今年の夏には
各地でアオノリュウゼツランの開花が話題になりました。
温暖化の影響があるのではと聞くと
う〜ん… と思うけれど
珍しい花が見られるのは 嬉しいです。
12月になった今
あのアオノリュウゼツランはどうなっているでしょう。
新宿御苑では
はるか高いところに実ができていました。
茶色になっているのは、熟しているのかな?
あの中はどうなっているのだろうと
実と種子の画像をネットで探してみると
ありましたよ
ユリのような実と種子ですね
(横須賀市自然・人文博物館のページより)
そして、ここのアオノリュウゼツランは
樹木でいうところの「ひこばえ」のように 根元から新たに花茎が伸びて
花をつけ、実ができていました。
夏には高いところで咲いていた花が、目の高さにあります。
(手前にロープあり)
↑ 左手は蕾、手前のひとつは雄しべが覗きはじめたところ
右側は雌性期の花で 雌しべが突き出ています。花弁は細い?
それでもまだ花のつくりがわからないので
またまたネット検索してみると
落ちていた花を広げてみたという画像がありました。
それによると、花弁が6個、雄しべが6個 雌しべが1個です。
(リンクできなかったので、画像はありません)
緑色の果実もありました。
原産地のメキシコ、アメリカ南西部では、オオコウモリが送粉者だそうですが
ここのポリネーターは 誰なんでしょう。
とても気になります。
思いがけずに近くで見ることができた アオノリュウゼツランですが
秋になっても気温が高かったので
もう一度咲いたのかもしれませんね。
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新宿御苑には
前回の記事の コブクザクラ、ジュウガツザクラが植えてあり
他にも、ヒマラヤザクラも咲いていました。
ピンク色の大きな花です
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