Todaiji Temple, Nara City, Nara Pref.
さてさて、東大寺に来たからには、やはり大仏殿に行って「大仏さん」を見ないわけにはいきません
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この大仏殿には東大寺の本尊である盧舎那仏像(奈良の大仏)を安置しています。
大仏殿が建立されたのは奈良時代の758年ですが、大仏殿は1181年と1567年の戦火で2度焼失し、
現在の建物は1709年に落慶したもので、日本の国宝に指定されています。
大仏殿は東大寺の伽藍の中央に位置し、境内で最大の建物です。現存する大仏殿は、正面の幅57.5m、奥行き50.5m、棟までの高さ49.1m。
奥行きと高さは創建当時とほぼ同じだが、幅は創建当時(約86m)の約3分の2になっているそうです。
今から1300年近く前に、そこまで巨大な建造物が造られたことに驚きを感じずにはいられません
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この日(2020年2月11日)はコロナウィルスはまだ日本国内、ましてやヨーロッパでは猛威をふるってはいなかったのですが、
中国からの観光客はほぼ姿が無く、日韓関係の悪化によって前年から韓国からの観光客も激減していました。
ですので、人が少ない大仏殿の光景を撮影できるだろうと思っていたのですが、この光景にはビックリ。
いつ来ても日本人観光客、外国人観光客、修学旅行生などでいっぱいなのですが、この日は空いているどころか一人も人がいません。
こんな光景は二度と見ることが無いでしょうね
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ワタクシは最近のことはすぐに忘れてしまうのに、過去のことは妙によく覚えているんです。
ワタクシが初めて大仏殿を訪れたのは、小学校5年生か6年生の遠足だったと記憶しています。
大仏殿を訪ね大仏を眺めては「でかいなぁ」「教科書の写真と一緒やな」などと言い、
奈良公園に行って鹿せんべいをあげたり、鹿の糞を踏んで大騒ぎをしたり、弁当を食べたことを覚えています
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大仏殿の前に立ち、振り返って南側をながめてみました。真正面に見えるのは中門です。
手前にある金銅八角燈籠は、大仏殿に向かう広々とした参道(広場)の途中にある高さ4.6メートルものスケールを有する巨大な燈籠です。
この灯籠は、あまりにも巨大な大仏殿の圧倒的な姿を前にしては決して目立つ存在ではなく、
すぐ正面の大仏殿へ向けて観光客の多くは素通りしていってしまう存在ではありますが、
日本最大かつ日本最古の灯籠として国宝にも指定されています
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大仏殿に入ると、すぐに目に飛び込んで来るのが一般に奈良の大仏として知られる盧舎那仏像です。
言うまでもありませんが、盧舎那仏像は聖武天皇の願いで745年に製作がはじまり、752年に完成しました
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天平時代は正倉院宝物に代表されるように華やかな時代でしたが、政治的な争いや、かんばつ・ききん、凶作、地震、天然痘の大流行など、
災害が相次いだ時期でもありました。そこで聖武天皇は、仏教の根本経典といわれる『華厳経』を政治の中心にすえて、
人々の心が思いやりの精神でつながることができるよう、さまざまな政策を実行して行くのですが、
その象徴が東大寺の盧舎那仏像だったのですね
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大仏殿といえばもちろん、大仏(盧舎那仏像)が鎮座しているのですが、その周囲にもいくつかの仏像があるんですよ。
この写真はその中の一つ、広目天立像でして、広目天はいうまでもなく持国天、増長天、多聞天とともに四天王の一つですね。
我が国では寺社での写真撮影というのは制限が多く、特に仏像の撮影というのは禁止されているのがほとんどなのですが、
ここ東大寺大仏殿は大仏をはじめとして全ての仏像の写真撮影がOKなんですよ。(もちろん三脚はダメですが)
なかなか太っ腹というか、心が広いなぁと思うんですよねぇ
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大仏殿が建立された天平年間が奈良時代の一番華やかだった時代なんですね。
この東大寺はもちろん、唐招提寺、薬師寺などの名刹や、多くの仏像彫刻が作られた時代でした。
しかし、東大寺や全国各地に建立した国分寺の建設に多額の費用を使いすぎ、その後は政情不安となったのは皮肉ですね
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使用したカメラ:1〜4枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
人の記憶というのは、自分が興味があるものに対しては強く記憶に残るのでしょうね。
私はこの大仏殿のように、小中学校時代に修学旅行や遠足に行った場所はもちろん、その時にどんなことがあったかを妙に覚えているのは、
当時から「旅行」というものに興味が強かったのでしょうね。
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さてさて、東大寺に来たからには、やはり大仏殿に行って「大仏さん」を見ないわけにはいきません
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この大仏殿には東大寺の本尊である盧舎那仏像(奈良の大仏)を安置しています。
