こんにちは。今日もいいお天気でしたね。
今日は、初診の患者さまへのご案内をさせていただきます。
当院ではどの患者さまに対しても、初回の治療の翌日、もしくは翌々日にもう一度治療にお越しいただくようにお願いしています。どうしてかと申しますと、初回の治療は患者さまもそうなのですが、私もその患者さまの治療にあたるのが初めてになりますので、治療の刺激量はやや軽めに治療をさせていただいています。
十人十色という言葉にもありますが、患者さまお一人お一人、感受性や自然治癒力がさまざまな為、初回の治療は控えめにせざるを得ません。
ですから、治療を終えてできる限り日にちを開けない状態を診せていただくことで、患者さまの自然治癒力や、鍼の効きやすさなどを診断することができ、予後の判定をする手がかりになりますので、どうしても2度は治療にお越しいただいております。急性期の病症であれば、2度の治療で治療を終える方もおられます。急性期の症状であればあるほど、治療回数は少なくなりますので、当院でも2度の治療で終了させていただく方も少なくありません。
但し、慢性疾患の方は数回の治療でというのが難しくなることが多いのですが、患者さまの自然治癒力によっては、慢性疾患の方も数回の治療で終了する方もおられます。これらの診断のためにも、初診からできる限り日にちを開けずにお越しいただきたいのです。
鍼灸治療に、副作用はほとんどありませんが、瞑眩(めんげん)といい、気の巡りが良すぎることによって眠気を催したり、だるさを感じられることがございます。これらの症状は決して心配していただくものではないのですが、鍼の効きやすいかたに該当しますので、次回の治療時に必ず仰っていただきたいのです。刺激量を調整して、患者さまにぴったりの治療を行います。
新患の患者さまには、必ずお伝えしているお話ですが、まだ鍼灸治療を悩んでおられるかたや興味を持たれている患者さまの参考にしていただければ幸いです。
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