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食物連鎖・プランクトンが食べる極小プラスチック片の蓄積の果て

2016年02月23日 | 海からのメッセージ
運転する前に、車のボンネットを叩いて、寒い日にエンジンルームに潜り込んで暖をとっている猫のいのちを守るため、追い出すっていう、「猫バンバン」運動。
22日の猫の日には、各方面で、話題になっていました。

昨今は、街なかの猫たちに対する人々の視線が、昔よりも随分優しくなっているなあと思います。
地域猫という発想が生まれたりして、人間と猫が上手に共存できるような仕組みもできてきた。
これって人類の進化だと喜びたいですにゃ(笑)


  


ところで、同様に、昨今は、海岸のゴミ拾いということが、各地で習慣的に行われるようになってきているのではないでしょうか。

コメント欄でひろみさんに教えていただいた、動画にショックを受けました。
大昔にはなかった、石油化学製品、プラスチックゴミが世界中に溢れだしており、それらが適正な処分をされずに捨てられて、行き着く果てが、海。
人の目に見えないほどのごく微小のプラスチック片が、食物連鎖の末端のプランクトンに取り込まれている様子を映した動画です。
それらは、食物連鎖の中、捕食者の生物の体に次々と蓄積されて、いずれ人間が食べるものにも還ってきます。

猫バンバン運動と同じくらい、ポイ捨てをやめることや海岸のゴミ拾いの習慣が、当たり前のこととして人々の間に根づいた時、また一つ人類は上のステージに進化した、といえるのではないでしょうか。


Ren Kyst - got a spare afternoon?



近くの猫から遠くの絶滅危惧種へ想いを馳せるように、適正な処分をされずに捨てられた手元のプラスチックから、遠くの海、つながって戻ってくる食物連鎖へ想いを馳せることができるのは、人間だけに与えられた「想像する力」というものですよね。

さあ、今日も、ゴミをポイ捨てずにゴミを拾おう。



★関連サイト
 食物連鎖の事実!ポイ捨てしたプラスチックが私たちに返ってくる仕組み

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 太平洋の真ん中で進む海洋汚染
 プラスチックに殺される海洋生物

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7 コメント

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Unknown (ひろみ)
2016-02-23 19:21:52
こういう事実を知ってしまうと、現代社会での便利な生活に対して、とても疑問が出てきてしまいます。
私たち人類は、自分たちが住んでいる地球をいろいろな形で、損なっている、そして、そのことにあまりに無頓着すぎるのですから。

化学合成物質を導入する前に、原発を建設する前に、長期的な環境への影響をきちんと研究し、検証したのか、全てに疑問が出てきてしまうのです。
自然のサイクルの仲で分解されないものを、導入することは自然に反するって、子供でも分かることなのに・・・。
優秀な頭脳を持った科学者たちは、きっと警鐘を鳴らしていたのでしょうが、大量生産、大量消費の風潮をもてはやす、CMや広告、政治的・経済的な欲望にかき消されてしまい、私たちの耳に届かなかったのだろうと思います。

発明した、製造した、じゃぁ、使おう!というか、作ったんだから、なんとか消費してくれ!的な・・・、こういう生き方を、一人一人が改めていくしか、もう、どうにもならない状況になってきてしまっているのだなぁ~と、思うと、本当に切ないです。。。

既に環境の中に放出されてしまっている微小プラスティック片が、まわりまわって、私たちが食料として摂取し、体内にも蓄積されるというのは、因果応報なのだな、と感じます。
今後どのように回収し、処理するのか・・・。

人類には、解決しなくてはいけない課題がたくさんありますね、本当に。
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ひろみさんへ (金木犀)
2016-02-23 21:41:10
>化学合成物質を導入する前に、原発を建設する前に、長期的な環境への影響をきちんと研究し、検証したのか、全てに疑問が出てきてしまうのです。

本当にそうですよね。
科学が、命のためではなくて、政治の思惑やお金に代えられてしまった結果でしょう。
「サーカーの予言」には、物質的な文明には、必ずネガティブな反作用がもたらされる、と書かれています。
ネガティブ反作用のない、進化とは、スピリチュアルを伴った進化である、とも。

スピリチュアルを伴った進化は、この世界のすべての命との調和である、と私は思っています。
調和を考えると、土に戻らないもの、不自然なもの、生命に害をもたらすもの、など自ずと必要な物、不必要な物が、わかってきますよね。

個人的な体験ですが、自分の体でいいますと、セロトニンがしっかり出ている状態、機嫌よく自然と笑顔がでたり、他者に優しくできる状態=意識レベルが上がってきた状態、で、体の毒出しが促され、排泄作用が起きます。
体に不要なものを排泄すれば、将来の病気の種を消すこともできますし。

