私が昔留学してきた頃は、ウィーンでみかける犬といえば、この「ぞうきんいぬ」か怖いシェパードだった。
ほとんどが年老いたおばあさん、おじいさんに散歩に連れられていた、この「ぞうきん犬」の本名はよくわからないけど、私たち留学生はそう呼んでいた(と思う)。おそらくダックスフントと雑種を混ぜた犬で、体の形はダックスなんだけど、毛がぞうきんみたいな、それも何百回も床を油拭きしたみたいな色で縮れた毛の犬だ。
最近ここウィーンでもいろいろな犬をみるようになって、高級犬のゴールデンレトリバーとかが大きな顔をして歩いている。で、見渡してみると、あのぞうきん犬がいない。流行らなくなったのか、犬も「混ぜるな危険」と言われるようになったのか、それともぞうきん犬をかわいがっていた年代があちらの世界に行かれたのか…
あんなに「うわっ、きたなさそ~、ぶさいく~、かわいくな~い」と思っていた、ぞうきん犬ですが、いないとなるとこれもまた寂しいものです。
ほとんどが年老いたおばあさん、おじいさんに散歩に連れられていた、この「ぞうきん犬」の本名はよくわからないけど、私たち留学生はそう呼んでいた(と思う)。おそらくダックスフントと雑種を混ぜた犬で、体の形はダックスなんだけど、毛がぞうきんみたいな、それも何百回も床を油拭きしたみたいな色で縮れた毛の犬だ。
最近ここウィーンでもいろいろな犬をみるようになって、高級犬のゴールデンレトリバーとかが大きな顔をして歩いている。で、見渡してみると、あのぞうきん犬がいない。流行らなくなったのか、犬も「混ぜるな危険」と言われるようになったのか、それともぞうきん犬をかわいがっていた年代があちらの世界に行かれたのか…
あんなに「うわっ、きたなさそ~、ぶさいく~、かわいくな~い」と思っていた、ぞうきん犬ですが、いないとなるとこれもまた寂しいものです。