こんにちは!スタッフの榊原です!😆
今日は耳の話をしたいと思います。
患者さんの耳が悪い方が、鍼のおかげで良くなったけど夜遅くまで(仕事に追われて徹夜で)
仕事をしたせいでまた悪くなったという方がいらっしゃいました。
耳は東洋医学では腎と関わりがあります。
腎は五臓六腑の1番の陰の部分です。
なので陰の力を蓄える夜に無理して働くと、腎が疲れてしまいます。
そして、腎が弱くなるとそれに関わる部位に対して影響がきます。耳は、腎と関係のある部位です。
他にも腰や膀胱なども関係します。
そのためこの方は若い頃から腰痛があるようです。
腎兪という腎と通じているツボがあるのですが、
この方の腎兪に産毛が生えていました。
この毛というのは体を守ろうとして働きます。
なので治りかけたときはその毛が薄くなっていました。
しかし、また悪化するとその毛も元に戻りました。
腰と耳が繋がっている。
しかもそれが毛でわかる。
何か不思議に思われるかもしれませんが、一つ一つ繋がっている。
東洋医学は各部位で考えるのではなく、ツボとツボを繋ぐ経絡という気血が流れるルートにより
全体を整える治療だと改めて気づきをいただきました。