台湾は2日目。朝から普通に7時前に起きてしまい、朝日が当たったら気持ちが
よかろうとカーテンを開けると、チェックイン時に「アップグレードしておきました。」と
囁いてくれたが、お部屋が広くなっていただけでなく、なんと素敵なテラスが現れた。
ここでこの日から太極拳をしたり、(毎朝しているわけでもないのに)帰ってきてビールを
飲んだり。そんなわけでじゅんちゃんを起こしてしまい、せっかくだから朝から市場へ
行ってごはんやらおやつやらを食べようと9時前にいそいそと出かける。
この日の予定は由化街(由に本当はシンニョウがつく)という漢方などの問屋街へ
漢方茶や、籠やらを見に行き、その後頂好という地元スーパーや、誠品書店(本屋だけど
そのほかにセレクトショップやCDショップ、レストランまである大手商業グループ)
へ行きたいね。と話していた。そしてこれは予約で押さえておいた九份への
バスツアーは4時半集合。
それまでさあ、どこまでできるか、何が食べられるか。
そんなわけで由化街(ティーホァジェ)へ。
普通はこんな町並み。
少し歩くとレトロな漢方薬問屋街へ。
まだお店が空いているところも少ないが、出す用意をしているところはすかさず
「ドライマンゴー・カラスミ ヤスイヨ」
と声をかけてくる。私のお目当てはそれではないのだ。
老爺の素食・・・・やだね。と話していたのだが
じゅんちゃんがちゃんと調べていた。素食はベジタリアン料理なのだそう。
そう言われてみると真ん中に卍が・・・・失礼しました。
我々のあさごはん。朝一でも結構ヒトが入ってるお店。
雨のそぼ降る中、オープンテラスの円卓(外のプラ椅子の机)でおかゆとトッピングは
指差しで小皿へ盛ってもらいお盆に入れていく。料金は後払い。
おかゆに入れる魯肉(真ん中の豚の八角煮みたいな感じ)・カリフラワーの炒め物
ほうれん草の煮浸し(味はちょい塩味くらい)・ゴーヤの味噌煮みたいなもの
ゴーヤは白ゴーヤだったので最初は麸かなと思ったが、食べて理解。
とてもいい感じの朝食。途中そのへんのおじさんが
「おかゆ おいしいですか?ははっは~」とにこやかに話しかけてくれたりした。
中国語はわからないが、日本人観光客もおおいし、漢字の看板なんかを指差してコレ!
とやるとわかってくれる。全く異国の緊張感なし。
でも一応男の人には「先生(しェンしェ~)」、女の人には「小姐(シャオジェー)」と
呼びかけるとぱっと動いてくれる。
それでもって、10時を過ぎてお店が開き出すとやっと活動開始。
かわい~と手に取ると日本製だったりして。
籠を買ったりいろいろしつつときはまた過ぎて昼時。
またもや別の屋台風店舗で、京都五条坂で知り合った台湾人のSisiyちゃんおすすめの
小吃 猪血糕という豚の血を固めたケーキ・・・という説明のあった小吃がたべてみたい!
というわけで探し出し、購入すると写真で見たものとは違う随分ダイナミックな
牛の舌?と思うようなでらんとしたものが串に刺されてにょろっと出てきて、甘辛のタレ
を付け、ピーナッツの粉を付けられ、香草を振られて紙に包まれてどうぞと渡された。
どんなもんかとドキドキしたがこれがうまい。
左の串にささっているのがそれ。
中央は排骨飯。日本で食べるのとはだいぶ違う。
野菜の炒め物もりもりの上に胡椒がよく効いた豚の唐揚げ。カリッとしててうまい。
てんこ盛りのご飯は多分自分でジャーからよそっていかなくてはいけなかったかも。
おじさんがいそいそと持ってきてくれた。
その後、蚤餅やら、芝麻球や、揚どーなつ・・・そんなものと一緒に一旦ホテルへ戻る。
そして休憩後また歩く歩く・・・・
地元スーパーが見つからずこ寒かったというのに息が上がり、やっと冷たいものでも・・・
という気になり、また食べる。
豆花(まさに豆乳の濃い豆腐)に仙草(薬草のゼリーかな。苦味もなくチュルンとした口当たり)
花生(ピーナツを甘く煮てある)、赤豆(あずきだった)を私はトッピングにチョイス。
これに黒蜜がかかってる。結構量が多いのにしつこくなく美味しい。
こちらの人はハトムギなどの雑穀やマメ類をよく食べるんだな~と関心。
そしてこんなに書いてもまだ4時集合の九份観光はまだまだこれからなのである。
仕事せなあかんので明日に続く。