こんにちは😊スタッフの上野です✨
暦の上では春になりました😄
最近は暖かくなったり、寒くなったりを繰り返していますね😊桜の季節まで、あっと言う間かもしれません✨
さて。。今日は水曜会でしたが、
勉強した内容がまだ上手くまとまっておりませんので、ツボについて思ったことを書かせていただきます!
先日、よく午前中に来院される、
女性の患者様から
「最近、視力の低下が気になるんです。どこかお灸するといいツボありませんか?」とご相談がありました。
パソコンや新聞、スマートフォンなど、眼を使う機会が増えたそうです。
東洋医学的には、眼の使い過ぎは労倦に該当します。
「久しく視れば血を傷る」ということで、血の不足による、肝虚と考えることができます。その場合は、肝経のツボを取ります。
また、労倦による血不足により、心の陽気不足になったと捉え、脾虚で血を増やすことも考えつきます。その場合は、脾経のツボを取ります。
さらに、身体を4部位に分ける考え方で取穴する、四総穴によると「面口は合谷に収む。」ため、眼は顔面部=面口で、大腸経の合谷が有効となります。
五行で考えると、肝虚だけど、母子関係にて肝の治療だけでなく腎を補う必要があるかもしれず、その場合は腎経のツボが有効です。また、相剋関係にて肺経に異常があるために肝虚になっているかもしれず、その時は肺経のツボを使いたいです。
他にも、眼は陽明経と関連が深いので、大腸経や胃経に問題がある可能性も考えられますし、胆経に異常がある場合もあります。
このようにぱっと思いつくことを挙げてみるだけでも、
症状だけでツボを選ぶ方法は、無数にあるとわかりますね😅
1つの経絡だけでも、大体20以上はツボがあることを考えると、
「ぴったり効くツボ」を探し当てるのは、色々な可能性がありすぎて、至難の技です🥲
院長が「手をつくれ、上工は左を用いる!」とよく言われます。
また、院長が子供の頃は「医者に診察していただく事を『手当してもらう』と言ったんだよ」と言われます。
治療効果を上げる為には鍼を持つ右手より患者様に触れる左手が大切な事を臨床を通して実感しています。
「あ! ソコソコ」にぴたりと手が止まる様に頑張ります。
「ここだけやれば効く!」という、特効穴は魅力的ですが。
誰かから教えてもらったツボを、
自分で押してみて、あまり効果を感じられない場合でも大丈夫!
鍼灸治療にて身体全体のツボを少しずつ刺激して、良い状態に調節していけたらいいなと感じます😁✨
地道にコツコツと、治療していきましょう👍