Accumulation journalière

とある社会人の日常と夢への道のり。時々月に還ったうさぎ🐰のことも。※画像を使用する場合はひとことコメント下さい

もうすぐ一年

2016年01月16日 09時51分41秒 | 浮いた話
先生の最後の講義を聴いていると、先生と最後に別れてからもうそろそろ一年経つんだなって感じる。

先生の名前がいつの間にか大学の研究者一覧から消えていて、あぁ、あの人は本当に福岡からいなくなってしまったんだなって思った。
代わりに、別の大学で先生の名前を見つけて、そこの生徒が少し羨ましくなった。
やっぱりあの人は東京の人で、東京にいるべき人なんだろう。
私にとっては認めたくない事実だけども。

それでも、あの人がいないと感じる度に、あの頃に戻りたいと強く思う。

先生に会いたい。
誰よりも今、先生にいちばん会いたい。

人生を変えるほどの人って、なかなか居ないけど、私の中ではあの人は確実に私の人生を変えた人。
これまでも、これからも、あの人を超える人には出会えないと確信している。

先生にまた出会えるように、見つけてもらえるように、何か少しでも名を残したい。この子は自分の教え子だって、誇りを持ってもらえるように。
動機は不純だけど、それで充分だと思う。

だから、決めた。
仏検すべての級で満点を取ってみせる。
まずは5級から。
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ながらへば またこのごろや しのばれむ

2015年02月26日 19時30分02秒 | 浮いた話
憂しと見し世ぞ 今は恋しき


今日、憧れの先生に会いに、大学に行ってきました。
駅から降りて、ひとりてくてく大学まで歩きました。
今日はいつもと違った道順で行きました。

大学がだんだん近づいてくるにつれ、気持ちがはやりました。
柵の外から、先生の車はないかな、と探しましたが、それらしいのは見つかりませんでした。

今日は居ないかもなーと思いつつ、校舎内に入りました。
本当は、図書館に寄ってから会いに行くつもりだったのですが、
その時はなんとなく先に先生に会いたくなりました。

先生の研究室がある階に着くと、電気の消えている研究室がほとんどで、
やっぱりいないかなと諦めかけていました。
しかし、奇跡的に先生の研究室の電気が点いていました。

いつもならスッと素通りして、一旦、隣の日本史の先生のところで練習(笑)してから
行くのですが、残念ながらその先生はいらっしゃらなかったので、
私は先生の研究室の前で立ち往生してしまいました。

少し迷ってから、意を決して研究室の扉を叩きました。

「はい」と答える声が聞こえてから、私はゆっくり扉を開けて中に入りました。
以前はノックするのに何十分もかかっていたのが、今では慣れたもんですw

先生は私の姿を認めると、「あぁw」と笑顔を見せてくれました。
「今日はどうしたんですか?」と言われ、私は「先生に会いに来ました」と直球では言えるはずもなく、
咄嗟に「話のネタが出来たのでw」と意味不明なことを口走りながら、
持ってきた「ボルドー展」のお土産を見せました。

実は、先生に会いに行く前に、博物館で開催されている、
フランスの都市・ボルドーの展示会に行ってきたのです。(先生との会話の糸口にでもなればと思ってw

でも、そのねらいどおり、そこから話が広がりました。

実は今論文(っぽいの)を書いていた、と。
締切が近いし、入試も終わったし、自分の研究に専念しようと思って、と。
そして、次の言葉に耳を疑いました。
「引っ越しの準備もあって」と。

( ゜o゜)は…………?

それを聞いた時、私は本気で気分転換に違うところに住むのかと思いました。
大学はやめずに。
しかし、んなわけはなく、先生は「東京に」とはっきり仰られました。

私は「え…。でもまだあと一年残ってますよね?任期は5年って聞いたから…」
と言うと、
「すぐやめるわけじゃなく、半年は院の授業とか集中講義をしに来る」と言われました。
でも、それと同時に「こっちに居ることの方が少なくなる。8月の31日でやめるつもりです」とも言いました。

更新も出来るけど、と慰めるように仰ってくれましたが、
きっと、もう先生の決意は固いのだろうなと思いました。

話の途中からもう泣きそうになってました。
でも、先生の前では泣いちゃだめだ、と思いました。必死に笑ってました。

先生はいつかいなくなるんだろうと分かってはいましたが、
こんなに突然とは思いませんでした。
いや、本当は薄々そうじゃないかと思ってました。
でも信じたくなかった。
先生にはずっと福岡にいてほしかった。


