愛しのボニー

元保護犬
2020年9月21日没(推定10歳)
ラブラドール・レトリバーのボニーの思い出

遺伝子異常

2021-12-03 10:42:13 | つぶやき

夫は抗がん剤による治療の効果がなくなり

新たな治療を模索するため遺伝子検査を受けた。

 

その結果、遺伝子に異常が見つかり

遺伝性の腫瘍だという。

 

夫の父は78歳で膵臓がんで亡くなっているが

その年齢は平均寿命に近く、今まで特段

『がんの遺伝』を考えることがなかった。

 

その父に比べると夫はまだ若い。

しかしこの遺伝子は受け継がれていき、

夫はそれを生まれた時から持っていた、ということらしい。

 

当然わたしの3人の子どもたちも、確率は定かでないものの

その遺伝子を持っている可能性があり

もしそうであればまめにがん検診を受け、

すばやく治療に移ることが必要だという。

 

ここからは考えるのもつらいのだけれど

もし子どもがその遺伝子を持っていないにしても

その子ども(わたしにとっては孫)に遺伝子は

受け継がれていくのだろう…

 

たしかに夫も 夫の父も消化器系のがんであり

そこに何らかの関係がありそうなのだ。

 

わたしの父も49歳で肺がんで亡くなっていて

わたしも同じくその遺伝子を持っている可能性がある。

 

わんこも兄弟犬が同じようにがんになることがあるが

それも遺伝子の異常なのだろうか。

 

ボニーもそうだったのだろうか


哀しい夢

2021-12-01 10:06:49 | つぶやき

初めてボニーの夢を見た

  

 

椅子に座った夫の足もとにボニーが居た

こちらに背中を向けて横たわっている

 

ボニーはこの世にもういない

それはわかっていた

これが幻だとわかっていた

 

近付けば消えてしまう幻

わかっているのに近付くわたし

 

「帰ってきてくれたの?ボニー」

ボニーが顔を起こしてわたしを見る

薄い舌をぺろりと出して満ち足りた表情を浮かべるボニー

 

ボニーがわたしの手に前足を乗せる

柔らかな白い毛とざらざらした手触りの肉球

懐かしい感触に思わずボニーを抱きしめると

夢は終わってしまった

 

夫がボニーの夢を見た話をするたび

うらやましくて それは嫉妬の感情にも似ていて

  

 

夢でもいい 会いたいと願っていたのに

ただただ哀しかった