こんにちは😊スタッフの上野です。
最近、昼間は暑いですね〜💦
雨が降って、そろそろ寒くなってくるかな……と思ったら、まだまだ秋晴れが続きそうです😅
さてさて。昨日、経絡治療にご興味のある鍼灸師の先生が、治療がてら見学にいらっしゃいました😊
見学にご協力くださった患者様。ありがとうございました!
そして、その時にお話を伺ったのですが、どうやら中医学の中に、「帰経」という考え方があるそうです。
「帰経」……?経絡と、どう違うの?
調べてみました。
帰経とは、食材が身体のどの部位や臓器に影響があるかを示したものです。
主に中医学を基本とした薬膳で使用される概念で、帰経は、生薬が五臓の「肝心脾肺腎」のどこに働きかけるかを考えます。
また生薬には、『引経薬(いんけいやく)』という特別な働きをするものがあり、引経薬は処方中の生薬の薬効をまとめて一緒に、経絡を通してある特定の部位に運んで(引っ張って)いってくれる役割を持っています。
例えば補血(ほけつ:血を補うこと)の方剤(漢方薬)「四物湯(しもつとう)」に、引経薬として明目(めいもく、疲れ目や視力回復の効能がある)の「菊花」をプラスしてみます。「菊花」は肝の帰経(肝経)を持つので、「四物湯」の薬効(補血)が肝経に引っ張られ、血虚の疲れ目・ドライアイにより一層効きやすくなります。
主な引用はこちら↓(気になる方はホームページを読んでみてください😊)
マイナビの薬読
https://yakuyomi.jp/knowledge_learning/chinese_medicine/01_028/
つまり。
経絡治療の経絡の考え方を、薬膳に取り入れたもの。
帰経=経絡ともいえそうな思想でした。
つまり、経絡治療では五味論を治療に応用します。
鍼灸を受けるだけでなく、
漢方薬や薬膳で、普段から口に入れるものに気を遣ってみると、
より健康に、過ごせるのですね😁
また1つ、勉強になりました✨
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