先生はにっこり微笑みながら
「今生の別れじゃないんだから」
「またどこかで会えますよ」
「福岡で会うのは最後かもしれませんが、東京のどこかで会えますよ」
「健康に気を付けてがんばって」
もう書ききれない・・・

私は先生に言おうと思っていたことも頭からふっ飛んで、
「先生もお元気で」と言うので精いっぱいでした。

最後に毎年恒例のチロルチョコを三個渡して別れました。
今年は抹茶とミルクです・・・。
去年は何だっけ・・・きなこかなw
ちなみに最初の年はさくらもちだった・・・


ドアを閉める時、「失礼しました」という声が少し涙声になっていたのがバレてないか心配ですw

結局、図書館には寄らず(ていうか寄れず)に、屋上庭園で放心してました。
その後、イオンで靴を買って帰りました。

もう大して気にしてないと思ったですが、また思い出すと泣いてしまいました(´・ω・`)
今日見せてくださった、私が大好きな先生のあの微笑みは一生忘れません・・・。
その微笑みに何度救われたことか・・・

短い間だったけれど、先生との(一方的な)思い出は何にも代えがたいものです。
思い出すと、他愛のないことばかりですが、それでも先生がいただけで、
あの頃は毎日が(言い方クサいですが)輝いてた。
私は本当に、良い大学生活を送らせてもらったと思います。


先生がこの街からいらっしゃらなくなっても、私は先生を一生忘れないし、
追いかけ続けます。(純粋な意味で!純粋な意味で!!
きっと、誰も先生のことを忘れて、もう知っている人がいなくなっても、
私だけは絶対に忘れません。
先生に教えてもらったこと、先生との日々を、
これからのクソみたいな現実に耐えうる糧としていきたいと思います。


先生、この3年間、本当にありがとうございました。(´;ω;`)
いつかどこかで会えますよね・・・先生の言葉を信じています!
だから、どうかお元気で・・・!
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大好きな先生

2015年02月14日 19時24分37秒 | 浮いた話
今日、憧れの先生の講演会に行ってきました。

朝から良い天気で、絶好のお出かけ日和でした。

が、朝から「夏空のモノローグ」という乙女ゲームをやってボロ泣きしていました。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃw
でも、すごく心が晴れやかになりました。
こんな爽やかな気持ちになったのは久しぶりですw

で、丁度良い時間にゲームが終わったので、急いでお昼を食べて、外出の準備をしました。
荷物を詰める際、以前、この日のために買っていたボイスレコーダーも忘れずに入れました。

もしかしたら、これがあの人の最後の講義かもしれないので。
先生の声を残しておいて、何か大事なことを忘れそうになったときや、
悲しいとき、くじけそうな時、それを聞いて立ち直りたいと思ったからです。

会場である母校には、開始時間の30分前に到着しました。良い席はお早めにw
私は自転車を停めて、公演場所へ歩いていました。
すると、偶然、目の前に黒いスーツを着た人が歩いているのが目に入りました。
私は、ひと目で、先生だと気付きました。
挨拶をしようと思えば、出来ない距離ではありませんでした。
しかし、私は恥ずかしさで咄嗟に顔を伏せてしましました。
目を合わせないように、と・・・

先生は(おそらく)私に気付かず、そのまま、校門の方へ向かって行きました。
(ていうか先生、私のこときっと忘れてる…名前も思い出せないくらいだからw)
たぶん、コンビニか喫煙場所に行ったんだろうと思いました。

その後、とても後悔したのは言うまでもありません。
「なんで挨拶できなかったんだ、私のバカぁあ!!」と心の中で叫びました。(´;ω;`)

会場に着き、講演会の教室(2階)に上がったとき、ふと、窓の外に目をやりました。
すると、どこかに行ったと思っていた先生が校舎に戻ってきているのが見えたのです。

出てきた方向から、煙草を吸いに行っていたのかなと思いましたが、
私とすれ違ってその時まで、まだ2~3分しか経っていませんでした。
いくらなんでも、煙草を吸っていたにしては早すぎるwと思いました。
じゃぁ、何をしていたんだろう・・・
何か理由があって吸えなかったのでしょうかw


実は歩きながら、「どこかで偶然先生と出くわさないかなーwま、会うわけないかーwドゥフw」とか思ってましたが、実際出くわすと、未だにキョドってしまいますww
学生時代の名残です。

先生は、なんとなくでは、私のことを覚えているとは思いますが、
もうほとんど忘れてしまわれたと思います。
赴任最初の年の講義を取っていたことも、眼の手術をしたと話したことも、
バレンタインのチョコをあげたことも、聴講した講義のレポートを提出したことも。

