こんにちは😃今日も良い秋晴れの1日となりました。
今日は、置き鍼についてお話させていただきます。
当院では、画像にあるセイリン社のパイオネックスという円皮鍼を
必要な患者様にのみ使わせていただくことがございます。
こちらは個別包装されており、なおかつ滅菌済みで、かぶれにくいテープが使用されており
当院で採用させていただいております。
こちらの鍼、当院では0・6ミリのものを主に使用しており、鍼の長さは1ミリに満たないものです。
手関節などの部位には0・4ミリを使用していますので、血管を傷つけたり出血の心配をされる患者さまが時々おられますが、そのような心配はございません。
ところで、この鍼を使わせていただく患者さまは、ある一定期間持続して鍼の刺激があったほうが、
治療効果が上がることが予想される病症の患者さまのみとなります。
当院は、漢方はり治療を基本としておりますので、痛みなどの症状のある部位にこちらを使用するのではなく、目的とする経穴(いわゆるツボ)への治療効果を期待して使用するものになりますので、痛みのある患者さま総てに使用するものではございません。
経穴への使用ですから、身体がこの鍼の刺激が必要でなくなると、違和感やかゆみなどをお感じになることがございます。
これらの症状は、身体が鍼刺激はもう必要がないというサインになります。ですから、このような症状が出ましたら、速やかに外していただきたいのです。こちらの製品は、鍼がしっかりと土台に固定されておりますので、テープを外していただくと一緒に鍼も外れるようになっています。反対に、その刺激が身体にとって必要な刺激である場合は、違和感なくお過ごしいただくことになりますが、衛生上4-5日経過しましたら、外していただくようにお願いしております。
私たちのからだは、自分の身体を守るためにいろんな機能を備えています。これらの機能を最大限に活かす治療を目指しています。「からだの声を聴く」ことで、健康維持につながります。皆様のご健康をスタッフ一同お祈りいたしております。
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