よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

寒いけど…山はいいなぁ-奈良県御杖村:三峰山

2025年02月28日 | 奈良(奈良市以外)
Mt.Miune, Mitsue Village, Nara Pref.

さてさて、ワタクシ達はしっかりとした足取りで三峰山(みうねやま)を登ってきましたが、
登山口から約2時間10分かかって、11時10分に山頂に到着しました


三峰山の山頂は標高1235mですので、さほど高い山ではありません。
それでも積雪、霧氷が楽しめるということで、冬の季節は人気の山なんです


山頂から北の方を見ると倶留尊山が綺麗に見えていましたが、それ以上に美しいのが手前の霧氷です。
厳しい寒さが与えてくれる素晴らしい贈り物ですね


三峰山は山頂から5分ほど南西の方に歩いていくと、八丁平と呼ばれる開けた場所があるんです
この八丁平からは奈良県南部の山々を望む大展望が楽しめますし、5月中旬から下旬にかけてはシロヤシオを見ることができます。
風が強い日だと吹きっさらしになりますが、この日はさほど風もありませんので、ワタクシ達は八丁平で昼飯を食べることにしました。
と言ってもコンビニで買ってきたおにぎりを食べるくらいですがね


あらあら、おにぎりが寒さで固くなっていました。サーモスに入れた熱ーいお茶でおにぎりをお腹に流し込みます


おにぎりを頬張っていると青空が見えてきました。こうなると写真を撮る方が、おにぎりよりも優先です。
カメラを持って青空の方にレンズを向けます


こちらは三重県側(南東側)を眺めた風景です。三重県って近畿地方なのか、それとも中部地方なのかってよく言われますね。
教科書などでは、近畿は「近畿地方」として「京都・大阪・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・三重の二府五県を含む区域」としています。
しかし、一般感覚では近畿は2府4県、三重県は含みません。
愛知や岐阜との結びつきが強く、中部地方(東海地方)という感覚の方が強い気がします


こちらは奈良県南部が背景です。こういう写真は相棒の「今では晴れ男さん」に撮ってもらうのですが、
相棒さんもカメラ歴が長いので安心して撮影を任すことが出来るのです


ではでは、そろそろ下山に向かうとしましょうか。下りは上りとは違うルートを歩いていくことにします

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/37718673

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


山はいいなぁ…山に登るたびにそんな気持ちになります。山に登る目的や楽しみって人によって様々だと思います
私にはその魅力は、汗をかいてたどり着いた先で待っている絶景や、季節ごとに違う表情を見せる自然風景でしょうか。
これからも体力、筋力が維持できているうちは少しでも山に登りたいと思っています。



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頂を目指して一歩ずつ-奈良県御杖村:三峰山

2025年02月27日 | 奈良(奈良市以外)
Mt.Miune, Mitsue Village, Nara Pref.

さてさて、例年になく積雪量が多い三峰山(みうねやま)にやって来たワタクシ達ですが、
山頂に向かって軽快な足取りで登山道を登って行きました


歩き始めて約1時間半。山小屋があるのですが、そこで5分ほどの小休止。ここからは休憩を取らずに一気に山頂に向かいます


木々の枝に霧氷が見えてくるようになりました。よく「霧氷」と「樹氷」という言葉が混同されるのですが、ちゃんと違いがあるんです。
霧氷は、過冷却された霧粒が風で木などに吹き付けられ、その刺激で氷となって付いたものです。木に白い花が咲いたように見えます。
樹氷とは、実は霧氷の一種で−5℃以下に冷やされた過冷却の濃霧が凍結付着してできた氷の表面の事の名称です。
たいへん脆く触ると簡単に壊れてしまうほどで、そのため風が弱い時にできやすいそうです。
また、風上に向かって付着して大きくなっていく姿から「えびの尻尾」とも呼ばれるんです


道標の上に「雪だるま製造機」で作られた小さな雪だるまが置いてありました。
これはこれでいいのでしょうが、ワタクシはやっぱり手で固めて作る雪だるまの方が好きですな


木の幹や枝にもビッシリと霧氷が張り付いています。この日も朝はかなり冷え込んだんです


地元の御杖小学校の子ども達が作った道標がありました。「山頂まであと300m」…この言葉に元気が出ます


北東の方向に展望が開けた場所がありました。見事な冬山の景色が目の前に広がります。
ただ、シャッターを切ろうとすると手袋をしたままという訳にはいきません。当然ながら手袋を外します。
すると指先が悴んでくるんです。でも、写真を撮ることが優先ですな


