員になる前から非政府組織(NGO)で働き、弱者を支えたコックスさんこそ「真の意味での愛国者だ」と述べた上で、「犯行は比類なく深刻で、終身刑以外は適当ではない」と結論づけた。
 事件は、欧州連合(EU)離脱が問われた英国民投票の一週間前に発生。コックスさんの選挙区に住む被告は、住民との対話集会に訪れたコックスさんを待ち構えて頭部などを三発撃ったほか、ナイフで繰り返し切り付けた。裁判では、被告が襲撃の際に「英国第一」と叫んだという証言や、自宅でネオナチの本やかぎ十字付きの置物が見つかったことが明らかにされた。コックスさんは移民支援に熱心で、EU残留を訴えていた。
 判決後、夫のブレンダン・コックスさんは「被告には哀れみしか感じない。事件がこの国に何かをもたらすことを望む」と述べた。



どんな立派な理念も、殺されてしまったら、人生おしまいじゃないかって?
あえて言いますが、命は終わらない。輪廻転生・・・弱者のために尽くした魂は、きっと報われます。私はそう信じます。

そして、世界的傾向として、じわじわと広がりはじめた、民族主義者、差別主義者への毅然とした判決を下したイギリスの司法にも、敬意を表します。



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