地球の営みは、人智が及ばないほどの高いパワーですので、時間をかければ海や山、自然の浄化作用が働くのではないかと・・・これは、希望的観測ですが。
しかし、そのためにも、これ以上の不自然を増やし続けてはいけないのではないかと思います。
返信する
海じゃないけど・・・ (ひろみ)
2016-03-21 19:23:29
昨日、こんな記事を見つけました。

ペットボトルの樹脂を食べる細菌、日本の研究チームが発見 http://www.huffingtonpost.jp/2016/03/11/pet-decomposer_n_9436202.html

全てのプラスティックというわけではないですけれど・・・。
食べて分解するというレベルがどのくらいなのか、分かりませんけれど・・・。
分解されても、細菌内に微小プラスティック片として蓄積されるのであれば、堂々巡りになってしまいますもんね。

とはいえ、ひとつの取っ掛かりかな・・・という気もしてきています。

石油からできた化学物質とはいっても、地球から生まれたもの。
上でも金木犀さんもコメントされていすが、最終的には、地球の高いパワーで、時間をかけて処理することが可能だとは思うのですが、やはり、人類が生み出したものですから、人類が解決する努力が必要だろう、と思っています。。。
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ひろみさんへ (金木犀)
2016-03-21 21:48:07
たいていの科学は175の領域にとどまり、残念です。
この研究にも期待はしたかったのですが、限界があるように感じます。
ペットボトルに関して言えば、ペットボトルなんか作らないで、再生可能な瓶や缶でいいじゃないかって思っていました。
でも、ペットボトルの軽さと気密性は、飲み物を持ち歩く機能としては素晴らしくて、この便利な容れ物を人類はもう、手放せないだろうと思います。

>人類が生み出したものですから、人類が解決する努力が必要だろう、

同感です。
天は自ら助くる者を助くといいますが、科学を自分の自己実現の手段でなく、本気の本気で世のため人のため地球のために使いたい、という真摯な気持ちがある場所に、新しい技術は生まれてくるのかもしれません。
返信する
残念・・・ (ひろみ)
2016-03-22 00:09:10
やっぱり、175どまりですか・・・。

たしかに、ペットボトルなど、プラスティックは、便利だけれど、私達は必要以上に消費しすぎていますよね。
生産・販売する側、消費する側、どちらも既に手に入れた利便性を手放すことができないところまできてしまっているような気がします。

電気もですし、食品、洗剤、化粧品、薬品、流通などなど、生活全てにおいて、現在できあがってしまっているシステムを根幹から見直す必要があるのですが、それもまた難しい。。。

一昨日だったかのニュースで、小保方氏のSTAP細胞の存在が米国の研究で証明され、ネイチャー誌に掲載されていた、という記事を見かけました。
「STAP現象、米国研究者Gが発表…小保方晴子氏の研究が正しかったことが証明」
http://biz-journal.jp/2016/03/post_14306.html

STAP細胞については、製薬業界、再生医療業界の利権を損なう存在ということで、あのようなことになり、小保方氏はまるで生贄のように科学者生命を奪われてしまいました。

小保方氏は、玄米とぎ汁から作る乳酸菌発酵液とは知らずに、渡された溶液を使って、培養して成功した、という話も真偽は不明ですが、出ていて、この話を知ったとき、生命現象は、本当は、とてもシンプルで、ダイナミックなので、真実なのではないかと思っています。
私自身、この数年玄米とぎ汁乳酸菌発酵液を作って、水代わりにジュースや煮込みに、パン種に、掃除に、肥料に・・・といろいろな使い方をしています。
微生物は、すごい!と本当に感じていますし、微生物と仲良くする生活を心がけています。

って、話がそれてしまい、すみません。
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ひろみさんへ (金木犀)
2016-03-22 18:52:44
リンク先の記事は、723Pでしたので、真実で評価できます。・・・よかったです。涙。

それから、コメのとぎ汁の乳酸発酵液、決して悪くないものですが、万能化しすぎるのはいかがなものかと思います。
味噌や醤油や梅干しと同じく、発酵食品として評価できますが、万能ではありません。

>玄米とぎ汁から作る乳酸菌発酵液とは知らずに、渡された溶液を使って、培養して成功した、

という情報の意識レベルは100Fですので、デマだと思います。
あるいは混乱を狙った意図的な嘘かも
返信する
それから・・ (金木犀)
2016-03-22 19:01:24
>コメのとぎ汁の乳酸発酵液

522Pです。
上記、ややつれないお返事してしまいましたが、ひろみさんが日常的に有効活用されるのは、とても良いと思います。m(_ _)m
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