アメリカセンダングサは 北アメリカ原産の帰化植物で
荒れ地や道端に生え、ときには 群生することも。
大きな総苞片が特徴的で それとすぐにわかります。
おや 舌状花がひとつ
これまで 舌状花のついた花は見たことはなく
アメリカセンダングサの頭花は 筒状花だけかと思っていましたが
改めて 図鑑などを調べてみると
「舌状花は小さく あまり目立たない」と記載があります。
舌状花があっても不思議ではなかったのですね。
群生しているなかには、舌状花が 3個あったり 4個あったり
もちろん 無いもののほうが 圧倒的に多いのですが。
左の花は舌状花が5個、右の花には 舌状花はありません。
頭花の周りの 光沢のある緑色のものは 鱗片だそうです。
左は結実し、芒が見えはじめています。
同じ色使いの昆虫が吸蜜に来ましたよ
ミナミヒメヒラタアブでしょうか。
少し離れた場所のこれは
コシロノセンダングサでいいかな
こちらには ヒメハラナガツチバチ? が 吸蜜に来ました。
コセンダングサは 今日は少なかったけれど
アレチヌスビトハギ群生や ダンドボロギクの群生もあり
秋の野道では 雑草(と呼ばれる草本)たちが元気です。
いつか調べようと思ってたらこの記事(^^;
近所に沢山咲いてるのは舌状花の色が白。
アメリカ…ではないみたい。
調べたら花の構造についても思い込みが沢山あったのに気が付きましたよ。
あら そうでしたか。きっかけになったのなら嬉しいです。
記事にも書きましたが、大きな総苞片がついていたらほぼアメリカセンダングサです。
田んぼにはタウコギという 似たお花(雑草 )もあるにはありますが・・。
白い舌状花なら、シロノセンダングサ(コシロノセンダングサ)
でも、交雑種のアイノコセンダングサも いじけた白い舌状花様のものがあり、ややこしい
楽しんで調べてくださいね。
あら、多摩NTの住人さんもご覧になってなかったですか。
舌状花がそれとわかるほど大きい花は少ないのかもしれませんね。
そうです。あの仲間には確かに果実期には近づきたくはないです。