はなねこ山 Ⅱ

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12月のアオノリュウゼツラン

2024-12-24 | 花と実、自然

今年の夏には

各地でアオノリュウゼツランの開花が話題になりました。

温暖化の影響があるのではと聞くと

う〜ん… と思うけれど

珍しい花が見られるのは 嬉しいです。

 

 

12月になった今

あのアオノリュウゼツランはどうなっているでしょう。

 

 

新宿御苑では

はるか高いところに実ができていました。

茶色になっているのは、熟しているのかな?

 

 

 

あの中はどうなっているのだろうと

実と種子の画像をネットで探してみると

 

ありましたよ

ユリのような実と種子ですね

(横須賀市自然・人文博物館のページより)

 

 

 

そして、ここのアオノリュウゼツランは

樹木でいうところの「ひこばえ」のように 根元から新たに花茎が伸びて

花をつけ、実ができていました。

 

夏には高いところで咲いていた花が、目の高さにあります。

(手前にロープあり)

↑ 左手は蕾、手前のひとつは雄しべが覗きはじめたところ

右側は雌性期の花で 雌しべが突き出ています。花弁は細い?

 

 

それでもまだ花のつくりがわからないので

またまたネット検索してみると

落ちていた花を広げてみたという画像がありました。

それによると、花弁が6個、雄しべが6個 雌しべが1個です。

(リンクできなかったので、画像はありません)

 

 

緑色の果実もありました。

原産地のメキシコ、アメリカ南西部では、オオコウモリが送粉者だそうですが

ここのポリネーターは 誰なんでしょう。

とても気になります。

 

 

思いがけずに近くで見ることができた アオノリュウゼツランですが

秋になっても気温が高かったので

もう一度咲いたのかもしれませんね。

 

 

 +++++++++++++++++++++++++++++

 

新宿御苑には

前回の記事の コブクザクラ、ジュウガツザクラが植えてあり

他にも、ヒマラヤザクラも咲いていました。

 

 

ピンク色の大きな花です

 


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