あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

冬瓜と茄子

2024-09-26 17:24:00 | 食・レシピ
こんにちは😊スタッフの上野です✨

最近やっと、すずしくなりましたね😆
でもまだ日中は日差しが強いので、
要注意です。

さて。先日、治療院にて、
冬瓜やナスをいただきました!
ありがとうございました!!

というわけで、
今日は冬瓜について🌼
漢方、東洋医学の視点から、
調べてみました。

冬瓜は、平安時代に書かれた
薬物辞典である
『本草和名』では、
「カモウリ」として記されています。
古くから生薬としても
使われていて、
種子は冬瓜子(とうがし)、
皮は冬瓜皮(とうがひ)という
名前で使われていたそうです。

ちなみに、冬瓜は、
冬の瓜と書きますが。
基本的に、夏の食材です。 
体の熱を冷まし、
頭の方に上がった熱を降ろす
作用があります。 イライラする、
ほてりがある方におすすめです。
また解毒作用、
利尿作用があるため、
むくみや湿気による夏バテ(秋バテ)
にも効果的です。

東洋医学的には、
五味では、甘、つまり脾に該当します。
帰経では、肺・大腸・膀胱が
当てはまります。
脾を養うことで気を生成し、
その気を肺へと送ること(昇清)で、
腎から大腸、膀胱での
津液の循環を促進していると、
考えられます。

むくみや解毒に良いなら、
お酒を飲んだときにも
最適ですね!!!
ちなみに、冬瓜は身体が
冷えている時には控えた方が良く、
寒い季節はすりおろした生姜と一緒に
食べると良いそうですよ😚

冬瓜の旬、
9月から11月にかけて。一度、
食卓に並べてみるのは、
いかがでしょうか😁
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小暑🌻

2024-07-06 20:36:00 | 食・レシピ
こんにちは。スタッフの恒川です🙌
梅雨とはいえ夏本番⁉️と思うような暑さが続いています🥵
名古屋市内には熱中症警戒アラートが連日発令されています!熱中症にお気をつけください。

さて、暦の上では、今日は小暑(しょうしょ)です。
期間:7月6日〜7月21日までを指します☝️
小暑とは梅雨明けが近くなり、暑さが本格的になってくる時期をいいます🍉
夏本番が近いんだなぁ…と実感します😲

最近、患者さまから畑でとれた新鮮なきゅうり🥒をいただきました✨太陽をたくさん浴びた美味しいきゅうり😋ご馳走様でした‼️
この暑さに負けない為にも、
身体に籠った熱を冷ましてくれる夏野菜をおすすめします!
きゅうり、ナス、トマト、ピーマン、おくら、とうもろこし、ズッキーニなどなど🍅

また、この時期に増えてくるのが、
必要以上に水分を摂りすぎて、体調を崩される方です。
よくテレビなどで、
「熱中症対策になるべく水分をとりましょう!」とよく耳にします👂
もちろん、水分を摂る事は大切ですが、
デスクワークなどであまり身体を動かさない方、汗をかく環境に居ない方などにとっては、
足のむくみ、足の冷え、胃腸不調、腰痛、下痢などの水分代謝障害につながりやすいと言えます。
必要以上の水分摂取にお気をつけください😌
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冬の食養生

2024-01-27 21:08:00 | 食・レシピ
こんにちは。スタッフの恒川です🌷
今週は雪が降ったりと寒さ厳しい日が続きましたね⛄️
今まで比較的、暖かい気候だったので、
この寒さになかなか慣れません💦

さて、今日は冬の食養生のお話です🥗
冬はなんといっても、寒さから体の陽気を守ることが大切です👌
身体をポカポカ温める食材がおすすめ😄
食べ物にも身体を温める作用のもの(温性)、身体を冷やす作用のもの(冷性)があります。
寒い地域で採れた食材は、温性に。
暑い地域で採れた食材は、冷性の作用があると言われています。
身体を温める食材として、
生姜、ねぎ、にんじん、蓮根、にんにく、ごぼう、たまねぎなど🥕
身体を冷やす食材として、
夏野菜のなす、とまと、ゴーヤ、きゅうり、セロリなど🍅
これらの食材は生だと水分が多いため身体を冷やす作用がありますが、加熱することで
この寒い冬でも美味しくいただけます😋

また、冬は五臓六腑の腎に配当されます。
腎を補うとされている、
「黒い食材」もおすすめです😇
黒豆、あずき、黒米、黒ゴマ、キクラゲのほか、コンブ、ヒジキ、ワカメなどの海藻類、
ナッツ類🥜など。
ぜひ、お食事に取り入れてみてくださいね✨
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今日は『イワシの日』なんです☝️🤓

2022-10-04 16:39:00 | 食・レシピ
こんにちは、スタッフの福山です。

最近はかなり涼しくなってきて、朝晩は過ごしやすいですね😃
ただ、日中との寒暖差があるので、服装で上手に調節して、からだを冷やさないように気を付けてくださいね😊

今日は『イワシの日』だそうです🐟
『1(イ)0(ワ)4(シ)』と語呂合わせから1985(昭和60)年に制定されています。

『イワシ』は青魚で、気を補って血の巡りをよくする食材とされています。
そして、瘀血(おけつ)体質の人に合う食材だそうです。
瘀血(おけつ)とは、何らかの原因で正常な血液循環に参加できなくなった病的な状態の血のことで、気や血の巡りを妨げる元となります。
肩や首のこり、頭痛や生理痛がきついなどの症状が現れます。
また、顔色が悪い、めまい、目の疲れ、倦怠感、冷えやすいなどの症状をお持ちの方にも『イワシ』はおすすめだそうです。

『イワシ』は、東洋医学で言う【肝腎】の機能を補う働きがあるので、
老化予防、骨や筋肉の強化、脳や目の働きを良くしてくれる食材なんです😃

なんだか今の私には必要な食材かも😳と思われた方は、
『イワシ』(10月から脂が乗って旬となるのはウルメイワシだそうです☝️)を食卓にどうぞ😋
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自然薯

2019-11-16 22:30:00 | 食・レシピ
こんにちは😃今日も素晴らしい秋晴れの1日となりました!

11月は自然薯の収穫期。自然薯はヤマノイモ科に属する日本原産の山菜で、各地の山野に自生しています。
私も、幼い頃裏山に自然薯を掘りに行ったことが懐かしい思い出となっています!
平安時代に中国から伝来して以来、栽培されることになったナガイモやヤマトイモに対し、自然に生えていることから
「自然薯(生)」と呼ばれるようになりました。

この自然薯の最大の魅力はその香りにあります!
古来より、滋養強壮食として珍重され「山菜の王者」として親しまれてきました!

また、漢方名では「山薬」と呼ばれ、色々な効用が説かれています。

自然薯について、江戸時代の本草学者「貝原益軒先生」は
『腎を補い、脾胃を益す、虚人久しく服すべし』と説かれています。

旬の野菜からは、やはりこの時期に適した効用があります!
そして、自然から生み出されるものには無限のエネルギーがあるのですね。
ヤマノイモ科のイモ類は滋味豊かなことで知られていますが、薬効成分も味も、自然薯が最も優れていると言われています。

実は先日、高野山で自然薯を買ってきています!
明日は、とろろ汁にして賞味させていただこうと思っています!

皆様も是非、この時期の自然薯に巡り会えたら召し上がってくださいね!
元気に冬が越せること間違いなし!です!



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