この一週間もまた
凍えるような寒さがつづきました。
払沢の滝も凍結が 進んだのではないかと思い
浅間嶺のスノーハイクとあわせて
出かけてきました。
毎年 この季節になると
ライブカメラを見ては 凍結状況が気になっていた 払沢の滝です。
これまた気になっていながら 歩いたことのない 浅間嶺とセットで出かけることにしました。
初めに滝を見に行ってみると
中央部分がわずかに流れていて
凍結度は、90%だそうでした。
流れの縁も、この季節ならではの さまざまな形に凍りついています。
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滝を見た後、時坂峠へ向けて 出発しました。
払沢の滝P8:35-峠の茶屋9:30-10:35浅間嶺展望台11:30
-人里峠11:50-数馬分岐12:55-数馬峠13:15-下平バス停13:50
2人(夫)
駐車場から、舗装された 浅間林道を ところどころでショートカットしながら登って行きます。
日陰には10日前の雪が融け残っていて、ツルツルに凍っていました。
民家の庭先で洗濯物を干していた方に 挨拶をすると
春にはこの先の斜面に フクジュソウが咲き、とても綺麗なのだと話してくれました。
今は雪に覆われた その斜面を登ると
新しそうな トイレがあり
眼下には 里山風景が広がっていて
尾根と尾根の狭間には
本宿の家並みや小学校が見えました。
その昔、秋川上流の集落と五日市を結ぶ 交易の道だったという 浅間尾根です。
牛馬に荷駄を積んでここを行き来した人々も、こんな景色を眺めていたのでしょう。
この辺りに住んでいたわけではありませんが
明治生まれの祖母が元気だったころの様子を思い出して、懐かしい気持ちになりました。
今日は、昨日までの厳しい寒さが 少しだけ緩み、日向はぽかぽかで汗ばむほど
林道脇の斜面では、青々とした草も繁っています。
気の早いお花が咲いていないかと、そればかり気にして歩いていると
こんな道標のところに出てしまいました。
どうやら 時坂峠へ上がる道を見落として、林道を進んできてしまったようでした。
(民家上のトイレ付近から 登山道に入るようです。)
小沢バス停への道標を見て、少し進むと、峠の茶屋に出ました。
林道わきの 道祖神
茶屋の北側が開けて
御前山と大岳山が大きく見えています。
茶屋前の水はこんな形に凍っていて
きゃー 巨大なナメクジみたい
ここからは山道になり
今は そば処になっている 『お代官休息所跡』の前を通り
杉林の中や
雑木の山腹を登って行きます。
なだらかな自然林を行くようになると、小岩分岐があり
ここを浅間嶺展望台へと向かうと
松生山への分岐がありました。
展望台に向かう辺りは 開放的な尾根道で
暖かな日射しの中、雪を踏んで歩くのは とてもいい気分
左手には、木々を透かして 富士山が見えました。
この付近には桜の木がたくさんあり
花 の頃にはまた ステキなプロムナードに変身するのでしょうが
裸木の今は、ほとんどの木に寄生木がついているのが見えて、痛々しい姿でした。
わずかに登っていくと、またなだらかになり
山名標とベンチがあり
ここが展望台のようです。
南側には
笹尾根の上に 富士山が頭をのぞかせています。
北側には三頭山や飛龍山(かな?)
