１０２３メートル・・・。まだですよ～。それでも緩やかなところに行き着きました。数人のマダムたちがワイワイと昼食中です。「 上まで行かれたのですか ？ 」と尋ねると、「私たちは昼から用事があるのでもう降りるのよ。 」と言います。
この日は夏至です。
連れが正午には頂上にいたいと言っていました。我々は間に合う自信がありません。なので先に行って「 任務を遂行 」するように伝えると、「 わかった！ 」と言ってまた軽々と登って行きました。彼女が一番ピクニックの格好をしているのですが・・・(;￣ー￣A
とりあえず後は本当に自分たちのペースで行けば良い。子どもにここで先に登った彼女が戻って来るのを待っているか？と尋ねると、「 登る 」と言う。
そうだね、せっかくここまで来たからね。
では、少しゆっくり目に休んで自分の中で「 行ける！ 」って思ったら出発しようね。
私は足がぷるぷるしていたのでむしろ座れば立てないと判断し、ストックに身を委ね立っていました。
お食事中のマダムたちが励ましてくれます。「 今まで一番キツイこの道を登って来たんだもの。エライわ～。私たちはそっち側の緩やかな道を登って来たの。帰りはそっちから帰るといいわよ。 」
「 どうしても大変なら、車が走る舗装された道路と交差しているからその道を降りて行けば確実に駐車場に着くわね。 」
そうなんですか？車も通っているのですか？
「 鉄塔があるから放送局の管理の人たちが車を使うからね～。 」
へ～～～～～(・。・;
まだ忘れています。気づいていませんよ(笑)妄想のお願い事です。
「 あの道を来たならこれからはピクニックコースよ～。頑張って～。でも最後の方はちょっと頑張りどころかな。」
頑張りどころ・・・(;￣ー￣A
お食事中のマダムたちを後にして登山再開です。おっしゃっていた通りに少しなだらかな道が続きます。
すると・・・(・。・;
どこから現れたのですか？(；・∀・)
気がつくと登山の格好とは赴きの違う出で立ちのジェ、じぇじぇじぇ？？？ジェントルマンが不意に現れました。そして一度すれ違ってからの・・・(゜_゜;)
「 この花の名前、知っているか？ 」
えっ！？？？(；・∀・)
辺りを見渡すと紫色の可愛いお花があちこちに咲いています。まったく見ている余裕なんてありませんでした。教えてくださってありがとうございます(*´∇｀*)
で、？
名前は？？？(≧∇≦)わくわく☆
「 ん！？？？ ・・・・・？あれ？？？？？ 」
ん、あれ？？？？？(≧∇≦)えっ？？？
「 いやぁ、たった今まで覚えていたのになぁ！！！あれっ？？？？？ 」
まさかのたった今まで覚えていたのに、の「ど忘れ」発言？(；・∀・)
「えっとえっと(^^;)(;^^)・・・・・いやぁ、今フキを取って来たのさ～。 」
えっと、まさかの話題変換？？？(；゜∀゜)
山菜、まだ取れるんですか？(；・∀・)
乗ってみる。
「 いや、下の方はもう終わっているけどな、ここいらはまだ取れるんだな。 」
「 おおお、思い出した！！！ 」
またもや突然の話題変換？(；゜∀゜)(笑)
「 白山千鳥 、白山千鳥！ 上にもたくさん咲いてるよ。 」って、リュックにフキを忍ばせてそのジェントルマンは颯爽と下山して行きました(笑)クマさんが現れたらそのフキを一本抜き取り戦ってくださるのでしょうか？(笑)ステキです。
いよいよ大詰めの「 最後の頑張りどころかな 」っぽいんですけど、という坂道に差し掛かりました。すると今度はお兄さん系のジェントルマンが降りて来ました。
「 もう少しだよ、頑張って。 」
山のジェントルマン＆マダムは皆優しい( ；∀；)
「 頂上には手稲神社の奥宮がありますよ。 」
ええ、さっき下の手稲神社で石を買って、これから奥宮へ参拝に行きます。
「 あ、やっぱり石って売っているのですか？私は家から持参して参拝してました。 」
多分、それでも想いがこもっていたら大丈夫だと思います。教えてくださってありがとうございます。
面白いくらいに良い人たちに出会います(笑)
まるでポケモンに登場している「村人」のようにちゅるるんるんるん♪って現れては、「 これはこうこうこうなんだって 」と教えてくれているかのようです。
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