国民保養温泉地

温泉地であれば、
いずれも保養に利用されているようですが、
数多くの温泉地のうちでも、
温泉利用効果が十分期待され、
かつ健全な温泉地として、
優れた条件を備えている地域を、
国(環境省)は「国民保養温泉地」として指定してきました。

現在までに全国で９１地域が指定されています。

栃木県では日光湯元温泉(昭和２９年１０月１１日)、
板室温泉(昭和４６年３月２３日)、
の２ヵ所が指定されています。

その２ヵ所とも私の好きな温泉地で度々温泉浴に利用しています。

日光湯元温泉は濁り湯が主体の温泉地です。

板室温泉は無色のアルカリ性単純温泉地です。

半身浴

浸かる身体の部分による入浴法

みぞおちより下の部分が浴槽につかる入浴法です。

胸が水圧から解放されて、
心肺にかかる負担が少なくなります。

全身浴で入浴するよりは、
体温の上がりは遅いのですが、
長時間入浴すれば、
下半身で温められた血液が、
循環して全身をゆっくりと内側から温めていきますので、
長めに入浴することをお奨めします。

冬の間など、
上半身が寒く感じるときは、
浴槽のお湯を肩から掛けるなどして調節します。

横臥湯(寝湯)

浸かる身体の部分による入浴法

浅い浴槽に横たわり、
首から下を温泉につけ、
ややぬるめの温度で２０～３０分ぐらい、
寝た状態で入浴する方法です。

リラックスした気分になれるので、
鎮静と睡眠の効果が期待できます。