よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

田植え作業-大阪府千早赤阪村:下赤阪棚田

2024年07月05日 | 大阪(大阪市以外)
Shimoakasaka Rice Terrace, Chihaya Akasaka Village, Osaka Pref.

さてさて、千早赤阪村にある下赤阪棚田をワタクシは訪れていました


棚田の右奥に建物が見えますが、これは千早赤阪村唯一の中学校である千早赤阪村立中学校です。
前に学校の横を通った時に部活動の指導をしていた先生に聞いたのですが、全学年1クラスという規模だそうです。
全校生徒が100人程度といいますから、誰もが顔馴染みになるでしょうね


遠くに見える不気味な塔ですが、これは大平和祈念塔といいます。でも、大阪府民でこの名前で呼ぶ人はまずいません。
みんな「PLの塔」「PLタワー」と呼ぶことから分かるように、PL教団が世界平和を願って作った塔なんです。
高さは180mあって、ワタクシが子どもの頃はエレベーターで展望台まで行くことが出来たのですが、
いつの頃からか中に入れないようになりました


今やPL教団は信者も激減し、財源も苦しいのでしょうね。かつては日本一の規模を誇っていたPL花火芸術も、
年々内容がしょぼいものになった上に、コロナ禍で中止になった後、復活はしていません。
もともと地域に根ざした花火大会ではないので、さほど復活を望む声もないのだと聞きました


この日は田植え作業に多くの人が携わっていたのですが、見ていると年配の方が若い人に指導しているような場面が何ヶ所かでありました。
どうやら棚田オーナー制度を実施しているようで、オーナーになった若い人に地元の方が田植え作業を手伝っているようですね


調べてみたらオーナーになると棚田を借りて田植えなどに参加し、新米を受け取るという制度のようです。
オーナーは1組あたり50平方メートルを3万円で貸りて、秋に新米30キロを受け取ることができるそうですよ


この写真を撮ってからもう1ヶ月が経ちましたので、稲は大きく伸びているでしょうね


こちらはオーナー制度とかではなく、地元のおじいちゃん、おばあちゃんとお孫さんが一緒に田植えをしているようでした。
おばあちゃんの指示を聞きながら、黙々と作業をしているお孫さんが可愛らしかったです


日差しがだんだんと強くなってくると気温も上がってきました。これからの撮影は暑さとの戦いですね

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


日本人の一人当たりの米消費量は1962年がピークで、年間118kgだったそうです。
その後減り続け、2022年には年間51kgだということですから半分以下になったということですね。
今、日本では少子高齢化だけが最大の問題であるかのように言われていますが、
私は38%しかない食料自給率の低さというのも大きな問題だと思うんですよ。



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