よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

一人で過ごす夜-滋賀県大津市:「MIZUNO CAMPER BASE 富川」

2023年11月15日 | 滋賀
“MIZUNO CAMPER BASE TOMIKAWA”, Otsu City, Shiga Pref.

さてさて、夕食の片付けも済ませると、「MIZUNO CAMPER BASE 富川」に夜の帳が下りてきました


三脚を立てて夜のキャンプサイトを撮影しました。揺らめく焚き火の炎が、心を癒してくれる気がするのです


焚き火には7つの効果があると言われているそうなんですが、その効果とは以下のように言われています。
1.焚き火の音や炎により、精神的に安定する
2.五感が研ぎ澄まされる
3.自分自身とじっくり向き合える
4.子どもの頃を思い出し、童心に戻れる
5.集中とリラックスを、自然な形で一度に得られる
6.自然体でコミュニケーションできる
7.チームの心理的安全性が高まる
の7つだそうなんですよ


ワタクシはソロで、あるいは家族と、もしくは極めて仲のいい友人としかキャンプに行くことがありませんので、
上記した6と7に関してはよくわかりませんが、1〜5については「なるほどなぁ」と納得します。
特に「自分自身とじっくり向き合える」というのは、ソロキャンプの時には強く感じますわ


焚き火の炎を眺めながらワインを飲み、そして自分自身とじっくり向き合う時間となりました


これがオイルサーディンに刻んだネギをたっぷりと乗せて、ちょっと醤油を垂らして温めたんです。
クラッカーの上に乗せて食べると、ワインのつまみにピッタリでありました


気がつくと夜空に満月が輝いていました。欧州なら狼男が出てきそうな夜空です


ワインを飲みながら月を眺め、静かに一人の時間を楽しみます。
薪をくべて炎を調整しているだけで、楽しくて仕方ないんですよ。焚き火って贅沢な大人の遊びだという気がします


チビチビと飲んでいるつもりだったのですが、あっという間にワインのボトルは空になってしまいました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


人によって考え方はマチマチだと思いますが、私は登山やキャンプ、旅行には絶対に同じ職場の人と一緒に行くことはありません。
大好きな趣味の時間が、大切な場所で過ごす時間が、仕事の話題になってしまうのが絶対に嫌なんですよ。
仕事は仕事、プライベートな時間はプライベートな時間…これをハッキリと区別しておくのが私の流儀です。



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ザ・男メシ-滋賀県大津市:「MIZUNO CAMPER BASE 富川」

2023年11月14日 | 滋賀
“MIZUNO CAMPER BASE TOMIKAWA”, Otsu City, Shiga Pref.

さてさて、「MIZUNO CAMPER BASE 富川」にソロキャンプにやって来たワタクシでありますが、
ソロキャンプということは、何から何まで全て自分一人でやらねばなりません。
家人とキャンプに行くと、夕食などは家人が中心になってやってくれるのですが、ソロキャンプはそうはいきません。
夕方の4時すぐになると、ワタクシは夕食の準備に取り掛かることにしました


ではでは、準備も整いましたので、調理を始めるとしましょうか


この日のメインは「鶏肉のソテー」です。味付けは塩コショウとガーリックだけのシンプルなものにしました。
キューバサンドメーカーに挟んで焼くので失敗することも無いでしょうな


もう一品は「マッシュルームとタマネギのオムレツ」です。サラダはスーパーで購入した市販のものをいただきます。
もちろんビールは十分に用意してあります。キャンプにお酒は欠かすことが出来ませんな


これぞ「ザ・男メシ」という感じの夕食となりました。男の料理は色合いが映えませんなぁ。
でも、大切なのは「見かけ」ではなく「味」です。オジサンは歳を取っても食には貪欲なのです


チキンは表面がカリッと焼け、ビールにピッタリの一品となりました。
気がつけば500mlの缶ビールが4本、空になってしまったのでした


夕食を食べていると、周囲はすっかり暗くなりました。秋はあっという間に陽が沈みます。
陽が沈むと急激に気温が下がってきました。やっぱり山あいは寒暖の差が大きいですね


ではでは、長い秋の夜を楽しむとしましょうか。一人で夜を楽しむ…ソロキャンプの大きな魅力ですな

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


ここのキャンプ場はファミリーに人気のキャンプ場のようで、ソロでキャンプに来ているのは私一人でした。
そんな私は「手慣れた様子でソロキャンプを楽しむ魅力的なベテランキャンパー」に見えたのか、
それとも「家族からも友人からも相手にされず、孤独なキャンプを過ごす寂しい老人」に見えたのか、どちらなんでしょうねぇ。



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キャンプ場も虎、虎、虎や!-滋賀県大津市:「MIZUNO CAMPER BASE 富川」

2023年11月13日 | 滋賀
“MIZUNO CAMPER BASE TOMIKAWA”, Otsu City, Shiga Pref.