大仏殿が建立されたのは奈良時代の758年ですが、大仏殿は1181年と1567年の戦火で2度焼失し、
現在の建物は1709年に落慶したもので、日本の国宝に指定されています。
大仏殿は東大寺の伽藍の中央に位置し、境内で最大の建物です。現存する大仏殿は、正面の幅57.5m、奥行き50.5m、棟までの高さ49.1m。
奥行きと高さは創建当時とほぼ同じだが、幅は創建当時(約86m)の約3分の2になっているそうです。
今から1300年近く前に、そこまで巨大な建造物が造られたことに驚きを感じずにはいられません
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この日(2020年2月11日)はコロナウィルスはまだ日本国内、ましてやヨーロッパでは猛威をふるってはいなかったのですが、
中国からの観光客はほぼ姿が無く、日韓関係の悪化によって前年から韓国からの観光客も激減していました。
ですので、人が少ない大仏殿の光景を撮影できるだろうと思っていたのですが、この光景にはビックリ。
いつ来ても日本人観光客、外国人観光客、修学旅行生などでいっぱいなのですが、この日は空いているどころか一人も人がいません。
こんな光景は二度と見ることが無いでしょうね

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ワタクシは最近のことはすぐに忘れてしまうのに、過去のことは妙によく覚えているんです。
ワタクシが初めて大仏殿を訪れたのは、小学校5年生か6年生の遠足だったと記憶しています。
大仏殿を訪ね大仏を眺めては「でかいなぁ」「教科書の写真と一緒やな」などと言い、
奈良公園に行って鹿せんべいをあげたり、鹿の糞を踏んで大騒ぎをしたり、弁当を食べたことを覚えています

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大仏殿の前に立ち、振り返って南側をながめてみました。真正面に見えるのは中門です。
手前にある金銅八角燈籠は、大仏殿に向かう広々とした参道(広場)の途中にある高さ4.6メートルものスケールを有する巨大な燈籠です。
この灯籠は、あまりにも巨大な大仏殿の圧倒的な姿を前にしては決して目立つ存在ではなく、
すぐ正面の大仏殿へ向けて観光客の多くは素通りしていってしまう存在ではありますが、
日本最大かつ日本最古の灯籠として国宝にも指定されています
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大仏殿に入ると、すぐに目に飛び込んで来るのが一般に奈良の大仏として知られる盧舎那仏像です。
言うまでもありませんが、盧舎那仏像は聖武天皇の願いで745年に製作がはじまり、752年に完成しました
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天平時代は正倉院宝物に代表されるように華やかな時代でしたが、政治的な争いや、かんばつ・ききん、凶作、地震、天然痘の大流行など、
災害が相次いだ時期でもありました。そこで聖武天皇は、仏教の根本経典といわれる『華厳経』を政治の中心にすえて、
人々の心が思いやりの精神でつながることができるよう、さまざまな政策を実行して行くのですが、
その象徴が東大寺の盧舎那仏像だったのですね
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大仏殿といえばもちろん、大仏(盧舎那仏像)が鎮座しているのですが、その周囲にもいくつかの仏像があるんですよ。
この写真はその中の一つ、広目天立像でして、広目天はいうまでもなく持国天、増長天、多聞天とともに四天王の一つですね。
我が国では寺社での写真撮影というのは制限が多く、特に仏像の撮影というのは禁止されているのがほとんどなのですが、
ここ東大寺大仏殿は大仏をはじめとして全ての仏像の写真撮影がOKなんですよ。(もちろん三脚はダメですが)
なかなか太っ腹というか、心が広いなぁと思うんですよねぇ
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大仏殿が建立された天平年間が奈良時代の一番華やかだった時代なんですね。
この東大寺はもちろん、唐招提寺、薬師寺などの名刹や、多くの仏像彫刻が作られた時代でした。
しかし、東大寺や全国各地に建立した国分寺の建設に多額の費用を使いすぎ、その後は政情不安となったのは皮肉ですね
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使用したカメラ:1〜4枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
人の記憶というのは、自分が興味があるものに対しては強く記憶に残るのでしょうね。
私はこの大仏殿のように、小中学校時代に修学旅行や遠足に行った場所はもちろん、その時にどんなことがあったかを妙に覚えているのは、
当時から「旅行」というものに興味が強かったのでしょうね。
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当時の鋳造技術の高さに驚かされます。
就学旅行で1回みたきりですが
再度、ゆっくり訪れてみたいです。
今日のブログを拝見して
ふと思ったことがあります。
今日で一年になる戦争のことです。
尊い人命、貴重な歴史的な建造物の破壊、自然環境の破壊!etc・・胸が痛みます。
これらの事を、世界中の人が幸せになる
事に使ったならと祈らずにはいられません。日本も対岸の火事で済まされない時代が来るやもしれません。~ー~
印象に残っていましたが・・・
他にも迫力のある像が!
