こんにちは。今日は治療院のスタッフみんなが所属している名古屋漢方鍼医会で、院長が発表してまいりました。
相火論(命門・心包・三焦)について です。
『相火論』とは、難経八難が著す「生気の原」の一言に集約されるでしょう。
つまり、身体の隅々まで陽気を巡らせる働きですので、元気・精気・神気を充
実させて生命力を高めて病邪を除く治療です。
『相火論』とは、難経八難が著す「生気の原」の一言に集約されるでしょう。
つまり、身体の隅々まで陽気を巡らせる働きですので、元気・精気・神気を充
実させて生命力を高めて病邪を除く治療です。
患者さまがたには少し難しい印象かもしれませんが、つまるところ元気のもと!についてお話しさせていただきました。
私は、患者さんに以下のように説明します。
「臍下丹田にはね。○○さんの製薬工場があるんだよ。この工場がお休み状態で
すので病気になるのです。
だから、お休みしている○○さんの製薬工場を活性化させるのが鍼灸治療なので
す。
たとえばね。風邪に罹って薬を服用して解熱しても、身体がすっきりしない例は
よく有る事ですね。
鍼を施し発汗すれば風邪はすっきりと治るでしょ。
これはね、○○さん自身の製薬工場が可動したことにより病邪を退散させたので
副作用による不快な症状が現れないのです。」
これが『相火論』に基づく治療術であります。
「臍下丹田にはね。○○さんの製薬工場があるんだよ。この工場がお休み状態で
すので病気になるのです。
だから、お休みしている○○さんの製薬工場を活性化させるのが鍼灸治療なので
す。
たとえばね。風邪に罹って薬を服用して解熱しても、身体がすっきりしない例は
よく有る事ですね。
鍼を施し発汗すれば風邪はすっきりと治るでしょ。
これはね、○○さん自身の製薬工場が可動したことにより病邪を退散させたので
副作用による不快な症状が現れないのです。」
これが『相火論』に基づく治療術であります。
鍼灸治療の1番の魅力は元気のもとにアプローチできることだと思っています。
明日からも患者さまの「元気のもとを作る製薬工場」が元気に働いてくれるよう治療に努めたいと思います。
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