雲取山から鷹ノ巣山は、くっきりと見えていました。
そして、こんな柱の穴から見る
御前山や大岳山
雪があるので、どの山もはっきりと、また美しく見えています。
のびやかな展望地で、山々を眺めながら ゆったりとランチ休憩をとり
ここからはアイゼンをつけて、東屋のある 休憩所へ下っていきます。
浅間嶺休憩所/休憩所の正面に大岳山
浅間嶺のピーク(903m)は、東屋近くのトイレの裏手から登って行きますが
眺望はよくないというので、この日は寄りませんでした。
数馬・風張峠方面へ向かって 20分弱で人里峠を過ぎ
この道の歴史を示す 浅間石宮の石の祠、一本杉の石仏、サル石などを見ながら
雑木の林や植林の中につけられた ゆるやかな道を進んで行きました。
右手の木々の間に 姿を少しずつ変えながら見えていた 御前山が大きくなり
鷹ノ巣山が近くに望めると、まもなく 馬頭観音の置かれた 数馬分岐に出ました。
はじめの予定では
ここから浅間尾根登山口へ下る予定でしたが
それでは、バスの待ち時間が長くなりそう。
もう少し先まで歩くことにしましょう。
風張峠へ向かってゆるやかにアップダウンし林道を横切ってさらに進むと
馬頭観音の立像があり、左下に道が伸びていました。
ここに立てられた道標には、風張峠と浅間嶺の文字しか記されていませんが
ここが数馬峠(藤原峠)なのでしょう。
数馬峠からも浅間尾根登山口へ出られるので
そのつもりで下っていきましたが
まもなく、下平バス停へと示された道標があり
それにしたがって、右手に折れると
この道は山腹を西に向かっていて
荒れているところもあり、通る人は少ないようです。
やがて民家のあるところに出ると、南に向かって植林帯を下るようになり
数馬峠から 35分でバス停に下り立ち、数馬からのバスで払沢の滝へ戻りました。
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下山口付近で見た 氷の造形
2週連続で凍った滝見ですね。
運転手さんがいて(^_-)v いいなっ!
そういえば、しばらく浅間嶺に行っていません。
春になったら行こうかな~。
再来週もその次も・・・3月になったら溶けちゃうかしら。
こんな素敵な氷の造形も見てみたいーー(ΦωΦ*)ジー
はい♪ 続けて行ってしまいました。
今年の寒さは特別ですものね。
今度はいつ見られるかわかりませんから・・・。
冬の朝は、運転手さんに感謝!感謝!です。
ここは、うららかな春もよさそうですね。(^-^)
今日の雨でかなり融けちゃったみたいですが
明日からまた寒くなるそうなので、期待しましょう (^-^)
氷の造形がすごかったです。
最後に載せた写真を撮ったところでは
もっといろいろな形があって、びっくりしました。
払沢の滝に行ってみようかと
一人ふと考えていた週末でした。
ま、結局行かなかったんですけどね。
やっぱりすごいことになってるんですね。
綺麗だわ~ここだけでも行ってみたいな。
浅間嶺もまだ未踏。
いつか行かなければ!
それにしても あちこちすごい氷ですね。
今年の冬は寒いんですね^_^;
凍った滝と言えば、寒くなくちゃですからね。
なかなか出かける気になれませんが・・・。
雪も結構ありますね。
払沢の滝ですか、私はまだ見た事はありませんが、
こちらの氷爆もなかなか良いですね。凍結度が90%
ですか、やはりこちらは少し暖かいようです。
こちらの氷爆は100%凍って居ました。
はなねこさんも2週続けて凍った滝見でしたか。
ナメクジはピッタリ、氷の造形にもはまってますね~(笑)
百尋の滝見のあと、凍えるような1週間でしたので、払沢の滝も随分凍りましたね。
この雨で凍った滝見も氷の造形も一段落になりそうか、と思ったら明日からまた寒くなるとか。
前のレポも勿論拝見していましたよ、静かに^^;
私も「払沢の滝」チェックしてました。
昨年は三頭大滝の氷爆を見たので今年はこっちかなと考えていたところです。
浅間嶺はこの時期は自転車組はいないのでしょうか?
以前行ったとき、ドロドロの細い登山道を自転車が何台も走ってきてうんざりしたので、
それから足が遠退いていたのです。
あっ!かたくりの花初めて見たのここでした♪
矢車草さんと滝の前でバッタリしたかったですねぇ (^-^)
見事な滝と、面白い氷の数々でした。
今年はほんと寒いですものね。
浅間嶺はアップダウンが少なくて、散歩道みたいです。
桜の頃のオフ会向きかもですよ。