啓蟄です

こんにちは。今日は春の嵐？を思わせるような強い風でしたね。

本日は二十四節気の『啓蟄』

『啓』は開く、『蟄』は冬ごもりの虫を表し、冬眠から目覚めた

虫や動物たちが、土の中から出てくる頃という意味があります♪

陽気に誘われて、私たちも外へ出かけたくなる頃といえます。

愛知県内でも、コロナウイルス感染者が増えてまいりました。

当院でも、来院患者さまへの感染拡大を防ぐ目的で、

厚生労働省による通達通り、感染を疑う患者さまに対しては、

帰国者・相談者センターへのご連絡／ご対応をお願いいたしております。

すべての方が治療を安心してお受けいただけるよう、皆様のご理解ご配慮をお願い申し上げます。

さて、連日申し上げておりますが、当院の治療は生命力の強化です。

人類の歴史は細菌との戦いと言っても過言ではないとも言われています。

中国の古典に『傷寒論』と呼ばれる書物があります。

これは、主に『急性悪性感染症』や『急性熱病』について書かれています。

こちらには経過を太陽，陽明，少陽，太陰，少陰，厥陰の6時期に分け，それぞれの時期の病状の推移を記述し，それに応じた治療法が述べられています。古代から、こういった感染症と闘っていた歴史を感じ得ずにはいられません。

しかし、我々が目指しているのは『病気にならない身体づくり』です。

どんなに寒い冬の後でも、しっかりと春は訪れます。

そして、植物はまっすぐに太陽に向かって伸びていきます。

私たちの身体も、自然界の一員です。

この春の季節に、エネルギーは外へ向かおうとしています。

冬の間にしっかりと蓄えたエネルギーを発散させるように動き始めております。

外出を控えるようにという指示により、どうしても家の中でじっとして過ごす方が

多いのではないでしょうか？

今からの季節は、外へのエネルギー発散の時期となるのです。

コロナウイルスは基本的には、飛沫感染と接触感染と言われています。

窓を開けて、換気を十分に行い、ベランダやお庭で軽い運動をなさることを

おすすすめします。

体調管理ができている方で、少し発散不足を感じる方や

気分が塞ぎ込んでしまっている方は、是非治療院へお越し下さい。

この季節の発散が上手くできない方へ、鍼灸治療でそのお手伝いをさせていただきます。

冬眠から目覚める虫たちに負けないよう、元気にお過ごしいただきたいものです！