あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

水曜会

2024-10-16 21:40:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは。今日は雨の予報が出ていましたが、
思いのほか天気も崩れませんでしたが、湿度が高く
なんだか、夏が逆戻りしたようですね。

今日は、水曜会。
先週、易経の講座に参加した先生方に感想を共有していただき、治療とどう結びつけるかを考える時間を作ったあとに。。。
座学で、気の勉強を振り返ったあと

座学の内容をふりかえりながら、実技を行いました。

水曜会では、月の前半と後半で
習熟度別のグループ分けと、習熟度関係なく構成したグループで
実技研修を行っています😊
今日は、初学者の先生と経験の長い先生の混ざったグループでしたので
さまざまな質問が飛び交いながらのあっという間の時間となりました。

現在、水曜会は定員の都合で新規のご入会はお断りしております。
1人でも多くの先生が、経絡治療を志していただければと願っています😊






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新学期です‼️

2024-09-03 18:56:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは、スタッフ長谷川です😃

近頃はノロノロ台風関連のニュースで持ちきりでしたね。
小学生の息子は夏休みが明けて学校へ行き始めましたが、昨日は台風の影響で早帰りになり、新学期早々あいにくな幕開けとなりました。

今回の台風10号は史上最強クラスと言われていました。
私の訪問施術の患者様は、80〜90才台の方が多く、大きな台風といって思い出すのはやはり伊勢湾台風のようです。
皆様口々に、あれは怖かった…と当時のことを覚えておられ、鮮明に語ってくださいます。
もう60数年前のことですが、恐怖の記憶というのは何年経っても薄れないものなのですね。

8月は、南海トラフ地震への警戒に始まり、今回の台風の件もあり、心配ごとが続きました。
東洋医学では、心と体は繋がっていると考えます。
不安や恐れは心の均衡を崩し、体の健康を損ねます。
なんとなく心身が辛い状態が続いている場合でも、鍼灸や漢方でお力添えできることが多くあります。
お気軽にご相談くださいね☺️
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膏肓の原と小心

2024-08-25 23:23:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは🌞台風10号の進路が気になりますね。
毎週日曜日は、院長の自伝です。

治療の仕上げとして私が最も大切にしていることは、前述した如く、
下焦(先天の元気としての命門・生命力)・
中焦(後天の元気としての飲食物の腐熟)・
上焦(宗気としての天空の清気を吸い込み濁気をはき出す呼吸と、衛気営気を全身に運ぶ役割)の働きを主る三焦の調整です。

 では、膏肓の原について述べます。

 霊枢・九鍼十二原篇 第一には、難経・六十六難の典拠先となった五臓の原穴を述べたあとに、膏肓の原についての記載があります。
経穴でいえば鳩尾穴と気海穴です。
膏の原である気海穴は小腸の募穴である関元穴や三焦の募穴である石門穴と並び、命門にも通じています。
そして肓の原(かくのげん)である鳩尾穴ですが、最近の研究で胃の上部からグレリンというホルモンが分泌され
消化を助けていることがわかり、最新の胃がん手術では全摘を行わずに、胃の上部を残すのが主流になっているようです。
この様に、膏肓の原は、先天後天の原気にも通じ、更には三焦の原にも通じ、西洋医学的にも胃の消化に大切な部位で有る事が実証されています。

漢方鍼医44号の『私の臨床』で述べた小心にも表裏関係において通じています。

次週に続く
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守破離

2024-06-27 21:14:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは。スタッフの上野です😄

ついに、梅雨がやってきましたね。雨やじめじめした空気に負けないよう、過ごしていきたいものです😌

さて。今日は、治療院で院長が皆にお話していた言葉をご紹介させていただきます😁
その言葉とは……「守、破、離」!

茶道や武芸など、伝統を学ぶときの心得で、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もともとは千利休の訓をまとめた
『利休道歌』にある
「規矩作法(きくさほう) 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」が由来だそうです。

伝統を学ぶ際、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まります。
とにかく、ひたすら師の教えに従い、
流儀を守りつつ、繰り返し学ぶことで、基本を身に付ける段階だと言われています。

「破る」は、今まで学んだ概念を打ち破り、試行錯誤しながら独創性を見つける段階であると言われます。
師匠の教えに従って修業・鍛錬を積み、その型を身につけた者は、
師匠の型はもちろん他流派の型なども含め、それらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで、
既存の型を破ることができるようになります。

そして最後の「離」の段階では、様々な経験を積み重ねていく中で、
いつしか今までの型から脱して、独自の型を発見し、いよいよ師の下を離れる時期だと言われます。既存のものに囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができます。
このようにして新たな流派が生まれる、と言われるそうです。

ただ、ここで大事なのが。
千利休の歌、末尾の「本を忘るな」=「基本を忘れてはならない」の戒めです。新しいものを生み出し進化していくことは大事ですが、基本の型や、流派の本質的な部分を変えてしまっては、一体自分が何をしているのかわからず、迷子になってしまうのかと思われます。

経絡治療で、私はまだまだ、守の段階で頑張っています。けれどもし将来、困ってしまったら、まずは基本に戻る、
つまり難経に書いてあることや、先生から教えていただいたことに忠実になってみれば良いのだと、理解しました😄

天野先生、大事なことを沢山教えていただいて、ありがとうございます。
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2024-06-25 21:14:00 | 日記・エッセイ・コラム
こんにちは、スタッフ長谷川です😄

先日、岐阜の美濃加茂市まで蛍を見に行きました💡
毎年行っていますが、残念ながら今年はピークを逃してしまい、川沿い150m程度の間に10匹ぐらいしか発見できませんでした。
例年はあちこちに居て、数えきれない程なのですけど…来年に期待です。

さて、この蛍ですが、年々減少して見られる場所が少なくなっているのは有名な話だと思います。
原因は環境破壊です。
昔は当たり前にいた生物が、身近では見られなくなってしまいました。
地球規模でみたらこういうことはたくさんあるのでしょうね。

物事は全て陰と陽に分けることができますが、陰陽で自然を陰とした場合、対する人工物が陽になります。
現代では、人間が便利さや発展を追求してきた結果、土台である陰がどんどん壊れていっているような状態だと思います。
人体も陰陽の調和が崩れると病気になるように、地球も病んでしまっていると感じます。

当院で行っている鍼灸治療は、まさにこの陰を大切にする
陰主陽従の大原則に則っています。

今年の夏も暑くなりそうですね🥵
海外では酷暑により何百人もの死者が出ているとのこと…
はたして私達は、人が住める地球を子孫へ残せるのでしょうか?
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