今年も残すところ20日あまりになってしまいましたね。
感染症の影響で生活様式まで大きく変わった年でした。
ドラッグストアの前には開店前から
マスクや消毒液を求めて人々が行列を作り
TVは朝から晩までその話題でした。
わたしはずっとマスクを作っていました。
初めのうちはこれほど感染者が増えるとは思わず
お遊び程度に手縫いで家族の分だけ作っていました。
「手作りマスクなんて恥ずかしい」と言っていた家族でしたが、
そうも言っていられなくなりそのうち
ミシンで縫い、近親者に配るようになりました。
「他人の作ったものなんて気持ち悪い」という人もいるらしいですが…;
作り出してすぐにガーゼが手に入らなくなり、マスクゴムがなくなり
ガーゼ代用のさらしがなくなり、ゴム代用のウーリースピンテープがなくなり…で
材料を揃えるのがまず大変だったことを思い出します。
わたしはボニーを迎える前は
自分の着るもの大抵のものを作っていました。
手作りのいいところは…
・体に合ったサイズのものが作れる
・裁断、縫製が丁寧なため、型くずれしない
・家で洗える(素材を選べる)
で、マイナスポイントは…
長持ちしすぎることでしょうか
9年近くも放置されたままだったミシンは長い眠りから覚め、活躍してくれました。
一方、使用者のほうはすっかり腕も落ち、がっかりでしたが、
なぜか俄然やる気を出してしまい、縫ったのがこれでした。
レインコート…
実は作ったのは9月です。
一度着ただけで終わってしまいました(悲)。
制作過程で何度も合せてみました。
ちょっとサイズがイレギュラーだったので…
頭部小さめ
胴太め
脚短め
体長長め
えっ……?
そのたびにいやがりもせず、嬉しそうにおなかを見せてゴロゴロしてくれて。
自分のものを作ってるということがわかっていたんでしょうね。
それがかわいくて何度も何度もフードをかぶせたりしました。
参考にしたのはこちら