くらしのタネ


原田 晴子
やきものやる日々

晴れの日

2013-11-17 | 日記

昨日はまさにそんな日。娘の小学校の生活発表会が朝からあり、

さすが一年生とあってステージの上ではっきりと”お芝居”をする

子供達。うちの娘も、さすが飲み会で「はるちゃんの声が一番ひびいてた・・」

とトイレ帰りの人々に言われるよく通る声を受け継ぎ、なんとも大きな声で

はっきりと舞台をつとめたのだ。

そしてもう一つ。午後からは上の娘の七五三。

三つのお祝いを数えの三歳でやったので、当然6歳の昨年やろうと思っていたのだが

昨年は祖母が夏になくなったりして、なんだかそんな気になれず今年にもちこしてしまった。

お天気もよく、絶好の着物日和。

ありがたいことに姉の7歳のときの立派な着物を母が取っておいてくれてあり、

それを着せる。私自身も母方の祖母は民宿の女将で、いつも着物を着ていたし、

着道楽で、子供の頃に祖母に和装店へ連れて行ってもらい、何度か

誂えてもらった。そんなこともあり、着物大好きであるのだが、姉はそうでもない。

同じ環境でもやはりそれぞれ違うモノである。

正直私より背の低い姉は、ウデを引っ込めなくては着れない着物の多い痩せぎす

(今は実はそうでもないけど)の私よりなんぼか着物が似合うと思うが。(恰幅もいいし。)

ま、ともかく久々に着られるチャンス。

前日からああんどれを着ようかと夢の中。普段は選ばないが、薄めの黄色に扇模様の

お召し。(ちがうかな?)以前アンティークマーケットで買った紫に近い朱色の、子供が

笛を吹いている刺繍の入った帯。顔は黒木瞳をご想像ください。

忘れちゃならねえ にしおゆき 氏の陶器の菊の帯締め。

奥様風。このへんだと気張って熱田神宮へ行く人も多いが、そこまではねえ・・・

と思い、インターネットで調べると案外近い半田市の亀崎港にほど近い 神前神社という

由緒正しい子供の神様を祀っているところがあった。

いわゆる参拝料というのか、拝んでもらって三千円。値段もかなりリーズナブル。

いいねえ・・というわけでここへ。

海は目前。なかなか大きいところで荘厳。

階段をがっつり登って高いところにそびえる

拝殿へ。

行ってよかった。

髪もきれいに裏の美容院でセットしてもらい、ご機嫌の娘。

やたらとすまして写真をとるので笑えたが、たあちゃんもポーズ!というと

さっとお手手をあげる。大物だ。

ここは菅原道真公を祀ってあり、学問の神様であった。三千円なのに

千歳飴ももらえ、お守りもついていた。いいではないか。

ちなみに虫封じも6月に行事があり、井戸覗きというものをやるらしい。

のぞいてみたいものである。

ともかく、上の娘の”子供の行事”は大体これで終了した・・と思う。

つつがなくやってやれたのではないだろうか。(自己満足。)

しかし着物姿の子は少なかったな。みんな写真館で写真撮って神社には洋服。

て感じなのだろうか。