愛しのボニー

元保護犬
2020年9月21日没(推定10歳)
ラブラドール・レトリバーのボニーの思い出

ドッグラン

2020-12-02 10:27:31 | 思い出

前に「引っ張られたままの散歩ではなくなった」と書いたが

それはただ「止めることができるようになった」というだけで

引っ張られる問題は依然解決しなかった。

 

いったい、何がボニーをそうさせるのだろう…?

他のわんちゃんと見れば伏せて待ち構える。

そしてわんちゃんが近づいてくるとすごい勢いで立ち上がり、寄っていく。

 

相手が鷹揚な場合は良いが、大抵はわんちゃんも飼い主さんも驚いてひっくり返ってしまったりする。

大型犬がすごい勢いで向かってくるので当然といえば当然だった。

 

それをなんとか抑えて穏やかに近づけるように何年も頑張ったつもりだったが、結局それは解決できなかった。

何かに餓えていたとしか思えない。

いったいどんな育ち方をしたのだろう。

 

家の中ではおだやかで、どちらかといえばのんきな感じなのに、いったん外に出れば大興奮。

それを何とか分散しようと当初はドッグランによく連れて行った。

車から降りたとたん、ガツガツ ハアハア状態でダッシュ。

何かを恐れているのか、何かに餓えているのか――。

 

初めは散歩経験が少なく慣れないせいだと思ったが、わたしの努力不足かもしれないけれど、何をどうしても変わらなかった。

 

バタバタ ハアハア ガツガツしているので相当ひどい犬と思われていたようで

「こんな犬を家の中で飼ってるの?」

とよく言われたものだが、実際のボニーは繊細で優しかった。

 

(写真は2020年3月1日のものです)

誰に対してもフレンドリー。