気温が低いとバッテリー消費量が多くなるんです。ですので予備バッテリーを持っていくことは必須です。
またカメラの中で低温になったバッテリーも、ポケットの中などに入れて温めておくと復活するんです。
冬山で撮影するときなどは、使い捨てカイロを使って温めることもありますわ


分厚い雲に覆われていた空から、少し日差しが射してきました。青空が見えるといいなぁ

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/37718673

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


奈良県は県の人口が約130万人なんですが、その9割は県北部に集中しています。
県南部の大半は人口が5000人に満たない町村でして、三峰山がある御杖村は人口1500人ほどしかいないんです。
さらに御杖村よりも人口が少ない村が7ヶ村もありまして、野迫川村なんて約350人の人口しかいないんですよ。



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雪山へ-奈良県御杖村:三峰山

2025年02月26日 | 奈良(奈良市以外)
Mt.Miune, Mitsue Village, Nara Pref.

さてさて、2月9日の日曜日なのですが、ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と雪山登山へと向かいました。
大阪からだと手軽に冬山気分を味わえる山として人気の山が奈良県御杖村にある三峰山でして、
ワタクシ達は毎年のように三峰山(「みうねやま」と読みます)で雪山登山を楽しんでいるんです。
朝の7:45に近鉄電車の榛原駅から奈良交通が1月から2月の土日祝日に「霧氷バス」を運行しており、
このバスに乗って登山口に8:40に到着。トイレなどを済ませて出発準備に取りかかります


2月初旬に猛烈な寒波が日本列島を襲いました。各地で例年にない降雪量を記録したのは記憶に新しいと思います。
ワタクシ達は「今年は雪が多いやろな」と予想して行ったのですが、やはり予想通りに雪が多かったです。
参考までに2年前のブログを見ていただければ、その差は歴然だと思います
https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/3192277f137c1d5616354d5eafff2c53


登山口でアイゼンを履かねばならない状況でした。いつもだと登山口から1時間ほど登ってからアイゼンを着けるのですが、
今回のように登山口でアイゼンを着けるのは記憶に無いように思います


よく「地球温暖化なのにどうして降雪量が増えるのか?」と言う人がいますが、地球温暖化によって海水温が上がります。
日本海を流れる対馬海流の水温が高くなれば蒸発する水蒸気量が増えますね。
すると水分をたっぷりと含んだ北西季節風が日本列島に吹きつけてくるので、降雪量が増えるということになるんです。
日本列島の場合は「地球温暖化=少雪」とはならないのですな


歩き始めて約1時間。展望の開けた場所がありました。見えている山は倶留尊山という山なのですが、
この山はススキで有名なスポットなんです
https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/402e3692e7c3f78e1ec491b0ec05d2a1


アイゼンが雪を踏み締めると「サクッ、サクッ」という音がします。この音が心地いいんですよ


木々に霧氷が目立つようになってきました。気温がどんどん下がっていることを実感します。
三峰山の登山道は道標が整備されているので、よほどのことがない限り道に迷うことはありませんな


この状況で青空が見えていたら霧氷が青空に映えるのですが空は曇天のままです。
天気予報は晴れだったのですが、山の天気は麓と同じようにはいきません


お地蔵さんにそっと手を合わせ、無事に下山できることを願いました

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/37718673

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


今年の冬って寒かったですね。大阪に住む私が「寒い」なんて言葉を使うと北国の人から叱られそうな気がしますが、
例年よりも寒さが厳しかったように感じます。でも、夏はきっと猛暑日が続く日々がやってくることでしょう。
「春らしい穏やかな日々」「秋らしい爽やかな日々」が年々少なくなっていくのは悲しいです。



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山頂で過ごす時間-大阪府千早赤阪村:大和葛城山

2025年02月25日 | 大阪(大阪市以外)
Mt.Yamato Katsuragi, Chihaya Akasaka Village, Osaka Pref.