元々、そんなに接点のない間柄だったので、忘れられていて当然です。
でも、本音では、少しでも覚えていてほしかったと思うのです。贅沢ですが。


席は丁度良い席を確保できました。
ちょうど、前の席の女の子が背が高い人で、身長が低い私はここならあまり目立たずに講義を録音できると思いました。
講演会が始まるまでの間、レジュメを読んでいましたが、
相変わらず先生のレジュメは難解で、読んでいてもなかなか内容が頭に入ってきませんでした。
まぁ、緊張していたせいもあるのでしょうがw

この講座は大体、ご年配の方が多いのですが、今回に限っては、
先生目当ての学生がちらほらと見受けられました。
やっぱり先生は人気なんですね・・・

やがて、開始時刻が近くなり、先生が会場に入ってこられました。
先生は眼鏡を掛けており、先ほどと同じ黒いスーツを着ていました。
華奢で小柄な先生ではありますが、低く落ち着きのある声、品のある立ち居振る舞い、
真面目で冷静な様子は、歳相応の大人の男性でした。
1年前と全く変わらない先生の講義。

唯一違うのは、受講対象が学生だけではなく、一般の方も含まれているので、
話し方が少し硬かったことくらいでしょうか。

先生の声を聞いていると、本当に落ち着きました。
やっぱり自分はこの人に憧れてるんだな、と思いました。
この人がいなくなったらどうなるか・・・。
でも、いつまでもここにいられるわけではないことは分かっています。
いつかは、先生なしでも、立派な大人にならなければいけない。
だから、今、私はひとりでも頑張らなければならない、と思います。


前回、前々回の他の先生の講演会では、どう気張っていても寝てしまっていましたが、
今回は、全く寝ませんでした。
やはり、好きな先生の話を聞くとなると、自然と頑張れるんですね(笑)

講義中、レジュメの内容が進んでいくにつれ、まだ終わらないでほしいなと思いました。
しかし、去年の3月からずっと楽しみにしていた先生の講義は、
あっという間に終わってしまいました。
一度も時計を見ることなく、講演の時間は終了しました。

終了すると、講座の修了証を授与されるのですが、そこで私が目をひん剥いたのが、
まさかの先生の手渡し。

うそだああああ!!!本来なら私だってあそこで先生に渡してもらえるはずだったのにいいwww
第二回目を欠席さえしなければ・・・!!
と、心の中で悶絶しながら、授与される人々を羨望の眼差しで見つめていました。

ていうか、修了証がもらえるなら、一番最初の第一回目のときに言ってほしかった・・・。
全回受講したら修了証もらえるとか、そんなこと聞いてないよ!(´;ω;`)
ましてや、先生に手渡ししてもらえると分かっていたなら、ちゃんと休まずに全部行ってたのに・・・
私のバカヤロウ・・・

ま、終わったことは仕方ないのでw

講座が終了すると、私はアンケートを書きました。
大体、前回、前々回に講演された先生は、最後まで会場に残っていましたが、
先生の場合は異なり、講座が終わると、忽然と姿を消してしまっていました。
むっちゃ早いwwww気づいたらいないwww

先生目当てで来ていた女の子たちは、慌てて先生を追いかけて行きました。
私はこうなることが容易に予想できていたので、
先生にあげようと持ってきたチロルチョコは渡せませんでした。

絶対、講演が終わった後、先生を捕まえて話しかける輩がいるだろうなと思っていました。

本当は、少しだけでも先生とお話したかったのですが、今回は無理でした。
少し残念でしたが、その代わり、先生が読むかもしれないアンケートの感想の欄に
「また講演してくれるとうれしいです」と書きました。

先生と話せなくて正直へこみはしましたが、図書館で仕事の復習をしていると、
サークルの後輩に会い、少し話をしました。
卒業式以来の彼女は、以前と全く変わらない姿で、近況を話してくれました。
話をしていると、大学時代に戻ったようで、癒されました(笑)

図書館の閉館時間になり、録音したボイスレコーダーを手にしながら、自転車置き場へ向かいました。
ちゃんと録音されているか不安になり、試しに聞いてみようと思いました。
再生すると、最初の司会の人の声がよく聞こえなかったので不安になりました。
しかし、しばらくすると、先生の低く、落ち着いた声がはっきりと聞こえ、ほっと胸をなで下ろしました。
声だけだけれども、その声だけで、話している時の先生の姿が思い浮かぶようでした。
(恥ずかしくてなかなか先生の姿を見られませんでしたがw)

今日のことは忘れません。
今日は先生と話せなかったけど、
これがあれば、きっとこれからもがんばっていける、と思いました。

大好きな私の憧れの先生。
それはこれからも変わらないと思います。
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目標のひと