さてさて、ワタクシは10月28日の土曜日は休日出勤だったので、その分の代替休暇が30日の月曜日になりました。
そこで、29日から30日にかけてはキャンプ場も空いているだろうと考え、ソロキャンプに行くことにしました


今回訪れたのは滋賀県大津市にある「MIZUNO CAMPER BASE 富川」というキャンプ場です。
滋賀県のキャンプ場というと琵琶湖畔のキャンプ場をイメージしがちですが、ここは大津市とはいっても山あいにあるんです


今回、初めて訪れるキャンプ場なのですが、ここは家族連れのキャンパーが多いようで、
子ども達が喜びそうな手作りの遊具や飾り付けがたくさんありました


全部でサイトの数は20くらいですので、さほど大きなキャンプ場ではありません。
でも、暖かくておおらかなオーナーさんの人柄がそうさせるのでしょう。リピーターが多いキャンプ場のようでした


ここが今回ワタクシが利用するサイトです。10m×10mくらいの広さなので、大型テントを張るのも余裕でしょう。
ましてやワタクシのようにソロキャンプをする者には、贅沢すぎるような広さです。
隣のサイトとの間に柵があり、プライベート感を確保できるのが嬉しい心遣いですな


ここのキャンプ場はオーナーさんがジブリ映画のファンなのでしょう。あちこちにジブリ映画にちなんだオブジェが置いてあったり、
サイトの名前が「めい」「さつき」「もののけ」「天空」というようなジブリにちなんだ名前なんですよ。
ワタクシのサイトは「どんぐり」という名前でしたが、ジブリ映画をよく知らないワタクシにはなんという映画に関係する名前のなのか、
よくわからないままでありました


ワタクシ、ソロキャンプ用に新しいテントを購入したんです。これはパップテントというのですが、
パップテントとは軍人が使用するために開発された軍用テントで、無骨なスタイルが魅力なんですよ。
このテントはGoGlampingという中国製のメーカーで、2万円を切る低価格が魅力です


初めてパップテントを張ったのですが、戸惑うこともなくスイスイと張ることが出来ました。
テントを張り、焚き火台やテーブルなどの準備が終わると、ワタクシはキャンプ場内を散策することにしたんです


すると阪神タイガースのユニフォームを着た人達が集まっており、日本シリーズの話題で盛り上がっていました。
この日は日本シリーズ第2戦が行われた日で、前日の第1戦は阪神がオリックスに8-0で勝っていました。
ワタクシも阪神ファンであることを伝えると「じゃあ、前回の日本一を知ってはるんですか?」
「江夏とか田淵の現役時代って知ってるんですか?」と訊かれたので、
「1985年の日本一の時は社会人3年目で、優勝の瞬間はスポーツバーで見てました」
「江夏と田淵は甲子園でバッテリーを組んでるのを見ましたよ」と言うと、「うわー、ファンのレジェンドや」と盛り上がり、
ワタクシも皆さんが持っていたユニフォームを借りて、阪神ファン達で記念撮影となりました。
ただし、この後に始まった第2戦で阪神はボロ負けしてしまったのでした

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


この日は日曜日なので、キャンプ場は空いているだろうと思っていたのですが、子どもを連れた家族づれが結構いたんです。
「明日は学校があるのとちゃいますん?」と訊くと、「土曜日が運動会だったので月曜日が代休なんですよ」とのこと。
私は運動会って9月末か10月初めにやるものだと思っていましたが、暑さ対策で10月下旬に開催する学校が増えているのだとか。
さらには多くの学校が午前中で運動会を終了するのだとも教えてもらいました。
暑さ対策も大変だなぁと思う一方、運動会ってそこまでしてやらねばならないものなのかとも思ってしまいました。



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湖国の恵みをいただく-滋賀県高島市:「川新」

2023年10月17日 | 滋賀
“Kawashin”, Takashima City, Shiga Pref.