さてさて、大阪側から大和葛城山を登っていったワタクシですが、登り始めて1時間40分ほどで山頂へとやって来ました


時刻は9時30分。山頂にはまだほとんど人がいませんでした。左の方にポツンと一人、人の姿が見えますね


標高959mの大和葛城山の山頂に、懐かしい赤い丸形ポストがあるんです。このポストは飾りものではないんです。
1年を通してこの山を楽しんでもらいたいという地元の願いがかなって、2020年に設置、運用開始されたものです。
郵便物は山頂近くにある葛城高原ロッジによって集荷され、ロープウェイで運び下ろされます。
さらに奈良県の御所郵便局に運ばれ、葛城山ロープウェイや櫛羅(くじら)の滝などが描かれた風景印を押してもらえるんです


山頂からは大阪側の風景が開けていました。中央部やや左寄りに大阪市の高層ビル群を見ることが出来ます。
大阪市ではこの4月から大阪・関西万博が開催されますが、これが悲しいくらいに盛り上がりません。
ワタクシの周りで万博が話題になることもなければ、前売りチケットを購入したという人もいません。
お膝元の大阪でこの状態ですので、関西以外では全く話題になることは無いのでしょうね


南に目を向けると金剛山が聳えています。標高1094mの山頂近くにはかなりの雪が残っているようです。
ただし、次々に雲が流れてきて山頂はなかなか姿を見せてくれませんでした


山頂でしばし休憩をとり、のんびりと景色を眺めていると登山者がやって来ました。
せっかくですので山頂での写真を撮ってもらおうと思い、撮影をお願いしました


ここ大和葛城山はツツジの名所でもあるんです。5月上旬〜中旬頃になると山頂一帯はツツジの花に覆われます。
その時には奈良県側のロープウェイは待ち時間が1時間を超えることもあるんです


水越峠に向かって下山しようとすると、正面にドーンと金剛山が見えてきました。大阪府下では一番高い山なんです


この後は樹林帯の中を水越峠へと下って行きました。昨日のブログにも書きましたが、今年は多くの山を登りたいです。
この日はその第一歩。楽しい山登りになりました



PS.この日のワタクシが歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/37466493

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


この日は登山の後はすぐに帰宅しましたが、家に着いたのは12時を少し回った頃でした。
風呂に入って汗を流し、午後1時には美味しいビールを飲んでいたのでした。
昼間に飲むビールってちょっとばかりの背徳感があって、いつも以上に美味しく感じられるのです。



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今年の初登り-大阪府千早赤阪村:大和葛城山

2025年02月24日 | 大阪(大阪市以外)
Mt.Yamato Katsuragi, Chihaya Akasaka Village, Osaka Pref.

さてさて、1月26日の日曜日なのですが、ワタクシは今年初めての登山に行くことにしました。
向かったのは大阪府千早赤阪村奈良県御所市の境に位置する大和葛城山という山です


大和葛城山はいくつもの登山道があるのですが、奈良県側にはロープウェイもありますし、
一般的には奈良県側から登る人が多いんです。しかし、今回は大阪側から登ることにしました。
写真に写っているのは国道309号線の水越トンネルで、このトンネルの向こう側が奈良県になるんです


ワタクシは大阪側から「天狗谷ルート」と呼ばれる登山道を歩いて山頂を目指します。
なお大和葛城山なのですが、大阪府には和歌山県との県境にも葛城山があるのでこちらは和泉葛城山と呼び区別しています


このルートはいきなりかなりの急登となります。今年の初登りなのですが、足取りは軽く快調に高度を稼いでいきます


登り始めた時は曇っていたのですが、徐々に晴れてきました。木々の間から木漏れ日が差し込んできます。
ああ、登山って気持ちいいなぁ。歩くのは楽しいなぁ。そんな気持ちでワタクシは歩いていました


1月の2週目から3週目にかけて寒波が来て、大阪府でも山間部はかなり雪が積もりました。
山頂の近くまで来ると、その時の雪がまだ残っていました


奈良県側の展望が開けた場所に来ました。曇っていた空はすっかり晴れ渡っています。やっぱり晴天はいいですねぇ


写真の中央部やや右側に写っているのが畝傍山、その左斜め上(北東)に見えるのが耳成山です。
この二つに香具山を加えたのが大和三山ですな。この日、ワタクシは18〜55mmのズームレンズ一本でしたので、
これ以上の大きさで大和三山を撮るのは無理だったんですよ


山頂直下へやってきました。手を伸ばせば雲に手が届きそうな気がします

PS.この日のワタクシが歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/37466493

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


この日は今年の初登山。足慣らしを兼ねての登山でした。でも、思っていた以上に足取りは軽かったです。
今年は最低でも毎月一度は山に登り、もちろん夏場は山小屋泊まりの登山にも行くつもりです。
そのためには健康を維持すること、普段から足腰を鍛えておくことは大切ですね。



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