2014年10月08日 22時59分24秒 | 浮いた話
久しぶりの更新です。
ここ最近、ブログを書こうとすると目が痛くなって、書けませんでした。
でも、今日は調子が良いので書きます(`・ω・´)

今日は今月唯一の平日休みだったので、母校に卒業アルバムを取りに行きました。
まぁ、それは口実で。
本当は、ただ先生に会いたかっただけですw

でも、先生に会えるにしろ、会えないにしろ、卒業アルバムは取りに行くつもりでした。



先生の研究室の前に立つと、いつもの如く、ノックする勇気がなかなか出ませんでした。
しかし、意を決してノックすると、「はい」との声が。
第一声は何にしようかとうだうだ考えていましたが、結局はこの前と同じ「すみません、また来ました」。

どんな反応をされるのかなと思ったら、とても快く招き入れて下さいました。
会議の始まる時間が近いけど、せっかく来てくれたのだから、と、お忙しい時間を割いてくださいました。
本当にありがとうございます。

先生とは、「仕事はどうですか」から始まり、映画の話や大学の話などをしました。
会う前は、こんなことを話そうかと考えていたものですが、いざあの方を前にすると、何を話すつもりだったのか忘れてしまいますw

今日の先生はとても穏やかでした。
授業が無い日らしく、落ち着いている感じがしました。そして今日も一段と格好いい。
なんかまた若返ったんじゃないかと思うくらいww

そして、私が一番気になっていた、来年のことについても聞きました。
「先生は、来年もいらっしゃいますか…?」とおそるおそる聞きました。
すると、先生は少し笑いながら、「どうでしょうね」と仰いました。思い切りはぐらかされました。

でも任期は5年だから、と仰っていたので、来年まではいらっしゃるんだと思います。

人事というものは、あまり公にしないんだそうです。(まぁ、あたりまえですがw
今は、研究職も、同じ大学にずっといる時代じゃない。
転勤する可能性は常にある。自分はこの大学に勤めて4年目だけど、4・5年経つと転勤の可能性も考える。
だけど、自分はこの大学が嫌になったとか、学生が嫌いだから転勤するわけじゃない、と。


先生には、先生の道を貫いてほしいとは思うけれど、やっぱり、ここを離れてほしくはないなと思います。
それでも、止めることは出来ないんだろうなと思います。先生がそれを望むなら。
だったら、せめて私も一緒に連れて行ってほしい、と思いました。
先生とならどこまででも行く覚悟ですので(`・ω・´)


今日の先生の笑顔はとても穏やかで、優しくて、心に沁みました。ほれてまうやろー
最近仕事で落ち込んだ事なんてどうでも良くなるくらい。

でもいつか、この人のこの笑顔に会えなくなるのかと思ったら、少し切なくなりました。

私は、先生のことが今でも好きです。
私の理想の人は先生以外に有り得ません。
隣にいたいと思うのも、先生以外にいません。

そして、多くの人と出会えば出会うほど、あの人のような人は滅多にいないんだと実感させられます。
出会えたのが奇跡なくらい。

だからこそ、妥協できない。
あの人に近づく為には、並み外れた努力をしなくちゃいけないし、この人くらいでいいやと目標を下げることもできない。

先生との出会いを無駄にしないためにも、自分はまだまだ努力をしなければならない。
と、思うのです。
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信じたくない気持ち

2014年08月14日 22時59分14秒 | 浮いた話
今日、かなり動揺した出来事がありました。

私の好きな先生が、大学を離れるかもしれないということです。


何気なしに、大学のHPを見ていると、教員募集の文字を見つけました。
嫌な予感がしつつも、そんなはずはないと、軽い気持ちで開いてみました。
しかし、予感は当たり、募集内容は全て、現在先生が行っている授業内容でした。

見た瞬間、我が目を疑いました。
嘘だと信じたいけれど、動揺してしまって頭の整理がつきません。

希望的観測と絶望的観測が入り混じって、安心していいのか、相応の覚悟をせねばならないのか判断に迷いました。


想像だけではまだ何とも言えないから、今度お会いするときに、直接先生に聞いてみようと思い、ようやく落ち着きました。
でも、もしこの嫌な予感が当たっていたら・・・
来年の講座の日が最後になるのだろうかという漠然とした不安に苛まれます。

もう会えないのだろうか・・・遠くへ行ってしまうのだろうか・・・
まだ信じてはいないけれど、悪い考えは拭いきれません。

ただ、今は自分にできることだけをやろうと思いました。
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