さてさて、針江の散策を終えると、時刻もお昼前となりました。
「さあ、昼食を食べに行こうか」ということになるのですが、以前に針江を訪れた際に訪れたお店が、
琵琶湖の湖魚などの地元の食材をふんだんに使った美味しいお店だったことを覚えていたので、
今回もそのお店で昼食をいただくことにしました


針江からすぐの場所にある「川新」というお店が、美味しい湖魚を食べることが出来るんですよ。
今回も「湖国御膳」というメニューをオーダーしました


いろいろな種類の料理を食べることが出来るのが嬉しいんですよねぇ。残念なのは車で来たので、お酒を飲めないことですな


「びわ鱒のお刺身」も運ばれてきました。淡水魚を嫌がる人もいますが、びわ鱒は生臭さも無く美味しいんですよ


どーですか。ずらりと「湖国の恵み」が並びました。メニューを見ると「小鮎の甘露煮、鰻の蒲焼き、海老豆、しじみ煮、
近江牛しぐれ煮、小鮎の天麩羅、上原豆腐の冷や奴、地野菜の炊いたん、地玉子出汁巻き、びわ鱒のお刺身、上原豆腐のお吸い物、
新旭産コシヒカリ、漬け物」
となっております


ここのお店、テレビなどでも取り上げられているようで、入口を入ったところに芸能人のサイン色紙が飾られてました


まず目に留まったのが元ABC(大阪朝日放送)のアナウンサーで、今はフリーになって「報道ステーション」などで活躍している
ヒロド歩美さんのサインがありました。「取材に来られたんですか?」と訊くと、「ええ、そうなんですよ。土曜日にやっている
『旅サラダ』っていう番組なんです。テレビで見るよりも細くて可愛いお嬢さんでしたわ」とのことでした


それと、多分関西ローカルだと思うのですが、三田村邦彦さんが出演している「おとな旅あるき旅」という番組で、
来店された時のサインもありました。この番組、ワタクシも時々見るのですが、三田村さんっていつもお店でお酒を飲んでいるので、
「ここに来られた時もお酒を飲んでたんですかねぇ」と訊くと、「うちの店に来る前に、もうかなり飲んでいたようですよ。
うちでもずっと飲んではりましたわ」とのこと。思わず笑ってしまいました


朝から彼岸花を見に行き、その後は「生水の郷 針江」を散策し、最後は美味しい食事を堪能しました。いい一日でした

「川新」…滋賀県高島市新旭町旭1145

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私は特別に「食」にお金をかけるようなことはしませんが、旅先などではその土地のものを食べたいなぁと思うんですよ。
せっかく旅先に来たのにマクドナルドのハンバーガーを食べるとか、吉野家の牛丼を食べるのって、もったいない気がするんです。
ですので、私は旅先でファストフード店や全国チェーンの飲食店に行くことは、まずないんですよ。



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いつまでも変わらずにいてほしい-滋賀県高島市:針江

2023年10月16日 | 滋賀
Harie, Takashima City, Shiga Pref.

さてさて、ガイドさんとともに楽しんできた針江の散策も、後半になりました


正傳寺というお寺に案内されました。このお寺が建立されたのは平安時代の末期ですが、
江戸時代に永平寺の禅師を迎えてそれまでの天台宗から曹洞宗に改宗したそうです。
それ以来、永平寺直末中本寺格として、近江三ヵ寺の一つとなったのですが、このお寺にも立派な川端があるんです。


こうしてお寺や民家の川端に入ることが出来るのも、ガイドさんと一緒に散策しているからなんですよ。
勝手に入るのは不法侵入になりますから、それは絶対にやめてほしいものです


悠々と、いや、のんびりと泳ぐ鯉の姿が、なんとものどかなんですよねぇ


正傳寺には「亀が池」という池があり、この池も豊かな生水(しょうず)によって出来た池です。
ですので、透明度が高く池の底まで見渡すことが出来ました


正傳寺から少し歩くと、「上原豆腐店」という豆腐屋さんがありました。
いい水がいくらでもあるのですから、豆腐も絶対に美味しいでしょうね


ワタクシは豆腐を買って帰りたかったのですが、保冷するクーラーとかがありません。
今回は豆腐を買うのは断念しましたが、次回はクーラーを持ってきて豆腐を買って帰りたいですわ


こちらの川端では野菜を冷やしていました。水温が13度〜14度なので、冷やすのにはちょうどいいでしょうねぇ


ここ針江を訪れるのは今回が3度目です。初めて来たのは14年前だったでしょうか。その時と変わらない風景が広がっていました。
これからもずっと、豊かな水に恵まれ、穏やかで優しい針江であってほしいです。
ではでは、お昼が近づいてきました。昼食を食べに向かうとしましょうか

使用したカメラ:1、3枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


かつてここ針江では生水の風景がテレビで取り上げられた後に、カメラマンなどが勝手に民家の敷地内に入るということが起こりました。
現在、「針江の生水」は、そのほとんどが住居敷地内にあるため、ボランティアガイドの案内のもと、見学することになっています。
針江の生水を訪れる際は「針江 生水の郷委員会」にて予約してくださいね。



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