大人になった目で、見に行きたいデス。
☆
なかなか人がいない名所の撮影は難しいですよね。
アプリで消せるようにはなってきたけど、対応機種も限られてるし…。
ポチ⭐︎
よっちんさんの写真は大好きですので^^
なんと言えばいいのでしょうかw
いろいろな災害や戦争の中で、平和を願うしかありませんね。☆
その迫力ある大きさに
ビックリしたのを覚えています。
行ったときは人がいっぱいいる場所なのに
まるで、VIP待遇のような感じで、すごい。
応援ぽち。
大仏さんも寂しかったのでは・・
それがこの春からは又、賑わいそうですね。
大仏様はどのようにお感じになっていらっしゃるのでしょうか。
もう、二度とこの様なお写真は撮れないのでしょうか。貴重ですよね!
奈良に行かねば!
撮影OKてのは室内ではほんとに少ないですね
だけだ皆さんスマホで撮影してるので結構写真は流出してるようです
入口でスマホ預かるとかしないと盗撮は防げないかも
最近のスマホ暗くてもよく写るから困りますね
こんな光景絶対見られませんね
貴重なお写真です
修学旅行で大仏殿に行った時
柱の穴と大仏様の鼻の穴が同じって事で
みんなでくぐった事を思い出します
立派ですね~素晴らしいです。
改めてもう一度見に行きたいと思いました。
人がいない光景
これは貴重な写真ですね。
初めて奈良に行ったのは
修学旅行の時でした。
この大仏殿をコロナとはいえ、ここまで避けなくてもと思うのですが^^
記念になる細やかな大仏像のお写真をみせていただいてありがとうございます(❀ᴗ͈ˬᴗ͈)♡
仏教に接したいなと思ってます。
広々とそして堂々と素晴らしですね
こんな広く撮って人が入らないなんて!★
1300年前の方々はどうやって作ったのが・・・驚くばかり
そして写真OKもイイですね~
修学旅行で奈良の大仏様だけは覚えています・・・後は宿で枕投げをした事しか・・・
☆!
美術所の写真のように
なりますねぇ(●ノ´з`)ノ
色んなものがここぞとばかりに
値上がってるんですよねぇ。
お給料がその分上がってくれれば
いいんですけど(苦笑)
もう、ないでしょうね。
見事というか…
笑っちゃうほど人影がない大仏殿💛
この光景はおっしゃるように
2度と撮れないでしょうね^^
記憶…最近のことも
昔のことも薄れてきてヤバいかも…💦
☆
東大寺だけはいつも人が多いですね。
それにしてもこの光景は二度と撮れませんね。
私も伏見稲荷の千本鳥居で同じ体験をしました。
そうですねぇ、ここに人がいないのは
不思議な光景ですね。
それでも、しばらくしたら
人であふれるのかな☆
信じられないほどの静けさの中で盧舎那仏像を拝顔
出来たのはコロナ禍の数少ない恩恵のひとつですね。
人間の記憶は不思議なもので、やはり強烈な印象を
受けたものはしっかり覚えていますね。
アルツハイマーなどでも、長期記憶は持って
いるのにすぐ前にご飯を食べたのも忘れる
短期記憶の儚さがありますね。
覚えているのは寝ないで朝まで同じ部屋の子たちと話していたことかな
ぽち
驚きですね。
お店の方々は気の毒ですね。
賑わって欲しいような欲しくないような・・・
私も 初めて訪れたのは 小学5年の遠足でした
大阪の小学生は 奈良や京都へ 遠足が多いですね
学んでいる私です。
知らないことがいっぱいあります。
小学生の頃から興味があられた
のですね〜凸
いつもなら・・・
大仏様のお写真はOK だしね
孫も小学生の旅行で行きました
私も始めては修学旅行でした
人がいない!
これは、二度と見られない光景ですね。
撮影NGかな?と思いきや、OK!
心が広いですね。
こた母も、初めて見たのは小6でした。
よく覚えてます。
凸
人が一人もいない大仏殿の写真
大切な一枚ですね~!!
日本最古の灯籠も今まで知りませんでしたので
こうやって見せて頂き、また一つ勉強しました
奈良に行ったらまっ先に、
それはもう大仏様でしょうから。
こうしてきめ細やかに絵にされてきて、
見せてもらえて、
それはうれしいことです。修学旅行の、
子供たちが楽しみにしてて春からマスク外して訪れそうです・・。
過去に数回撮影に試みたのですが、あまりの出来の悪さに、次からは見るだけに徹しました(^0^;)
最近のことはすぐに忘れてしまうのに、過去のことは妙によく覚えているのは私も同じですよ(^^ゞ
応援☆
このような人のいない光景は今後見られないでしょう。
何か気味の悪い光景です。
シーンと静まり返っているように見えます。
僕もこの4~5月頃に奈良へ行くことにしていますが、
その頃は活気ある奈良を写すことが出来るでしょう。