スッポンタケ科のキノコの キヌガサタケは
白いドレスをまとったような姿から「キノコの女王」 とも呼ばれています。
全体の大きさは 20cm以上もあって、とても目立っていました。
斜面から伸びているため? あるいはやや盛りすぎなのか
ドレスは下側に 垂れ下がっていますが
レース模様の繊細さがよくわかりました。
軸にも網にも 空洞があるように見えます。
キヌガサタケの胞子は 風による散布ではなく
頭頂部のグレバと呼ばれる暗緑色の部分に胞子が形成され
悪臭で ハエや ナメクジなどを呼び寄せ、胞子を運んでもらうのだそうです。
このレースは いったいどんな役目を果たしているのでしょう。
こちらは 開いてから時間が経ったからかな?
全体に黄色みがかって よれっとしています。
近くにあった この 白いボールのようなものの中には
これから出てくる キヌガサタケが収まっているようです。
成熟した キヌガサタケは この殻を破って出現し、茎の部分が伸びた後
グレバの内側に折りたたまれていた 白い菌網が 伸びて広がるというのですが
レースを広げるのにかかる時間は、わずか 40分ほどとのこと。
いつか そんなタイミングで出会ってみたいものです。
同じく スッポンタケ科の キツネノロウソクは
やや標高が高いところで見ています。
こちらは、マシュマロにも見える 幼体から出ていました。
キツネノロウソクも同じように
グレバ部分の胞子を ハエなどに運んでもらうとのこと。
初めて見たときは、赤いクレヨンが落ちているのかと思いましたが
こんなに目立つ姿には、きっと意味があるのでしょうね。
以前に見た キツネノロウソク
(画像を入れ替えました)
出会ったのは これで 4回目なので
それほど 珍しいものではないのかもしれません。
キヌガサダケのレース、すごいですね!動き出しそう!
こんなの、歩いてて突然出会ったら驚いて一歩下がってしまいそうですよ。
でもキレイ、見てみたいです~
キツネノロウソク??
これも不思議な形と色ですね。
もしかしたら過去、どこかにいたのかもしれませんが、
はなねこさんは見つけられても、
うかうかしている私は気づかずに通り過ぎていたんだと思います・笑
キヌガサタケ、レースがきれいですよね。
大きくて目立つので、cyu2さんなら見落としはないはずですが
午前中でしぼんでしまうらしく、見られるかどうかはタイミング次第ですね。
以前、高尾山でも見ましたが、残骸でした。
臭いけど、ステキですよ。cyu2さんもいつか出会えますように・・。
キツネノロウソクも面白い形をしていますよね~。名前もgood ですし。
三頭山の鶴峠側で見たことがあります。
キヌガサタケ、きれいですねぇ。
私は残骸しか見たことがないです。
キツネノロウソクは
そうだった、確か三頭山で見たナと自分の過去記事見てみましたら、
キツネノエフデなんて書いてありました。
ロウソクが正しいのね?
クレヨンみたいとか思ってたからついエフデにしちゃったのかもですね(^^ゞ
そうそう、三頭山で見ましたよね。
あの当時は私も「キツネノエフデ」にしていましたが
今回 ネット等で調べて「キツネノロウソク」のほうが合ってるかなと思いました。
「エフデ」のほうはグレバと軸の境界がはっきりしてなくて
絵具が筆に浸透していってるようなイメージでしょうか。
お知らせに行こうと思ったのですが、先にコメントいただいちゃって・・。
と、そんなわけでした。なつかしいですね。
キヌガサダケは、まるで高級な果物にかぶせた保護ネットのように見えます。
また、キツネのローソクには化かされそう。
ぼくはタマゴタケがやたら出た年に、おそるおそる食べたことがありますが、とにかく赤や白の怪しげな茸からは目が離せませんね。
キヌガサダケと訂正したはずなのに、このお粗末。
アミガサダケは何処にでもありますもんね。
アミガサダケ、頭部のシワシワな感じとか、ちょっと見 似てますよね。
ドレスを着せたら、そっくりかも・・(^^)
キノコも不思議がいっぱいですよね。見るだけでも楽しいです。
で、tadaoxさんは、タマゴタケを食されたことがあるんですね。
とても美味しいそうですね。私はまだ食べたことがないです。
その気になればたくさん採れそうですが、勇気がなくて・・。
そうですか。小宮公園にも出たんですね。
キヌガサタケを見るには、何よりタイミングが重要ですもんね。
かたまって出ることが多いようですから
毎朝見に行くことができる場所なら、可能性は高いかもしれませんね。
近いうちに出会えるといいですね。