こんにちは🌞昨日の雨からうってかわって
今日は気持ちの良い晴れ間でしたね☀️
近所の御用水跡街園も、かなり桜🌸が開花してきましたよ😊
今週いっぱいが見頃と言ったところでしょうか?
治療院から、歩いて10分もかからない場所にございますので、
よろしければお花見いかがでしょう?
毎週日曜日は、院長の自伝です。
健康を保つうえでの三原則として「快食・快便・快眠」は皆さんご存じの通り
である。私事であるが、食事については時に暴飲暴食をすることもある。
である。私事であるが、食事については時に暴飲暴食をすることもある。
二便(大便と小便)についてはそれほどに困ることはない。ただし睡眠に関しては歳
のせいか、最近は早朝覚醒である。これも自然の摂理であり、家族の者が寝てい
る静かな時間を有効に使っている。「早起きは三文の徳」だ。
ただし、一時的ではあるが精神的な問題による不眠では、
のせいか、最近は早朝覚醒である。これも自然の摂理であり、家族の者が寝てい
る静かな時間を有効に使っている。「早起きは三文の徳」だ。
ただし、一時的ではあるが精神的な問題による不眠では、
大変悩まされた時があった。
治療時に全く患者さんが診えないのである。
私は「めくら」なのだから見えないのは仕方ないが、ベット上に仰臥した患者さ
んをベットサイドから「観て」「診て」全身を映し出して治療を行っている。
ところが、精神不安による不眠の時には頭脳や五感(私は視力がないので四感か
な)が全く働かず、患者さんが全く「みえない」のである。
その一つは、妻が出産後に悪条件が重なり産後鬱になった時である。
妻はおしゃべりで常に笑顔を絶やさない人であった。その妻の話し声に精細が無
く口がゆがんで写る。顔も歪んで映る。映ると言うのは私には見えていないから
心に感じて反映され、私の精神までも鬱状態になってしまったと言う事である。
この時期、タイミングが悪いことに同居している私の母が軽い認知症になり、妻
の子育てに対して一つ一つ口を挟んでくる。更には知らない間に外に出て行き徘
徊するので、外に出られないようにカギを付けると、自室の部屋の窓を開けて
「ここから出してください、助けてください!」と外に向かって大声で叫ぶ。私
の治療院は一階が治療院で二階三階が自宅になっているので、来院した患者さん
が、「上で叫んでいるけど大丈夫ですか?」と言われる始末。
妻は、喘息の持病が有るうえに(現在は発作は無い)、主婦業と治療院の準備、子
育てと母の世話で妻は鬱状態となり、とても子育てが出来る環境ではない。やむ
をえず母を施設に預かっていただくことになったが、また直ぐに新たな問題が起
きて妻の体調は一向に改善しないのでしばらく実家で静養することにした。
もう大丈夫だからと言って、我が家に帰ってくる時のことである。帰ろうとして
も同じ所をグルグル回っているだけで家にたどり着かないと電話があった。妻は
大の車好きであり迷うことなど絶対に無いはずである。一歳に満たない子供を連
れている。事故でも起こさなければいいが、不吉な予感が背すじに走る。場所を
聞けば我が家から車で二十分ほどの大きなショッピングセンターの近くだと言う。
そのショッピングセンターならば何度も行った事があるので、すぐに解る。駐車
場で待つように指示した。私はタクシーを手配して、その場に向かった。ヘッド
ライトを付けておくように言って有ったのでタクシーの運転手さんにも直ぐに車
を見つけることが出来た。
子供は何事も無かったようにすやすやと寝ている。妻の運転する車に乗り込み走
り出したが、私が助手席に乗っているので安心したのか、迷うことなく普通に我
が家にたどり着いたのである。精神不安定な時には普段では考えられない当たり
前の事が出来なくなるのだ。私に取っては忘れられない出来事であった。
治療時に全く患者さんが診えないのである。
私は「めくら」なのだから見えないのは仕方ないが、ベット上に仰臥した患者さ
んをベットサイドから「観て」「診て」全身を映し出して治療を行っている。
ところが、精神不安による不眠の時には頭脳や五感(私は視力がないので四感か
な)が全く働かず、患者さんが全く「みえない」のである。
その一つは、妻が出産後に悪条件が重なり産後鬱になった時である。
妻はおしゃべりで常に笑顔を絶やさない人であった。その妻の話し声に精細が無
く口がゆがんで写る。顔も歪んで映る。映ると言うのは私には見えていないから
心に感じて反映され、私の精神までも鬱状態になってしまったと言う事である。
この時期、タイミングが悪いことに同居している私の母が軽い認知症になり、妻
の子育てに対して一つ一つ口を挟んでくる。更には知らない間に外に出て行き徘
徊するので、外に出られないようにカギを付けると、自室の部屋の窓を開けて
「ここから出してください、助けてください!」と外に向かって大声で叫ぶ。私
の治療院は一階が治療院で二階三階が自宅になっているので、来院した患者さん
が、「上で叫んでいるけど大丈夫ですか?」と言われる始末。
妻は、喘息の持病が有るうえに(現在は発作は無い)、主婦業と治療院の準備、子
育てと母の世話で妻は鬱状態となり、とても子育てが出来る環境ではない。やむ
をえず母を施設に預かっていただくことになったが、また直ぐに新たな問題が起
きて妻の体調は一向に改善しないのでしばらく実家で静養することにした。
もう大丈夫だからと言って、我が家に帰ってくる時のことである。帰ろうとして
も同じ所をグルグル回っているだけで家にたどり着かないと電話があった。妻は
大の車好きであり迷うことなど絶対に無いはずである。一歳に満たない子供を連
れている。事故でも起こさなければいいが、不吉な予感が背すじに走る。場所を
聞けば我が家から車で二十分ほどの大きなショッピングセンターの近くだと言う。
そのショッピングセンターならば何度も行った事があるので、すぐに解る。駐車
場で待つように指示した。私はタクシーを手配して、その場に向かった。ヘッド
ライトを付けておくように言って有ったのでタクシーの運転手さんにも直ぐに車
を見つけることが出来た。
子供は何事も無かったようにすやすやと寝ている。妻の運転する車に乗り込み走
り出したが、私が助手席に乗っているので安心したのか、迷うことなく普通に我
が家にたどり着いたのである。精神不安定な時には普段では考えられない当たり
前の事が出来なくなるのだ。私に取っては忘れられない出来事であった。
次週に続く
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