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ネオニコ系の農薬でオスバチの生殖能力低下確認 証明の一刺し?

2016年12月26日 | 消えたミツバチ
スイスの大学など国際研究チームがネオニコ系の農薬で、オスバチの生殖能力低下を確認した。

ネオニコ系農薬に関しては、EUは、環境に悪影響があるものを排除する予防原則の観点から、すでに使用規制をしている。
しかし、日本では、問題外です。 
ヨーロッパでも、日本国民の中でも、理解が進んでいるのに、政治だけが不毛と言うか・・・
 →ネオニコ系農薬・規制緩和を反対され再検討、さらに緩和・・・って?

以下、東京新聞より、メモのために。



ネオニコチノイド系農薬が生殖能力に悪影響を与えることが
分かったミツバチの雄 =スイス・ベルン大提供

ハチ減少にネオニコチノイド系農薬が影響 雄の生殖能力低下を証明
(東京新聞2016年12月26日)

 世界的なハチの減少との関連が指摘されているネオニコチノイド系の農薬をミツバチに与えると、雄バチがつくる活発な精子の量が四割減るなどの悪影響が出るとの実験結果を、スイス・ベルン大などの国際研究チームがまとめた。

 与えた農薬の量は実際に野外で検出されるレベルで、雄の生殖能力に影響を及ぼしてハチの減少につながっている可能性を示す結果として注目される。

 チームは、クロチアニジンとチアメトキサムという二種類のネオニコチノイド系農薬を微量に混ぜた花粉などの餌を与えたミツバチの群れを半年間飼育。雄バチの生殖能力を、農薬を与えない群れと比較した。
 雄バチの体長やつくった精子の総量には大きな差はなかったが、農薬を与えた群れでは動きの鈍い精子が増え、活発な精子の数が農薬を与えない群れに比べて39%少なかった。また成熟するまでの雄バチの死亡率は、農薬を与えた群れで約50%高く、平均寿命も約七日短かった。

 チームは「ミツバチの繁殖に重要な雄の生殖能力にネオニコチノイド系農薬が悪影響を与えるのを突き止めたのは初めて。他の昆虫を含めて野外で実際に起きていないかどうか調べる必要がある」としている。



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 「決めていく主役は地域社会であって、政府や企業じゃないんだ」

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