14日のことです。計画停電が発表されて、何となく世間があわただしくなってきました。
スーパーでは、電池やガスボンベ、パンにお米におもち、売り場がすっからかん・・・
灯油やガソリンも買えないとか。
ライフラインが壊れているわけでもないのに、一人の買い占めが次の人の不安をあおり、買い占めの連鎖反応で、物がなくなってゆきます。
買占めは厳に控えるべきでしょう。本当に必要な人が買えなくなってしまいます。
たまたま、我が家は、お米は買ったばかりだったし、電池もガスボンベも、予備があったから問題はなかったのですが、その日に限って、ふと母が使っていた棚の扉を、開ける気になって開けてみた。
(母のものを整理しようと思いつつ、あちらの世界に帰ってから6年もたっているのに、いろいろあって、いまだほとんど手付かずになっているのです。)
そして、ふと、緑色の何か入った小さなレジ袋が、こちゃっと目に入ったものだから「なんだろう」と出してみた。
すると、ラッピングされたままの未使用の電池が、単1~単3までそろって入っていたんです。
あらま、計画停電で電池が必要になるから、グッドタイミング。
ありがたいこっちゃ、電池ならいくつあってもいいかなって、改めて、すぐ使える場所に、しまい直しました。
そして、その日の夕方、ご近所の奥さまと、玄関を出たところでばったり会って、
「地震、大丈夫でしたか」
というような話から始まって。
その奥さまが、
「今日、懐中電灯の電池がなくて買いに行ったんですが、ぜ~んぜんないんです。
やっぱりこういうのって、早く行かなきゃだめね」
などとおっしゃる。
わあ、なんちゅうタイミングじゃっ!
「うち、余分がありますよっ!」
と、母のことも含めて、突然出てきた電池の話をしました。
その方、母のことずっとご存知の方だったので、
「では、ここであなたと会ったのも、お母さんが会わせてくれたのね」
っておっしゃってました。
亡くなった人たちは、目に見えないけれど、さりげなくあちらから、助けてくれているのだと思わずにいられません。
そうそう、この間も、お仏壇のお線香がなくなっちゃったから買いにいかねば・・・と思っていたら、なぜか突然、別の引き出しから、お線香が出てきたんです。
それは、母が元気な時に北海道に旅行して買ってきていた、ラベンダーのお線香。
もう10年近く前のものだけれど、ちゃんと火がつきました。
で、今日も、お仏壇からいい香りがしてきて、心を和らげてくれます。
スーパーでは、電池やガスボンベ、パンにお米におもち、売り場がすっからかん・・・
灯油やガソリンも買えないとか。
ライフラインが壊れているわけでもないのに、一人の買い占めが次の人の不安をあおり、買い占めの連鎖反応で、物がなくなってゆきます。
買占めは厳に控えるべきでしょう。本当に必要な人が買えなくなってしまいます。
たまたま、我が家は、お米は買ったばかりだったし、電池もガスボンベも、予備があったから問題はなかったのですが、その日に限って、ふと母が使っていた棚の扉を、開ける気になって開けてみた。
(母のものを整理しようと思いつつ、あちらの世界に帰ってから6年もたっているのに、いろいろあって、いまだほとんど手付かずになっているのです。)
そして、ふと、緑色の何か入った小さなレジ袋が、こちゃっと目に入ったものだから「なんだろう」と出してみた。
すると、ラッピングされたままの未使用の電池が、単1~単3までそろって入っていたんです。
あらま、計画停電で電池が必要になるから、グッドタイミング。
ありがたいこっちゃ、電池ならいくつあってもいいかなって、改めて、すぐ使える場所に、しまい直しました。
そして、その日の夕方、ご近所の奥さまと、玄関を出たところでばったり会って、
「地震、大丈夫でしたか」
というような話から始まって。
その奥さまが、
「今日、懐中電灯の電池がなくて買いに行ったんですが、ぜ~んぜんないんです。
やっぱりこういうのって、早く行かなきゃだめね」
などとおっしゃる。
わあ、なんちゅうタイミングじゃっ!
「うち、余分がありますよっ!」
と、母のことも含めて、突然出てきた電池の話をしました。
その方、母のことずっとご存知の方だったので、
「では、ここであなたと会ったのも、お母さんが会わせてくれたのね」
っておっしゃってました。
亡くなった人たちは、目に見えないけれど、さりげなくあちらから、助けてくれているのだと思わずにいられません。
そうそう、この間も、お仏壇のお線香がなくなっちゃったから買いにいかねば・・・と思っていたら、なぜか突然、別の引き出しから、お線香が出てきたんです。
それは、母が元気な時に北海道に旅行して買ってきていた、ラベンダーのお線香。
もう10年近く前のものだけれど、ちゃんと火がつきました。
で、今日も、お仏壇からいい香りがしてきて、心を和らげてくれます。
電池を送ってあげようと
電気屋さんをまわりますが、
福岡でも どこも
棚はすっからかんです。
とりあえず、使える状態の懐中電灯を
三男の住む横浜まで
持って行ってあげようと
思っています。
宅急便だと~10日はかかる
そうなのです。
おかあさまの電池は
もう~輝いてみえたことでしょう。
・・はなこころ
計画停電は、必ずしも行われるとは限らなくて。
うちも、第1グループに入っているんですが、今のところ一部分しか実行されてなくて、
我が家はまだ、停電になっていません。
それに、昼間だったら、懐中電灯は必要ないですし。
もうすぐ、売り場に出てくるんじゃないかと思います。
息子さんと連絡を取れるのが、一番いいのですけれどね。
棚の在庫を見て残り少ないものは手を付けず
たくさんあるものだけ選んで買って夫に送りました。
昨日はまだたくさんあった電池、
こちらでも「お一人様2個まで」と注意書きが
添えられて大切そうに売られていました。
(私は昨日、それぞれ一個ずつ買ったので今日は買いませんでした)
被災地ではないのですから、たまの停電も楽しめれば良いのですが…
信号機やエレベーター、医療機器までが止まってしまっては困りますよね。
情報に触れられない方も多くいらっしゃると思います。
今、柴田トヨさんの詩をブログに掲載させていただきました。
人生の荒波を生き通してこられた方の言葉の重みと暖かさに胸を打たれます。
今回の震災では、多くの人が普通の日常生活こそがかけがえのない宝物だと改めて感じさせられ
ささやかなことにも感謝の念が湧き起るような…
人間誰もが持っている気高さや心の美しさを感じていることでしょう。。。
そうですね。
こういう時はお互い様ですから、お店側のそのような配慮がありがたいですよね。
大災害は、つらいことだけど、
今まで持ってきた価値観が覆るというか
本当に大事なものは、今ここにあるもの・・・
幸せの青い鳥は、自分の家の中にいた・・
ということを改めて、人々に教えてくれるようです。
柴田トヨさんの詩、ありがとうございました。
日差しとなり、そよ風となって
皆様を応援します
あたたかい素敵な言葉です。
今日の当地のおひさまの光を被災地にわけてあげたい。