虹色オリハルコン

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どちらを選ぶかは自分次第

トルーマン元大統領の孫インタビュー

2016年12月25日 | パワーかフォースか
すみません、ブログ納め撤回(汗)。

原爆投下命令を下したトルーマン大統領の孫に当たる、クリフトン・トルーマン・ダニエル氏が、真珠湾国立ビジターセンターにて、原爆犠牲者の象徴でもある貞子の折り鶴の展示に尽力したことを知りました。
彼にとっては、原爆投下に関して、一言では言えない難しい立場ではあると思うが、逆に言えばそのような立場だからこそ、日米の架け橋となって原爆の悲惨さを伝える役目を自覚されているのかもしれない。


安倍さんのハワイの真珠湾訪問にあたって、東京新聞がインタビューした以下の記事。



(画像:東京新聞)


真珠湾に「サダコの鶴」展示 トルーマン元大統領の孫に聞く
(東京新聞 2016年12月25日)
 安倍晋三首相とオバマ米大統領は二十七日(日本時間二十八日)、米ハワイ・真珠湾を訪問する。真珠湾の国立ビジターセンターに保存される広島原爆被害者の折り紙「サダコの鶴」展示に尽力した、故トルーマン元大統領の孫、クリフトン・トルーマン・ダニエルさん(59)は、首相の訪問を「互いに戦争を後悔し互いに感情を寄せ合うことが大事だ」と展望した。(米イリノイ州シカゴで、石川智規、写真も)

 ダニエルさんは、ことし五月にオバマ氏が被爆地の広島を訪れたことと首相の訪問を重ね、「双方とも思いやりのある意思表示だ」と評価した。
 さらに「オバマ氏は広島で戦争の悲惨さや核兵器のない世界を訴え、『ヒバクシャ』を抱擁した。安倍氏も同じような振る舞いをしてほしい」と話し、首相の演説内容に加え真珠湾攻撃の生存者や元軍人との対話を求めた。
 ダニエルさんは二〇一三年、旧日本軍の攻撃で沈没した戦艦の海上に立つ「アリゾナ記念館」に近接する国立ビジターセンターに、原爆症のため十二歳で亡くなった佐々木禎子(さだこ)さんが病床で折った千羽鶴の一羽が展示されるきっかけをつくった。日米開戦の地となった真珠湾と、第二次世界大戦の終結につながった広島・長崎をつなぐ役割も果たした立場だ。
 ダニエルさんは「日米が太平洋戦争と第二次世界大戦での危害を認め、戦争が起きた理由やそこから学んだことを互いに話し続けることが重要」と強調した。

 一方、オバマ氏の広島訪問や安倍氏の真珠湾訪問を「単なる象徴で、核廃絶や戦争放棄にはつながらないと、うがち過ぎた見方をする人もいるだろう」と指摘しながら、「誠実に振る舞えば訪問の意味が薄れることはない。今回の安倍氏の行動が誠意に基づくものだと信じる」と語った。


 <クリフトン・トルーマン・ダニエル> 第2次世界大戦で1945年の広島と長崎への原爆投下を決定したトルーマン大統領(当時)の孫。米ノースカロライナ州立大を経て同州のウィルミントン・モーニング・スター紙に15年間勤務し特集面などを担当。その後、イリノイ州シカゴのトルーマン大学で渉外担当などを14年間務める。退職後フリーライターに。イリノイ州シカゴ在住、59歳。


ネットでは読めないけど、紙面ではトランプ氏への不安も語っている。

-トランプ次期大統領は各戦力の強化を訴え、日本にも核武装を認める発言をしている

「非常に不安だ。知識や理解が不足している。彼は原爆のきのこ雲と、原爆がもたらした市街の惨状を写真で見たことがないのだろうか。原爆を落とせば、無実の人も全て死んでしまう。彼には広島や長崎の被爆者の声を聞けと言いたい」


トランプ氏に不安を持つ人、評価する人いろいろだけど、意識レベルの視点では、まったく期待が持てない。
おそらくは、安倍さん同様、何をやってもうまくいかない、失敗するレベルだと思う。(信じる信じないはご自由)
しかしアメリカでは、ダニエルさんのようにトランプ氏に対して過半数の国民が、むしろ批判的な立場だと思う。それだけが救いだ。

第二次世界大戦中には、敵味方で戦った両国政治家の孫、という立場では、ダニエルさんは、安倍総理に共感を持っているのだろうと思う。
立場は同じでも、残念ながら、意識レベルの視点では、ちょっと違うのだけれど・・・でも、ハワイでオバマ大統領に会うことで、プーチン大統領やトランプ氏に会うよりもずっとずっと、安倍さん自身が癒されるんじゃないかと思う。

クリフトン・トルーマン・ダニエル 623

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2 コメント

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ひろみさんへ (金木犀)
2016-12-26 22:16:38
ツイッターっていろんな事が出来るのですね。
トルーマンのお孫さん、立派な方ですね。
オバマ大統領の広島訪問。ダニエルさんも嬉しかったことでしょう。
自分の立場を思った時、少しの葛藤はあったかもしれませんが、核の恐ろしさを知り、自分の心にも誠実に向き合っているのだと思います。

>同じ現象を体験しても、それぞれの意識レベルで見え方感じ方が違うのですから、仕方ないのかもしれません。

ですね。その人はその人の見える世界の中で良いと思うことをしているだけなのでしょう。
そこでは、話し合いも、ひたすら平行線になるだけですから、説得などできない。
本人が気づく以外に、ないのだと思います。

多分、来年も、波乱の時代は続くのだと思います。
しかし、私たちは個人としては、身近な人達と喜びを分け合って、日常を大切に過ごしていくこと、それでいいのだと思います。
それ以外の「答えは風の中に吹かれている」のでしょうか。

ただ、意識のアセンションが起こっていると何度も書いていますように、世界のリーダーの意識レベルも二極分化が進み、フォースのリーダーは自ら下がっていっているように感じます。
ロシアも中国も北朝鮮もISも、リーダーのエネルギーが下がってきているので、今まで通りにはいかなくなるのでは?安倍政権も・・トランプさんも。

自暴自棄がどういう形に出るのかはわかりませんが、弱ってきているのは感じます。

ずっと年末年始は慌ただしくてやることがいっぱいあったのに、今年から、そんなに慌てなくてもいいんだって気づきました。
ブログ納めしますと書いてから、すでに3本も記事書いちゃってます。
なんか、この時代、世の中から目が離せないです。
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Unknown (ひろみ)
2016-12-26 17:49:53
トルーマン大統領のお孫さんは、本当に素晴らしい方ですよね。

>立場は同じでも、残念ながら、意識レベルの視点では、ちょっと違うのだけれど・・・

たしかに・・・(笑)

同じ現象を体験しても、それぞれの意識レベルで見え方感じ方が違うのですから、仕方ないのかもしれません。
最近そういうことを切実に感じています。

詳しくは調べたことはありませんが、2012年の広島訪問の際に1回、今年のオバマ大統領の広島訪問に関連して、記事があったので、twitterでメモしていました。
http://twilog.org/hiromiamigo/search?word=%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3&ao=a&order=allasc

トランプ氏が選んだ閣僚の資産の件で、報道がありましたが・・・、本当に不安材料いっぱいです。
2016年は、本当に激動でした。
2017年はどんな年になるのでしょうか?

年内ブログ納めなんておっしゃらずに、ぎりぎりまでどうぞ書いてください(笑)
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